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かんなの買い物と振り返り? これは番外編ですか?

はい、今回はちょっと真剣なお話になったかな?

いつもはクロが出てくるから楽しい感じだけど、、、

クロは寝てかんなだけ!

かんながどこかにいく!?

一体どこへ?

うどん屋から出て寝ましょうか

かんなたちは、うどん屋でたっぷり食べて大満足。

店を出たあと、クロはお腹をさすりながら元気に叫んだ。


「はあ……美味しかったクロねー!!」


かんなも満足げにうなずく。


そして車で家へ戻ると、玄関に入るなり――


「おやすみクロ……」


クロはぽてんと寝てしまった。

遊んで、食べて、いっぱい笑った一日。

 そりゃ眠くもなる。


しかし――かんなはクロをそっと布団に寝かせたあと、


「よし……」


と、なぜか再び家を出て車に乗った。


---


向かった先は……ペットショップ?いや――モンスターショップ!?


かんなは店内に入り、迷いなくカウンターへ。


「前に注文していた、黒柴ぬいぐるみ用のご飯、できてますか?」


店員はニッと笑って答えた。


「もちろんだ!」


そして手渡された袋の中には――

一口サイズにカットされたお肉、栄養たっぷりの野菜にフルーツ、おやつ、そして飲み物まで揃っていた。


「ありがとうございます!」


かんなは袋を大切に抱えて家に戻る。


---


「ふう、これでクロのご飯は確保。ぬいぐるみ用の方が安心だもんね」


眠っているクロを見つめながらつぶやく。

今は静かに寝ているクロ――寝相も悪くないし、いびきもかかない。


いつも賑やかなあのクロと、同じとは思えない。


---


かんなはふと、頭の中に疑問が浮かんだ。


――今、私は普通に生活している。でも、そこに「クロ」がいる。


ぬいぐるみなのに話す、動く、笑う、泣く。


クロの話では、ゲームの中に入り込んでしまったという。

つまり、かんなの役目は――クロを元の世界へ戻すこと。


でもそれは、同時にクロが喋らなくなってしまうかもしれない、ということでもある。

動かなくなってしまうかもしれない。


「……一緒にいられるなら、このままでもいいな」


ほんの一瞬、そう思った。


けれど、クロもきっと元の世界に帰りたい。

私だって、ちゃんとクロに自由を返してあげたい。


だから――


「よし、クロが元に戻れるようにサポートする!」


かんなは決意を口にした。


---


布団に入りながら、思い出す。

あ、ティアムさんと約束してたんだった。


「アラーム、アラーム……」


目覚ましをセットする。

――あれ? このゲームの中に、アラームとかあるんだ?と思いつつも。


考えてみれば、この世界はおかしい。

ティッシュもあるし、洗濯もする。

冒険RPGのはずなのにプールで鬼ごっこして、スライダーで遊んで、バケツに水かけられて…。


「まるで、現実じゃん……」


もしかしたら、この“リアルさ”も何かの伏線?

排水溝の事件だって、ただの遊び場の演出じゃなかった。

 いや、冒険型だからそのためにプールがあるのかも知れないけど!!

じゃあ洗濯の機能は……生活感を高めるため? それとも事件につながっている?


もし現実みたいにわざとしていたらこのゲームを作った人、すごすぎない?

それとも、これからもっと何かが起きるのか――。


---


そんなことを考えているうちに、まぶたがだんだん重くなってきた。


「元々……こんなリアルじゃなかったよね……?」


そう思ったその瞬間――

かんなは完全に眠ってしまった。

 

どうでしたか?

いやークロが一人なのはあったけどかんなだから初めてなんじゃない?


かんなだけだったら深刻みたいになっちゃった。

次は新キャラが登場かも!

いや、その次かもしれないけど。

新キャラの名前はリ、、、、

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