改札と電車のルール。あ、でも改札はるーるじゃないよ!
二十七話です。
このお話でクロが記念すべき1回目の電車に乗ります!
あと、、、クロの疑問が多いですね。
みんなは電車とかについて考えたことありますか?
たとえば、、、何がある?
ここでクイズです!
電車といえば何?
すみませんが選択肢はありません。
ただ私が分からないので聞いただけです。
すみません。
スライムが示した不思議な洞窟
かんなたちはリバス駅に入った。
そこはとても綺麗で――
真ん中には大きな噴水があった。
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「かんな!! 駅に噴水があるクロ!!!」
クロは嬉しそうに騒いでいる。
かんなは苦笑しながら答える。
「そうだね。でも、噴水がある駅は少ないんだよ」
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クロは驚いた顔をする。
「そ、そうだったクロ!? めっちゃいい所クロね!!!」
かんなは微笑みながら言う。
「でも、ここ駅だからね? あんまり騒いじゃダメだよ」
クロは
「あ!」
と慌てて口を押さえる。
「忘れてたクロ!」
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しかし――クロはすぐに次の疑問を口にする。
「でもかんな!! どうやって電車の所までいくクロ?」
かんなは駅の改札を指さしながら説明する。
「改札を通らないといけないんだよ」
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「改札?」
クロは首をかしげる。
かんなは軽く笑いながら答える。
「改札っていうのは……簡単に言うと、電車代を払うところかな?」
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クロは目を丸くする。
「え!! 電車もお金取るクロ!?!?」
かんなは
「え、知らなかったの!?」
と驚く。
しかし――すぐに納得する。
「まあ、プールにお金がいるのも知らなかったしね」
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クロは不満そうに腕を組む。
「そうクロよ!! ここの世界、お金取りすぎクロ!!!」
かんなは苦笑しながら答える。
「それは違うよ。現実世界でもそうなんだから」
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クロは
「ふむふむクロ……」
と考える。
しかし――すぐに次の疑問が浮かぶ。
「でもかんな!! そんなにお金持ってたクロ!?」
かんなは微笑みながら説明する。
「実はね、クロが迷子の男の子を助けたあとから、お金を稼ぎながら見張りもしてたんだ」
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「なるほどクロ!! じゃあかんなはスキル早起きをゲットしたクロね!!!」
かんなは呆れながら笑う。
「いやいや、そんなスキルないからね」
そしてかんなたちは改札を通り、エスカレーターを降りて電車を待つ。
クロはワクワクしながら、辺りを見渡す。
「電車楽しみクロ!!!」
かんなは微笑みながら
「そうだね!」
と頷く。
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そして――電車が来た!!!
ここの電車はいつも赤と黒の2種類。
かんなたちが乗るのは――黒の方。
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「クロ!! 黒色の電車は珍しいんだよ!!」
かんなは嬉しそうにクロに教える。
「よく見るのは赤の電車なんだ。多分、クロに会いたかったんじゃないかな?」
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クロは
「?」と首をかしげる。
「どういうことクロ??」
かんなは少し微笑みながら答える。
「クロ。黒、ね!」
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クロはハッとして、大きく頷く。
「なるほどクロ!!! クロと黒クロね!!! 発音が同じクロ!!!」
かんなは
「そうそう!」
と笑いながら言う。
「じゃあ、電車に乗ろうか!」
かんなが言った瞬間――電車の扉が開く!!!
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クロは勢いよく手を挙げる。
「1番最初に入るクロ!!!」
しかし――
かんなはすぐにクロの服を掴む。
「それはダメ!!!」
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クロはびっくりしてかんなを見る。
「なんでクロ!? 記念すべき電車クロよ!!」
かんなは軽くため息をつきながら説明する。
「電車にもルールがあるんだよ」
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クロは不思議そうに首をかしげる。
「ルールクロ??」
かんなは改札を指さしながら説明を始める。
「電車の扉が開いたら、まずは出る人が優先。出る人が出てから乗る人が電車に入るんだよ」
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クロは
「うーん……」
と考え込み――
すぐに言った。
「変なルールクロね!!!」
かんなは苦笑しながら
「まあ、そういうものだからね」
と言った。
どうでしたか?
前書きで言った通りクロの疑問が多かったでしょ!
あとこの電車に乗ったらついに写真マークプールに着きます!
みんなは初心マークプールに行きたい?
私は行きたい!
なぜかと言うと普通にプールが楽しそう。
言い方が分からないけどアトラクション?が楽しそうです。