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詩集

空模様

作者: しのぶ

すみれ色した夕空に

さし渡したる雲のはし

差し込む光は金色に

染め上げて行く空のはし


あかつきを見る事もなく

あけた日のみを見るものの

あの麗しきあかつきを

いつか見たいと思うもの


日が中ほどに達すれば

日を眺めるはかたいこと

降り注ぐ日に目を伏せて

ひそかに思う過ぎしこと


暗く曇った夜の空

隠れて星も見えはせぬ

この悲しみももろともに

隠してくれと思わせむ


時の巡りは早くとも

たまっていくのも早かった

年の巡りは遅くとも

止まってくれはしなかった

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― 新着の感想 ―
[一言] 読んでいて、なぜか心地いい思いがわいてきました。 最後の4行には、考えさせられました。 空模様で私もひとつ描いてみてもいいでしょうか。 (見えない空の黒い部分に、なるべく目立たぬように、…
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