034_キャラクター紹介(★★★簡易地図あり★★★)
★ザック・サイドス (旧ザック・ロジスタ) (旧ザック・ケンドレー)
剣は7歳から独学で学んでいるが、魔力だけは異常に多いザックは知らず知らずに身体強化魔法を覚えていた。
祖父が他界してからは家族に虐げられていたが、そのなかでも成り上がろうと反骨精神を持って努力を続けていた。
スーラと契約することによって、スーラは右目に宿った。それにより、スーラの重力魔法と創造魔法を操ることができるようになる。
重力魔法は15倍まで可能、創造魔法はエリクサーなどの薬品、グラムなどの武器(魔剣)、船や城といった建造物を創造できる。やろうと思えば人まで創造できるが、人の創造は大きなリスクがあるらしい。
眷属はスーラ、アルタ、グラム。
配偶者はユリア。
(011)アスタレス公国戦の戦功により男爵位とロジスタ領を得る。
(018)高純度ミスリルを献上して子爵に昇爵。
(020)言語理解の薬を献上して伯爵に昇爵。
(023)アスタレス公国の難民を助けるために、勝手にアスタレス公国へ向かい戦端を開いたためサイドスへ領地替えさせられる。
(025)伯爵位を剥奪されてアイゼン国へ宣戦布告する。
(031)サイドス王を名乗る。
★スーラ
黒いスライム。
重力魔法と創造魔法を操るが、それ以外にも多くのスキルを持っているらしい。
大国のレンバルト帝国を建国したロドス帝もスーラと契約していたらしい。
かなり長い時間を生きてきたことが、言葉の端々で分かる。
出身国不明(すでに分かっていると思われるが……)。
いたずら好きで性格は明るいが、ザックを厳しく指導する。
★アルタ
アルタイルホースというモンスター。
空を駆けることができる。
性格は温厚だが、戦場では敵を踏み潰す。
★魔剣グラム
青い剣。140センチくらいのロングソード。
性格は好戦的。
★カルモン(アバラス・カルモン・マナングラード)
ソルジャーギルドの剣聖の座に長く就いている。
ザックの祖父と友好があり、最後の頼みとしてザックのことを託された。
ザックより38歳年上だが、剣の腕は老いても健在。また、ザックの身体強化魔法によって老いが止まるどころか、若き頃の力を取り戻している。
サイドス王国の近衛騎士団長に就任する際に、ソルジャーギルドは脱退している。
ソルジャーギルドの記録では単独ドラゴン討伐を三度行っているとある。
三体目に討伐したドラゴンが名ありで、その名がカルモンだったことからカルモンという敬称で呼ばれるようになった。
★クリット・アジャン
陽気な性格の老兵士。
カルモンの旧友で、ザックの祖父の旧友でもある。
ザックを陰から支え、ザックが国王になると褒美をもらって隠居した。
★ジャスカ・マナングラード
カルモンの姪(妹の子)。S級ソルジャー。
閃光のジャスカと渾名がつくほど動きが速い。ただし、剣聖である伯父カルモンに勝てないのが悔しい。
容姿は褐色の肌でスレンダー。活発な印象を受ける。
ザックが国王になるとソルジャーギルドの剣王戦に出場するために、ザックの元を離れる。
★ゼルダ・エンデバー
ザックより21歳年上。銀髪黒目。やや性格が悪い。
知将型武官でザックの相談役のような人物。
ザックが国王になると軍務大臣に就任。
★ケリー・フーリガン
ザックより18歳年上。
大柄の女性で濃い緑色の髪の毛を背中の真ん中まで伸ばしているグラマラスビューティー。
A級ソルジャー並みの武力があり、指揮能力が高いためロジスタークを任されたり、部隊の指揮を任されることが多い。
ザックが国王になるとサイドス王国第一軍を任される。階級は中将。
★リサ・ライヤー
ザックより5歳年上だが、容姿は幼女。スーラ曰く、合法ロリ。
水色の髪の毛を肩下まで伸ばした藍色の瞳。120センチと小柄。
常にケリーの副官として特殊な性癖の部下を率いている。
ザックが国王になると、魔術師団長に就任。
★パロマ
ザックより9歳年上のルマンジャ族。
