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居酒屋なみのり  作者: マメ
居酒屋なみのり2

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12話 〜ワタシは最強〜


いやぁ、よかった良かった!


こんなに引き継ぎがすんなりいくと、また呑みに来ちゃうね?



チリン、チリン、


「やってる?」


なんつって〜、はは。


ん?何だコイツら?


「だから、オメェが話し違ェんだろ?」


「は?そっちだろ、俺はちゃんと言ったじゃねえか?バカだろ?」


おお?喧嘩と祭りは俺の好物ってかぁ?


て、おいおい、俺もいい歳だぞ?


おいっ!俺ー、俺おいっ!



「で、何やってんの?アイツら」


「あ!?店長、いいとこに来た」


ん?俺待ちだったのこの店まさか?


「もぉ、何なんですかぁあの人たちぃ?」


「いや、ノリちゃんたちが知らなきゃ俺も知らないよ、モエちゃん」


そりゃ当たり前っ!


「て、きっしーこんな時でも寝てるし」


「きっしーさんは、ちょっとおじいちゃんだから眠いんですよぉ」


あ!?ちょっとって、気を遣ったのねモエちゃん。



「だったら、やってやろぉかぁ?」


「おお、上等だぁやってみろよ?」



「ノリちゃん、瓶まだ?瓶」


「え!?殴るの?」


「はぁ?呑むんだよぉ!」


「ええ、こんな時に?」


「いやいや、居酒屋に来たんだし」


ふーん、アイツら黙らせれば、呑めるのかぁ?


「兄さんたちぃ」


「はぁ?何だオッサン?」


「まだ続ける?それ」


「あ”!?オメーに関係ェねぇだろ?」


「おお、すっこんでろよっ!」


「ふーん、俺にそんなこと言っちゃうんだぁ?」


「……」


お?少し大人しくなった。ほんのちょっとだけど……


「で、君が何くん?て、そんなの面倒臭ぇから要らねえか?」


「何だコ……」


「辞めろよ」


「じゃ、こっちがAくんで、君がBくんで良かった?……あ、ダメ?」


「あ、いや、いいです。それで、どうぞ」


「どうしたんだよぉ?」


「いいから黙れよっ」


ん?ホントにどうしたんだ、この子は?



「あ、いや、みなさんすみませんでした?お騒がせしまして……お前もホラっ」


「え?あ、ごめんなさいみなさん」


よしよし、素直が1番。


「ねぇ、どうしたの?アンタ急に」


ん?ピンちゃん何してんの?


「ええっ!?あの人がぁ?」


何だチラチラこっち見て?



「じゃ、すみませんでした。今日は」


「失礼しまーすっ」


「ありがとうございました」


チリン、


「で、何だったの?ピンちゃん」


「え?ああ、祭りでね店長を見たことあるんだって、さっきの彼」


「は?そんで?」


「お祭りって時々荒れる時が……」


「エェッ!!」



何で、みんなでこっちを見るのか?


つーか、お礼にいいんだよ、ビール出してくれても?


前に確かぁ?お礼のビールを減らされたことあったしなぁ……



「いやぁ、あの人そんなに凄いんですね?今度から、辞めて下さいよぉ〜て揶揄うの辞めよっ」


うーん、なんか聞こえたけど、モエちゃん辞めてね?おじさんを揶揄うのはもう、、、



て、あれ?もうビール無いや?


「ノリちゃんっ」


「は、はいっ!」


「どしたの?ノリちゃん気をつけして?」


「はい?いえ、接客を改めようかと思いましてぇ」


ん?なんか変だよ、ノリちゃん。


「ははは、もうアンタ辞めなよ?似合わない。はい店長ビール」


「ナミちゃん、何なの?ノリちゃんは」


「ええ?怖くなっ……」


「ナミ煩いっ、黙ればぁ〜かっ」


「あ?ノリっ!コラっ!!」


何やってんだか?もうこの2人は?




て?あれ?


「ナミちゃん、コレ、、、俺はやきとりタレじゃないよっ」



「あっ?すみませんっ、店長……様っ」



て、ナミちゃんまで、、、ねぇ?


「ちょっと、みんなこっち来てよっ!」



「何ですかぁ、店長煩いっ。静かにできないんですか、あなたは?」



うわぁ、きっしー最強っ!




   

             完


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