かんな達の冒険! モンスター爆発!?
無理!
かんな達の冒険! モンスター爆発!?
かんなたちは、いよいよ冒険へと出発した。
空は雲ひとつない快晴――その代わり、日差しがジリジリと肌を焼いてくる。
「うっ、暑っ……! まあ、雨よりマシか」
そう思いながら、かんなは顔を上げてぐっと拳を握る。
「さあ、出発しよう!」
そのかけ声に、りゅうとが少し前に出て尋ねる。
「まずは、右と左、どっちだ?」
「たしか……右!」
かんなが言うと、その道の先には森が広がっていた。正解だったらしい。
(……というか、ティアムさんの訓練場所ここなんだけど、なんでたしかって言ったんだろ、私)
自分の発言にツッコミを入れつつ、三人は森へと進んでいく。
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道を進む途中、木々の間からガサリと音がした。
現れたのは――ラナコル。
電気属性を持つモンスターだ!
(ラナコル……攻撃は電気系。弱点は……あ、そんなこと考えてる場合じゃない!)
「やりますか! 泡刃連咬!」
かんなが杖を構えると、水泡がポンポンと音を立てて宙に浮かび、30〜50個の泡が一斉に飛び出した!
「オーッ!!! グアー!!」
ラナコルは悲鳴を上げて地面に崩れ落ちる。
「よっしゃー! 討伐完了!」
かんなはうっかり気が早って、ラナコルが完全に沈む前に駆け寄ってしまった――その瞬間。
「バコーン!!!!」
轟音と共に、眩しい閃光が走った!
「うわっ……痛っ!! ゲホッ、ゲホ……!」
モクモクと立ち込める煙の中、かんなは膝をついて咳き込んだ。
「……行けっ!」
りゅうとが素早く剣を振るうと、風のような斬撃が煙を一掃し、澄んだ空気が流れ込んだ。
「助かった……。ありがと、りゅうと。っていうか、今のなに!?」
「そういう魔法じゃなかったクロ!?」
クロも叫ぶ。かんなは首をひねりながら、慌てて魔法図鑑を取り出す。
「そんなはずないと思うんだけど……あったあった!」
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#### 魔法名:泡刃連咬
属性:水/中距離連撃・視界妨害(レベル2.5〜3相当)
効果:
術者の周囲に展開された30〜50個の水泡が、高速で浮遊し、任意のタイミングで破裂。
破裂時に刃状の水圧弾を発射し、連続してダメージを与える。
さらに、水泡が弾けた際に生じるミストで視界を遮り、敵の回避力を下げる効果もある。
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「やっぱり、爆発なんて効果はない!」
「おかしいクロね……」
クロが首をかしげていると、りゅうとが腕を組んで言った。
「水に、電気系のモンスターが触れたから……爆発したんじゃねぇの?」
「それだー!!」
かんなはぽんっと手を打った。
そう、電池に水がかかると危ないように――電気タイプのラナコルに水の魔法をぶつけたことで、予想外の反応が起きたのだ!
こうして、まさかの爆発騒動は水 × 電気の危険な組み合わせだったことが判明。
かんなたちはひとまず安全を確認し、再び森の奥へと歩き出した。
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次はどんなモンスターと出会うのか、それとも、クロがまたやらかすのか――
冒険は、まだ始まったばかり!
無理!




