かんなの魔法をたくさんしているとみんなも、、、
はい、こんばんは!
ポテクロkaです。
今回はかんなの魔法のシーンですかね。
でもティアムさんもクロも、、、!
でもりゅうとは、、、と言う感じです。
今回は魔法のお話なので一緒に呪文を覚えよう。
かんなの魔法を見せる時
クロとりゅうとは、かかしバトルを終えた。見事にりゅうとが勝利したけれど、魔法タイプのかんなは直接戦えない。
そんなかんなに、りゅうとが提案する。
「なあ、かんな。お前の魔法、見せてくれないか?」
「クロも見たいクロ!」
「え、え? そ、そんなに言うなら……わ、分かったよっ」
かんながそっと構え、呪文を唱える。
「雷閃の鎖陣!」
「ドカーン! ビリビリッ!!」
一発目はりゅうとの足元の地面に、次はクロ、そしてティアムさんの周囲に雷撃が走る!
ティアムさんは軽やかにステップ。
「おっと、危ない」
しかしりゅうととクロは――
「痛っ! 地面に雷落ちたんだけど! ビリッときたぞ!」
「跳ね返ってきたクロ! 毛が逆立っておもしろクロ~!」
「って、痛くなかったの!?」
驚くかんなだったが、すぐに次の呪文へ切り替える。
「蒼穹圧葬!」
これは単体攻撃。狙ったのはりゅうと!
「ちょ、痛っ!? しかもなんか濡れてるんですけど!? うわ、寒っ!」
「や、やりすぎた!? ほら、コート着なよ」
りゅうとは震えながらコートを羽織る。
それを見ていたかんなはふと目を輝かせる。
「これは使える!……弱刃風一閃!」
風がブワーッと吹きつけ、りゅうとの服と髪が一瞬で乾いた。
「は!? こんな魔法あるのかよ!?」
「風が気持ちいいクロね~」
「いやいや……これ使う場面、訓練中には滅多にないからな?」
「はぁ~……ちょっと疲れた。回復魔法、転流環核」
魔力を使ったはずなのに、2倍になって返ってくる――!?
「これなら魔法使い放題クロ!」
「でもね、これは一瞬間に2回までしか使えないの」
そんなやりとりをしていると、ティアムさんが手を上げて言った。
「俺からも一つ、見せてやるか」
「煌環昇界!」
光の輪が浮かび上がり、道端にあったポイ捨てのゴミを照準。
「燃え尽きろ!」
光の輪が触れた瞬間、ゴミは――灰どころか跡形もなく消えた。
「ティアムさん、すげえ……!」
りゅうとは感嘆の声を上げる。
するとクロも負けじと名乗りを上げた。
クロも! 剣士でも使えるって知ったクロ? 影喰クロ!」
りゅうとの足元――何かに掴まれたような感覚が襲う。
「うわっ!? 離せって!」
姿は見えない。でも確かに、足が捕らえられている……
やがて効果が切れ、クロはニコッ。
「これはちょっとだけ動きを止めるだけだったクロか……」
りゅうとは剣を握りしめて言った。
「よし、俺も……。剣士でもレベル1なら使える魔法が――」
「集合ー!」
……ティアムさんの声が響いた。
まさかのタイミングで、りゅうとの発動チャンスが終了。
りゅうとはポカンとしながら言う。
「今思ったけど……さっきなんで俺だけ狙われてたの!?!?」
かんなはニヤリ。
「あ、バレた?」
クロはすっとぼけた顔で、
「クロはわざとじゃないクロ~♪」
こうして、かかしバトルの後の魔法披露タイムは、大騒ぎのまま終わったのだった。
どうでしたか?
集合で結局りゅうとは魔法使えなかったね。
でもティアムさんの魔法はすごいよね!
さすが高レベル!
ちなみに読んでくれている人の中でこのお話の中の魔法の中で使いたい魔法ある?




