表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
異世界最強の自宅警備員  作者: 親交の日
第九章 パクス・ドラゴニア
126/140

9-11 点と線の戦略

半ば忘れられていた人物が登場します

 



 ーーーリャンオクーーー


 あたしはオリオン様にお願いされて、帝国軍の道案内をしている。華帝国をスムーズに移動できるようにするためらしい。だから、そこで育ったあたしに道案内を任せてくれたんだ。

 まずあたしたちはミーポーにやってきた。兵隊さんたちが小舟に乗って上陸。街をあっという間に陥落させた。県令様のお屋敷を召し上げて、司令部が置かれる。


「イ殿はこちらをお使いください」


 従卒の兵隊さんが部屋に案内してくれる。あたしには、県令様のお屋敷の一室が与えられた。これはオリオン様が『佐官待遇』をするように、と軍へ命令しているから。でもまさか、ひとり部屋を与えられるなんて。しかも個室。県令様のお屋敷だから、内装も豪華だ。でも、すぐに発たなければならないのが残念。

 その日は休みになったけど、翌日から慌ただしく動く。まず、司令官が作戦会議を開いた。あたしも出席する。


「基本的な作戦計画はこうだ。まず、我が軍の最大目標は、華帝国の大動脈である二つの大河ーーファンフーとチャンチアンとをつなぐ運河の入口にある街、ウハンだ」


 そう言われると、軍人さんたちは一斉に頷いた。


「その後は運河を遡上してファンフー流域の諸都市を占領。一気にタートへと雪崩れ込む」


「それは、チャンチアン流域の攻略でも同じでしょうか?」


「その通りだ」


 ひとりの軍人さんの質問を、説明していた軍人さんは肯定する。


「占領した都市には、治安維持などの観点から一個大隊程度の守備隊を置くことにしている。だが、仮に敵軍が攻めてきた場合、防御する必要はない。撤退せよ。ただし、ミーポー周辺はその限りではない」


「「「はっ!」」」


 軍人さんたちは了解して、作戦会議が進められる。……って、いやいや! 待って! せっかく占領した街を簡単に放棄するなんてあり得ない! でも、素人のあたしが口出しするのもよくない。……勉強しないと。


「本作戦は船での移動が基本となる。移動中、街への上陸時には海軍の艦艇が援護してくれることになっているので安心してほしい」


「船が川に入るのですか?」


「その通りだ。川というが、実態は海や湖にのように広い。それは岸辺から対岸が見えないほどだという。そうだな、イ殿?」


「は、はい」


 びっくりした。急に話を振らないでほしい。


「というわけなので、大型船は無理だが、小型ならば進入が可能だ」


「なるほど。心強いです」


「他に質問がある者はいるか?」


 訊ねましたが、誰もいない。ならばということで、話は次に進められる。真面目に聴くけど、全然わからなかった。やっぱり勉強しないといけない。帰ったら……いや、今すぐに。そんなことを思っているうちに、会議は終わりにさしかかっていた。


「最後に配置を発表する。軍は左右両岸を同時に攻略していくため、左軍と右軍に分けてている。左軍の第一陣は海兵第一旅団。第二陣は第七師団、第三陣は第四師団。右軍の第一陣は海兵第二旅団。第二陣は第二師団。第三陣は第八師団ーー以上の担当とする」


 という声を最後に会議は解散となった。……あたしはどこに行けばいいの? そういえば聞いていなかった。慌てて司令官に訊きに行く。


「失礼。イ殿は、第二師団に随伴していただきたい」


「わかりました」


 第二師団ーーアダルバート中将の部隊か。あとで挨拶に行こう。


 ーーーーーー


 第一軍による華帝国侵攻は順調。あたしが随伴している第二師団は、右岸の第二陣。つまり、第一陣が攻略した街に寄っているだけなので、ほとんどやることがない。だから兵士たちも、当番でない者は自由に動いていた。


 そしてあたしは、師団長ーーアダルバート中将に戦術を習っている。きっかけは、なぜ街だけを攻略するなんて作戦をとっているのかと質問したこと。そこからどんどんと戦術の話になっていった。あたしが興味を持ったという理由もある。


「点と線ーーという考え方が、この作戦の根本だ」


「点と線? どういうこと?」


「点を二つ打って、その間に線を引けば、二つの点はつながるだろ? その考え方を、戦争に持ち込んだんだ。街を点、川を線に見立ててな。ところで、軍隊に最も大切なものは何だった?」