貴重な航空戦力であり、ザックの身体強化魔法の恩恵を受けてワイバーン以上の速度で飛べるようになる。
ザックが国王になると、軍務大臣直属の偵察部隊を任される。階級は准将。
★レオン
ザックより36歳年上。獅子の獣人。金髪金目。身長2メートルの戦闘民族。
獣人難民の代表者だったが、サイドスでは獣人部隊を率いてモンスター狩りの主力を担っていた。
ザックが国王になると、王国軍第二軍を任される。階級は中将。
★ザバル・バジーム
元剣王。カルモンに負けたのちすぐにソルジャーギルドは脱退している。
ザックより41歳年上。赤毛の無精髭。背は183センチで鍛え上げられた肉体が鎧の上からも分かる。
カルモンに片腕を切り落とされたが、ザックが創造魔法で創造したエリクサーによって、片腕は再生している。
ザックに恩義を感じ、忠誠を誓う。
ザックが国王になると、近衛騎士団の騎士長としてザックの身辺警護を行う。
★アンジェリーナ・ザルファ
ザックより14歳年上。金髪セミロングのポニテ。紫目。勝気。
ザックが貴族になった直後から財務担当として活躍。
ザックが国王になると、財務大臣に就任する。
★ジェームズ・アッシェン
ザックの8歳年上。茶髪茶目。植物をこよなく愛する心優しき青年。
冴えない見た目だが、植物の知識は誰にも負けない。
ザックが国王になると、農林水産大臣に就任。
★セシリー・イズミナス
ザックの3歳年上。淡いピンク髪のロングヘア。碧眼。紋章をこよなく愛する紋章官(紋章オタク)。
ザックの下でいろいろな雑務を行っていて、紋章官として活躍は少なかった。
ザックが国王になると、紋章を管轄する総務省の副大臣(紋章担当)に就任。
★オスカー・エリム
年齢不詳(容姿は30後半アラブ系)。黒髪碧眼。
変人奇人、マッドな人。1級錬金術師。
とにかく錬金術優先の生活をしていて、錬金術のためにモンスター狩りに同行することも多い。
ザックが国王になると、国家錬金術師に任命される。
★マッシュ・ムッシュ
ザックより49歳年上。茶髪のドレッドヘアー、茶目。
鍛冶師の親方でスミスギルドのスミスマスターをしているため、鍛冶師、大工、石工、鞍工、革工、山師を統括している。
★ユリア・サイドス(旧ユリア・アイゼン)
アイゼン国の第五王女として生まれる。ザックより2歳年上。
金色の髪の毛を腰まで伸ばし、透き通るような白い肌をした青い目の姫。
聖女と言われるほどの治癒魔法を操り、平民たちの治療を行っていた。
国王が病に倒れた時は地方へ赴いていて国王の状態を知らされることはなく、国王が他界して初めて知った。
★ヘンドリック・ケンドレー
ケンドレー男爵家二代目当主。
ザックの父親。ザックの黒目を嫌って遠ざける。
ザックが国王になると、処刑される。
★ウォルフ・ケンドレー
ザックの兄、ヘンドリックの三男で嫡男。
ザックが国王になると、処刑される。
★ソリド・アムリス
アムリス侯爵家当主。金髪碧眼。中肉中背。
ザックが娘の婚約者だったが、婚約破棄する。
第四王子派だったため、国王殺害の罪で処刑。家も取り潰しになる。
★ケリス・アムリス
アムリス侯爵家三女。ザックより1歳年下。金髪碧眼。
ザックの婚約者だったが、婚約を破棄した。
高飛車な態度で婚約前からザックをさげすんでいた。
ザックが国王になると反乱軍に参加してスーラに捕縛される。
奴隷に落とされて鉱山へ送られるが、鉱山で力仕事などできるわけもなくケリスの役目は娼婦的なものであった。
★ダンケル・ボッス
ボッス伯爵家当主。金髪碧眼。180センチ。がっちり体型。
ケンドレー男爵家の寄り親。ただし、ザックに肩入れしてケンドレー男爵家との縁は切れる。
アイゼン国国王が他界するとユリアを擁して第三勢力になるが、勢力は小さくザック陣営へ入ることを決意。
ザックが国王になると侯爵に昇爵し、サムラット領へ領地替えになる。
領地持ちの貴族は領地名を家名にする決まりだが、サムラットは第四王子派の首領だったことで縁起が悪いと、領名をボッスに変更したいとザックに申し入れて受け入れられる。よって、家名に変更はない。
