7話 〜鬼のモエ〜
ふ〜ふ〜ん、ふ〜ふ……こんばんは。
この軽さはモエだろ?と思ってくれましたぁ?
昨日はちょっと来られなかったので、今日はなんとなぁくウキウキしていますっ。ビシっ!
でも意味もなく、そぉ〜とドアを開ける私がいたりして……
「おお、来たきた」
「て、もぉ?マスター気づきすぎぃ」
「気づかなかったら怒るじゃん」
もぉ、そうなんだけどぉ〜。
主役サプライズしたかったのにぃ。
何が主役かって?
それは、、、
「モエ、誕生日おめでとぉ〜」
わああああ、みなさんありがとうだよぉ〜ホントにぃ。
思えば、札幌から1人で出て来てから、過ごした孤独な日々……
ま、本当は、20歳になって越して来て、すぐココを見つけたけどね。
すぐっ!
曲がってすぐ!
みたいな看板か?
私は。
「ホントにおめでとうね。22歳かぁモエも」
「はい、アレ……ナミさんも2月ですよね?」
「そうよお。まだまだ、ずぅ〜と先の話だけどね!分かった?」
あ、はい。何か……ごめんなさい。汗
「でも昨日来なかったてことは、どっか行ってたの?前夜祭やろうかって、キョウと話してたのにね?」
「そうよぉ、ねぇマチダも楽しみにしてたのに……」
あ、本日はご欠席で……ふむふむ、今日にして正解!
「いや、昨日は別でお祝いしてくれるて人がいて……」
「ええ!?まさか男?男?」
アンタは何人男が欲しいんだ?
アサミさんよぉ。笑
「いや、まあ……でも、何かぁ?」
その人は、別に好きな人でもないですしぃ。
「え!?ちょっとぉ、モエちゃん!私を置き去りにっ」
「アユミちゃん、アユミちゃん?おーい、おーい」
て、あハハハ〜。
行っちゃってるぅ!?
ミナちゃんは手を振って、アユミちゃんを起こそうしているのか?
現実に呼び戻しているのかっ?
「ジロっ、潰すっ。モエの幸せは全部っ!」
えぇえっ!アユミちゃんてそんなキャラだっけぇ〜?
しかも、口に出してジロって言ったよぉ〜、怖いヨお〜。
「つーか、本当は昨日が誕生日で、今日はフェイクなんじゃないのか?モエ」
そ、そんなマスター、何でそんな容疑を……
「ジロっ」
またぁ〜?アユミちゃん、、、
「免許証を見せなさぁい!」
婦警さんキャラだったよぉ〜、今日のこの人はぁ。
「あなたには、私を置き去りにした容疑がかかっています」
「ハハハ、アユミちゃん目がしんけーん。怖いんだけどぉ〜」
「だまぁれ、リア充めっ!めっ!べぇ〜だっ」
ははは、やっぱ可愛いわ、このお姉ちゃん好き。
しかし、免許証はきっちり見るのね?あなた。
「ええぇーっ!」
何、何、何?
「ちょっとモエちゃん!」
「はい、アユミお姉ちゃん」
「いつからあなたのお姉ちゃんになったの私。でも可愛いから許す」
「え?でも裏切り行為発覚中よ?モエちゃんは」
「そうだった。妹候補は抹殺!」
ええ?候補を取り消しってこと?
それとも私の命ぃ〜?
てゆーか、アサミさん余計なこと言わないでよぉ〜。
もぉ〜。
「だからねえ、アンタ……誕生日一昨日なんだけど?」
「え?嘘っ、、、だって今日は2月の1日じゃあ?」
「3日よ3日。節分の日!」
ええ、なんでぇ〜?
「おいナミ、豆持ってこい豆」
「はいこれ、ノリちゃん」
うわぁ女将さん笑ってるぅ〜。
みんなも顔を見合わせてぇ……
「せーの、モエはー外っ!モエはー外っ!」
「お前への誕生日プレゼントはこの豆だわっ!」
マスターぁ〜、、、そんなぁ
完