「えーっと……補給」


「そうだ。この線は、補給線を表しているんだ。点は拠点だな」


「なるほど」


 それが点と線なんだ。


「でも、どうして守らないの? 点が消えたら線も切れるのに」


「いい質問だな。たしかにせっかく奪った場所を、みすみす敵に渡してしまうのは惜しい。けどな、合理的なんだ。今、華帝国がどのような状況かは知っているよな?」


「はい。西からモルゴとイディアが攻めてきて、その対応に追われていると」


「そうだ。東を攻めていて、兵力はそちらに集中している。その隙を突いて侵攻したわけだ。華帝国は慌てて東へ向けるはずだった戦力を西へ向かわせた。その結果、今度は東が手薄になっている」


「その隙を突いて、竜帝国は攻め入ったんだ!」


「わかってきたじゃないか」


 アダルバート中将はニヤッと笑った。あたしも釣られて同じように笑う。


「周辺地域をゆっくりと占領していたのでは時間がかかりすぎる。だから、川を利用して移動速度を上げ、沿岸の街を占領することで、占領する場所を少なくしているんだ。できるだけ深くーーできれば敵首都に到達する。それが点と線の戦略をとる理由だ」


「そういうことなんだ……」


 考えることが多すぎて混乱しそうになるけど、なんとか理解した。


「それと、兵力差の問題もあるな。守備側は有利だが、兵力は華帝国が圧倒的に上だ。重厚な防御陣地を構築できればまだなんとかなるが、占領して間もない場所は、住民反乱が起きやすい。いくら守りが堅くても、正面から敵軍、後方から住民に襲われたらひとたまりもないからな」


 本当に色々考えられてる。それが、前にオリオン様に食べさせてもらったお菓子ミルフィーユのように重なり合ってるんだ。


「あらゆる可能性を検討し、そのなかから最良の方法を選ぶ。その決断が、指揮官の仕事だ」


 アダルバート中将はそう誇らし気に言った。


「あたしにできるかな……?」


「大丈夫だ。お前さんは筋がいい。それに、ここで悩めるところは、いい指揮官になる証だ」


「どうして? 決断するのが指揮官の仕事なんでしょ?」


 なら、うじうじと悩んでいるあたしはいい指揮官にはなれない。そういうお話だった。そう言うと、アダルバート中将は首を振った。


「それは違うぞ。決断することと、即断即決することはまったくの別物だ。指揮官だって人なんだ。悩むことは多い。まして、戦争は人の命を預かっているんだからな。だが、指揮官の多くは兵士をゲームの手駒のように考えている。だからこそ無茶な命令が出せるんだ。兵士と共に在ることのできない指揮官は、いい指揮官にはなれない。それがワシの信念だ」


「……ちょっと自信がついた。いい指揮官になれるように頑張る」


「頑張れよ、嬢ちゃん。皇帝陛下のためにな」


「べ、別にオリオン様のためじゃーー」


 何を言ってるんだろう、中将は。そ、そんな邪な理由じゃない。あたしは反論するけど、アダルバート中将はカラカラと笑うだけだ。


「いいこと教えてやるよ、嬢ちゃん。皇帝陛下が名前で呼ぶことを許しているのは家族だけなんだぜ?」


 たしかにそうだけど、それは娘枠であって……。今のままは嫌なんだ。でも、あたしには特技もない。だから軍人として少しでもオリオン様のお役に立って……はっ!


「そんなことはいいですから! もっといろんなことを教えて!」


「はははっ。いいぞ。ワシも弟子ができたみたいで楽しいからな」


「楽しいって、あたしは真剣なの!」


「わかってるわかってる」


「わかってない!」


 そんな言い争いをしつつ、アダルバート中将には本当に色々なことを教えてもらった。このときの教えが、この先あたしの人生でどれだけ役に立ったかは計り知れない。アダルバート中将は、間違いなくあたしの師匠だった。

 そうこうしているうちに、肝心のチャンチアン流域攻略戦は最終段階ーー最大の要衝ウハン攻略ーーにさしかかっていた。これには第二師団も最初から参加することになる。

 精鋭と名高い海兵師団は、これまでも単独で諸都市を攻略してきた。それによる消耗と、ウハンの防備がある程度整っていることが事前偵察によって明らかになり、海兵師団は単独での攻略を断念。後に続く左右岸の第二陣(第二師団と第七師団)の参加を要請した。


「我が師団は右翼の担当となった。ウハン周辺には急増の守備陣地が構築されており、そこに籠もる兵力は民兵含めて十万に上る。単純計算で三万少しの敵と交戦することになる。決して油断するな」


「「「はっ!」」」


「……とはいえ、馬鹿正直に真正面から突っ込むことはない。諜報部から市内で暴動を起こし、攻略を支援するとの申し出があった。我々はこれを受諾し、合図である火の手が上がると同時に突入だ」


 何の工夫もないオーソドックスな攻め方。しかし、内乱を起こすことによって成功率を飛躍的に高めている。敵の都市に味方を作るなんて、昨日今日でできることじゃない。ずっと前から準備していた……!

