表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
51/211

クロとりゅうとのかかしバトル!

こんばんは、ポテクロkaです。

今回は、、、、クロとりゅうとのかかしバトルだ!

皆さんはどっちが勝つかもう予想できてる?

じゃあ、、、クロだと思う人!

りゅうとだと思う人!

なるほど、分かりませんねー。

クロとりゅうと、かかしバトル!

かんなたちとりゅうとは、ついに訓練を開始することになった。するとティアムさんが言った。


「さっき、かんながクロとりゅうとで対決したら?って言ってただろ? 訓練に関係あるし、やってみろ」


「え、本当にいいんですか!?」


かんなはびっくり。

あれはただのノリだったのに、まさかの正式採用!


そのとき――


「勝負だ!」


「勝負クロ!」


二人の目にやる気の炎が――いや、圧がみなぎっていた。


ティアムさんはニヤリとしながら、どこからかホワイトボードを取り出してルールを書き始めた。


---


【かかしバトルのルール】

① かかしの前に立ち、同じ剣を構えてピストルの音でスタート!

② 制限時間は5分!タイマーが鳴ったら終了!

③ 命中数と攻撃の威力をティアムさんが正確に判定

④ 2項目とも上回れば勝利

⑤ 判定が1勝1敗、または同点なら引き分け!


---


「よし、準備はいいな!」


「りゅうと、勝負クロ!」


「望むところだ!」


かんなはふっと笑う。


「もう仲良しかな?」


二人は並んで剣を構え――


「3、2、1……ピーーーッ!!」


ピストルの音と同時に、二人はかかしに向かって剣を振りかざす!


「ガンッ! バシッ!」


剣の音が響く!


かんなは少し離れた場所で見ながら思った。


(私も一応やっといた方がいいよね?)


静かに構え、綺麗に一撃を打ち込む。さすがのフォーム!


「残り4分!」


ティアムさんの合図とともに、二人の動きがさらに激しくなる。

しかし――スピードが上がるぶん、命中精度が落ち始める。


そして、ついに――


「ルルルルルル!」


タイマーが鳴った。

二人はピシッと背筋を伸ばし、結果発表を待つ。


「一番よかったのは……」


「……ク……」


「やったクロ!!」


クロが勢いよく手を挙げて叫んだ。

が――


「嘘嘘! 本当はりゅうとの勝ちだ!」


「えー!? クロー!?」


「よっしゃあ!!」


嬉しそうなりゅうとと、しょんぼり気味なクロ。


「りゅうとは今日始めたクロよね!? クロは2日前からやってるクロ! ……昨日は行ってないけど」


不満げに言うクロに、りゅうとはすかさず返す。


「知らんけど、お前最近このゲームに入ったんだろ? 俺、2ヶ月前からプレイしてるし!」


「むむむ……でも訓練は……!」


「もううるさい! えーい、裂風のれっぷうのおり!」


突然、かんなが呪文を叫んだ――!


「痛っ!」


どうやらりゅうとにだけ当たったらしい。


「おい! なんで当てるんだよ!」


「ご、ごめん! 反射的に……」


でもりゅうとは、なぜかすっきりした顔で言った。


「でもイライラが落ち着いたわ」


「え、なんで!? え、何の魔法だったっけ?」


かんなは急いで魔法図鑑を開く。


---


魔法名:裂風のれっぷうのおり

属性:風/衝撃・精神沈静効果


効果:

断裂の風が一瞬の痛みを与え、その後、空間全体に心を鎮める風が流れる。

その風には“鎮気”と呼ばれる魔力が含まれ、怒りや焦りなどの高ぶった感情をすっと静める。


・対象は5〜10秒ほど思考が落ち着き、「あれ? なんで怒ってたんだっけ?」となる

・風の音は人によっては、遠くの波音のようにも聴こえる……らしい


---


「これ……この効果のおかげか!」


かんなが納得していると、りゅうとが隣から図鑑を覗き込む。


「どれどれ?」


「ここ、精神沈静効果ってところ」


「なるほどな〜」


と素直に感心していた。


こうして、クロとりゅうとのかかし対決は――

ちょっと騒がしく、けれど無事に幕を閉じたのであった。

 

どうでしたか?

正解は、、、、りゅうとでした!

いやー慣れてないところやぬいぐるみだからってところが弱い理由なのかな。

でもりゅうとにも弱点が、、、

それはまたいつか!


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