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月下の一群

若冲

作者: 濱野乱

深き曙、啼かせたい。

星屑を蒔こう、夢は覚めない。

深き曙、甘い後光が指す庭、鬼神にも似て


仏おわすお庭、釈迦如来、法華経を囀り

舌先三寸 九十九折 雀らしく


深き曙、啼いておくれ。鳳凰如何に問わず。冠頂くその頭上。


朝にニ羽昼にニ羽晩にニ羽。絞める縄は一本足りて。

深き曙啼いてはくれぬか。


深き曙日暮れに触れる。冠いとしゅうてならぬ。あさきゆめみし。


冠切らす頃には、寺に詣でる支度をする。

深き曙お前に会う支度をする。



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