 あたしは、オリオン様の用意周到さに身を震わせる。あの方はどこを、何を見ているのだろう? 頼もしく感じるとともに、心底恐ろしくも思える。


「凄いよな、我らの主人は。ま、それを言うと『危機管理は国家を預かる者として当然の行為だ』なんて答えが返ってくるんだが」


 アダルバート中将は苦笑した。あたしも、オリオン様ならそう言うんだろうなと思って苦笑した。それでも褒めると、今度は『部下たちが優秀なんだ』って言いそう。

 そして、翌日の払暁。第二師団は武装を整え、ひっそりとそのときを待っていた。必要なこと以外は話さず、動かず、ひたすら待ち続ける。遠くから見れば、あたしたちの陣地は眠っているよう。まるで人気がない。その証のように、野生動物が入ってきている。

 そんな光景に和んでいると、あちこちで抜剣の微かな音がした。空を見れば、まだ夜の残滓が残る空に、朝焼けより赤い火の手が上がった。あれは、襲撃の合図! 直後、士官たちが一斉に立ち上がる。彼らは特に意識したわけではないはずなのに、同じタイミングで抜剣し、同じタイミングで白刃を頭上に掲げ、同じタイミングで振り下ろし、同じタイミングで叫んだ。すなわち、


「「「突撃ッ!」」」


 と。あたしはひとつの芸術を見ているようだった。これだけ揃った動きをできるのは、もはや芸術の域に達している。あたしは、心の奥深くが揺さぶられるのを感じた。そして、敢然と敵に立ち向かう兵士が、彼らをまとめる指揮官が、指揮官をまとめる将軍が、眩しく見える。自らもこうなりたいーーいや、なる! あたしは誓った。

 そうこうしているうちに、騎馬の伝令兵がやってきた。


「報告! 第一大隊が、敵陣地の奪取に成功しました!」


「うむ。それで、どう動いている?」


「はっ。戦力再編のため、第一大隊は同地に残留。代わって後続の第二大隊が前進しています」


 先鋒の第一大隊は損害も大きいから、残置するのは妥当な判断ーーアダルバート中将はそう判断したみたい。


「各隊に通達。今回の目的はあくまでもウハン周辺の防御陣地を奪取することである。勢いそのままに街の攻略にかからぬよう、改めて通達せよ」


「はっ!」


 伝令はアダルバート中将の言葉を受け取ると、馬首を巡らせて前線へ戻っていった。しばらくして、防御陣地にいる残敵の掃討が終わったとの連絡がもたらされる。それを聞いたアダルバート中将は、


「司令部を動かすぞ」


 と言って馬に乗り、前線へと駆けていく。あたしもオリオン様から賜ったウラヌスに飛び乗って続いた。

 防御陣地は戦闘が終わったとはいえ、その痕跡が生々しく残っている。死体、血痕、武器、破壊された施設……。これらを第一大隊の兵士たちが片づけていた。


「顔色を変えないな。嬢ちゃんは慣れているのか?」


「うん」


 アダルバート中将の問いに、あたしは頷いた。

 貧民窟スラムでは、人死なんて日常茶飯事だ。多いのは餓死だけど、殺しも少なくない。あたしは人を殺したことはないけど、その現場を目にしたことはあるし、ときには日銭を稼ぐために片づけをしたこともあった。凄惨な光景を見て嫌悪感を覚える段階は、もう過ぎてる。


「強いな、嬢ちゃんは」


「違う。ただ汚いだけ」


「はははっ。汚いか。たしかにそうだ。ワシら軍人は、皆汚い。だがな、それも世の中には必要なこと。何も恥じることはない」


「……そう」


 アダルバート中将はそう言った。その言葉に、あたしは少し気が楽になったような気がする。


「ところで嬢ちゃん。話は変わるが、剣は使えるか?」


「? 一応使えるけど……」


 戦場に出るにあたって、オリオン様やシルヴィア様に鍛えていただいた。自分で言うのもなんだけど、それなりに戦える。はず。多分。


「そりゃ良かった。なら、ひとつ頼まれてくれないか?」


「いいよ」


 色々と良くしてくれているので、あたしは引き受けることにした。後になって、話をよく聞いていればと後悔することにはなったけど。


 ーーーーーー


「ーーというわけで、本日から第七小隊の隊長になりましたイ・リャンオクです」


 居並ぶ部下たちを前に着任の挨拶をする。防御陣地攻略の際に戦死した小隊長に代わって、あたしが大尉に野戦任官されて小隊を指揮することになった。なぜこんなことになったかというと、アダルバート中将の申し出を安請け合いしたから。……あたしのバカ!


