天界
今回ではまだ異世界にはいきません。
「いててー、ここどこだ?確か俺はバスに乗ってたら事故にあって、それ以降の記憶がない。」
「ここは、ぞくにいう天界というところですよ。」
「ん、今のは誰の声だ?」
「こっちですよ、こっち。」
そこには、白いひらひらでいいのかこれ?まあ、そんなような服に身を包んだ女性がいた。髪は白色、体型は普通だが、すごく可愛い。
「実際に言われてみると照れますね。私はあなたの世界でいう女神という奴です。あなたあの事故で運悪くなくなってしまいました。それでここ居るわけです。」
なるほど、俺はあの事故で死んでしまったらしい。ん、ということは・・・
「俺って今は魂だけの存在なの?」
「一応今は仮の肉体を与えてますが、まあそういうことです。」
そういうことなのか。ふーむ。
「あの死んでしまったのに結構落ち着いてますね?」
「ん、ああまあやりたかったことも一応達成した後だしね。あんまり驚いたりはしないかな。そういう系の本も読んでたし。」
「そうですか。おっほん。それでは今からあなたに二つの選択肢があります。一つは別の人として元の世界に生まれ変わるか、異世界に転生するかです。あ、もちろん元の世界に戻るのなら記憶は全て消させていただきます。」
「異世界で。」
「即答ですか。」
「その代わりひとつお願いがある。」
「はい、何でしょうか?よくあるチート的能力ですか?」
「それも欲しいけど、違う。デュエルマスターズのある世界に転生したいんだ!」
「はい?」
「いや、だからデュエルマ「言ってる意味はわかりますが、デュエルマスターズって何ですか?」
「僕が元の世界でハマってたカードゲームです!」
「なるほど、つまりそれがある世界に転生したいと。」
「そういうことです。」
「ちょっと探してみますね。うーんと・・・」
異世界ってそんなにたくさんあるのか・・・
「あ、ありました!普通の異世界では、魔法や剣やらでモンスター倒してくんですがデュエマで戦っている異世界が。」
「言ってみたものの、意外とあるもんですね。」
「そこは御都合主義で。」
御都合主義でいいんだ。
「じゃあ、これからそこに転生させますんで何か質問あるなら今のうちにお願いします。」
「わかりました。」
んじゃ、まずこれから・・・
次は質問会です。