表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
45/212

キャー! の悲鳴は?

はい、ポテクロkaです。

今回はキャー!と言う誰かの悲鳴が聞こえてきてかんな達が急いで駆けつけるとそこには、、と言う感じです。

皆さんは前回の排水溝にモンスターが入ってた! とか言う事なかったですよね?

きゃー!!

かんなたちは鬼ごっこをして遊んでいた。すると――


「ぎゃー!」


 悲鳴が響き渡る。続いて――


「ガウウウウウ!」


 という叫び声が聞こえた。


「も、もしかして……」


 かんなは息をのんだ。

 まさか、あの排水溝のモンスターが出てきたんじゃないか……?

 かんなはクロに向かって叫ぶ。


「クロ、行くよ!」


 そう言うと、プールから上がり、早歩きで悲鳴の聞こえた方へ向かった。


 かんなの予想は的中。

 そこには、5体のモンスターが現れていた。


「私の魔法が弱かったせい……?」


 かんなは呟く。

 名前は分からない。まずは図鑑を確認しよう。


 すると――


「ここクロ!」


 クロが指さして教えてくれた。


「ありがとう!」


 かんなはクロに礼を言い、すぐにそのページを開いた。


---


アナミロウルス


属性:水

弱点:草魔法、専用ソードによる攻撃、頭部

特徴:

・頭部以外は硬い鱗で覆われており、泳ぐための翼を2枚持つ

・ただし飛行はできない

・体長約1メートルと小柄で狙いにくい

・物理攻撃・魔法の両方を使用可能


---


 しかし、かんなが説明を読んでいる間に、アナミロウルスの毒魔法の攻撃を受けてしまった!

 じわじわとHPが減っていく……。


「草属性が弱点なら……よし! ブレードニリー!」


 かんなが唱えると、水の中に二つの芽が生え、ぐんぐんと成長し、アナミロウルスを巻き付けていく。

 一匹は倒れたが、まだ残り四体……。


「どうしよう……」


 かんなが焦っていると――


「かしてクロ!」


 クロが杖を借り、魔法本をめくりながら呟く。


「えーっと……アラミスグレード? クロ?」


 不安げな様子で詠唱すると、水の山が一体を包み込む!

 そのままモンスターは地面へ落下し、動かなくなった。


 これで残り三体……。

 どうしようかと迷っていると――


「カースギリーミーメット!」


 力強い声が響いた。


「――この声は……?」


 かんなが振り向くと、そこにはテイアムさんが立っていた!


「どうしてここに!?」


 驚くかんなに、テイアムさんはニヤリと笑う。


「クロに、かんなが向かったって聞いてな。

 だがモンスターがいたから、俺が片付けておいたぜ」


 かんながモンスターの方を見ると、金属のボールに閉じ込められていた。


「さすがテイアムさん……!」


 かんなは感心する。


 すると――


「パァーン!」


 まるで花火のように、モンスターが空へと打ち上げられた。


「クロもやってみたいクロ!」


 クロが興奮気味に叫ぶ。

 それを聞いたテイアムさんは、少し呆れたように言った。


「それは剣を扱えるようになってから言え」


 するとクロは――


「じゃあ……明日行くクロね!」


 と元気よく叫ぶ。


 こうして、排水溝のアナミロウルス事件は幕を閉じたのだった。

 

どうでしたか?

悲鳴の原因はあの排水溝の、、

かんなの魔法じゃ封じきれなかったみたい。

みんなもゲームの中に入ったらこう言う事に気を付けてね?

いや、ゲームの中でも滅多にないけれど!

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