「よろしくお願いします、隊長」


「「「よろしくお願いします!」」」


 隊員たちは声を揃えて応えてくれるも、信頼とかそういう感情がないことはよくわかった。どこか余所余所しい。あたしも壁の存在を感じて、必要なこと以外は話さなかった。

 そういう日が続くとなんだか息苦しくなり、オリオン様になんとなく事情を手紙に書いて送った。すると数日後、返信が届けられる。


「……『学問に王道なし、というが、信頼もまた同じ。築くのは難しく、壊すのは一瞬である。まずはそのことを心に留めておいてほしい。その上でいえるのは、何事も小さなことからコツコツと積み重ねること』か」


 小さなことからコツコツと。あたしに何かできるだろうか? オリオン様の返信の内容に、あたしは頭を悩ませた。そんなとき、隊員があたしのところに駆け込んでくる。話を聞くと、隊員と住民のトラブルが起こったらしい。あたしは思考を中断して、トラブルの対処に向かった。


「お客さん。おかずを買ってもらわないと困るよ」


「金は払っただろ!」


 現場に到着すると、兵士と露店商とが言い争っている。でも、会話が噛み合ってない。とりあえず争いを止めて双方に事情を訊く。すると、おおよその背景がわかった。

 兵士はパンを買って食べようと、露店をやっている住民の店に寄った。そこでパン(実際は小麦粉を練って焼いただけでパンとは違う)を買って店を出ようとした。それを店主が止める。このパンもどきは本来、他のおかずと一緒に食べるもの。だから、おかずとセットで買うのが一般的だ。だからそれ単体では売っていなかった。止められた兵士は金を払ったのになぜ止めるのか、と怒る。店主は兵士が怒っているのはわかったし、事情を伝えようとした。けれど、言葉の壁があって伝わらない。たったそれだけのお話だ。


「ーーというわけ」


「そうだったのですか……」


 あたしは兵士に事情を話し、納得してもらう。その後、兵士は謝罪してちゃんとおかずも買って行った。あたしも迷惑をかけたことを謝罪する。オリオン様から、謝るべきときには謝れと言われていたから。


「隊員がご迷惑をおかけしました」


「ああ。もういいよ。兵隊さんにも謝ってもらったしね。あんたたちは礼儀正しいな。ウチの軍とは大違いだ」


 店主はそう言って笑う。彼にも許してもらえ、事件は円満に解決した。

 この件で改めて現地の言葉をわかる人間が少ないということに気づかされる。オリオン様は華帝国への侵攻にあたって、華帝国を話せる人間をでき得る限り確保した。外務省や商人からも人員を提供してもらったけど、大隊につきひとりを配置するのがやっとだった。

 そのためトラブルが絶えないし、あたしも度々仲裁に駆り出された。アダルバート中将に訊いても、こういう言葉の違いによるコミュニケーション不足から発生したトラブルは多いという。

 だからあたしは小隊の隊員たちに、華帝国の言葉を教えることにした。まずは挨拶から簡単な日常会話を。加えて常識も教える。オリオン様にそのことを手紙で伝えると、賛成のお言葉とともに標語が添えられていました。曰く、『郷に入りては郷に従え』と。異国の地に入れば、現地の風習に従えということだそうです。今回の話にピッタリだとおもいました。


「隊長。ここなんですがーー」


「この場合は……」


「隊長!」


「はい」


「隊長。こちらもお願いします」


「は〜い」


 隊員たちからは質問の嵐で大変。でも、少し距離が縮まっている気がする。それは授業後に、


「隊長! お昼、ご一緒にいかがでしょうか!?」


「ずるいぞ! 俺が誘おうとしてたのに!」


「早い者勝ちだ」


 こうしてお昼に誘われることも多くなった。前はアダルバート中将たち司令部の人としか食べなかったから、大きな変化だ。


「おう、嬢ちゃん。元気か?」


「師団長」


 みんなで食べようと提案していると、アダルバート中将がやってきた。そろそろ『嬢ちゃん』と呼ぶのは止めてほしい……。そんな苦言は、すぐに吹き飛ぶ。


「お前さんに客人だ」


 アダルバート中将がそう言って紹介したのは、あたしがよく知る人物だった。


「オリーーシゲル様!」


「リャンオク。久しぶり」


 アダルバート中将の横でにこやかに手を振るのは、外交官シゲルに扮したオリオン様だった。




後日、章立てを変えようと思っています(八章を分割します)。閲覧する際に乱れているかも知れませんが、その際は作業中だと思ってください。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