★サブラス・グローム
グローム子爵家の当主。ザックより32歳年上。赤毛碧眼。大柄。
ボッス家の寄り子。
★キグナス・ログザ
ログナ騎士爵家当主。ザックより8歳年上。
ボッス伯爵子飼いの騎士爵。ボッス騎士団の副団長。
アスタレス公国が攻めてきた時、ザックと共に夜襲をして戦功を挙げる。
その後はボッス家の交渉役としてザックの元を何度か訪れている。
ボッス家が侯爵に昇爵すると、男爵に叙されて領地を得る。
★ジーゼス・ケントレス
ケントレス侯爵家当主。ザックより14歳年上。
ザックとケリスの婚約を取りまとめたのは先代のケントレス侯爵。
ケリスが婚約破棄した時に動かなかったことに引け目を感じているようだ。
ザックが国王になると、領地を安堵される。
★ゼムラス・キャムスカ
キャムスカ伯爵家当主。ザックより12歳年上。
公国と結んで反乱を起こそうとした人物だが、ザックの活躍によってその企みは立ち消えになった。
ザックがサイドスへ移ると、ロジスタがモンスターに蹂躙されたため軍を出して防衛していた。
ザックが国王になると、領地を安堵される。
★ハイマン・アムリッツァ
アムリッツァ子爵家当主。法衣貴族。官僚。
ザックとの交渉役として何度もザックの元を訪れる。
ザックが国王になると、爵位を安堵され官僚として働く。
★サムラット侯爵
第四王子派の首領。妹が第四王子の母。
ザックが国王になると、国王殺害の罪で処刑された。
★ゴウヨー・アイゼン
アイゼン国第四王子。
サムラット侯爵を主とした最大派閥を率いていたが、ザックに敗れる。
父である国王の病の治療を行わなかったことで反逆の罪で処刑された。
★マーヌン・アイゼン
アイゼン国王太子。
第四王子と国王の座を巡って争っていたが、ザックが参戦して敗れて逃げる。
父である国王の病の治療を行わなかったことで反逆の罪で指名手配される。
★ゾード伯爵、トールム伯爵、ベリッツ伯爵、オスマン伯爵
第四王子派の重鎮たち。
国王を殺した反逆罪で処刑される。
★ウインザー伯爵
内務大臣。
第四王子派で、ケストミア伯爵と共に侍医に国王の治療について指示した人物。
国王を殺した反逆罪で処刑される。
★ケストミア伯爵
内務副大臣。
王太子派で、ウインザー伯爵と共に侍医に国王の治療について指示した人物。
国王を殺した反逆罪で処刑される。
★ゴリアス・アッセンブルグ
アッセンブルグ侯爵家当主。ザックより14歳年上。国軍の中将。
第四王子派だったが真っすぐな性格だったので、宮中の権謀術数にはかかわっていない。
ザックに三度請われて家臣になって、第三軍を任されることに。
★カール・アイゼン
旧アイゼン国の第五王子。ザックより7歳年上。
温和な性格でユリアとの仲は良好。元王族を引き取る。
苦労人のせいか、実年齢よりも年をとっているように見える。
★アルフレッド・アスタレス
アスタレス公国の公太子。
ザックによって首を取られる。
ザックが成り上がるきっかけになった人物。
★サンドレッド・アスタレス
アスタレス公国の第二公子。
アルフレッドが討死すると次期公太子を狙い、第三公子と勢力争いをする。
★ホリス・アスタレス
アスタレス公国の第三公子。
アルフレッドが討死すると次期公太子を狙い、第二公子と勢力争いをする。
★メリス・アスタレス
アスタレス公国の第五公子。
第二公子に助力していたが、獣人難民を追っていた時にザックに殺される。
ザックがロジスタの悪魔と呼ばれるきっかけになった人物。
※ロジスタの悪魔はスーラが広めた。
MAPは素人が作ったものですので、ノンクレームでお願いします。
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035話からはスーラの誕生秘話(笑)になります。
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