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ニートな女神がログインしました。  作者: 唯一信
第1階層―始まりの街―
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ニートな女神と初めての相談

今回は神界の話だけで終わってしまいました。次回はまたゲームプレイに戻ります。

 私がログアウトを選択すると視界が真っ白になりやがて現実へと引き戻された。

 私はゲーム機の電源を切ってヘルメットを外すと額から汗がどぱっと出てきた。

 このヘルメットもっと通気性がよくならないだろうか。

 しかも全身汗まみれであったために私は仕方なくシャワーを浴びることにした。

 ああ、それにしても腹が減ったな。


 私がシャワーを終えて着替え終わると、私は外に出かける準備をして玄関から外に出た。

 準備といっても中に小銭しか入っていない薄い財布とスマホ、あとは街中でやたらと配られているポケットティッシュがいつのまにか大量に入っていたハンドバッグを持っただけでありそれがいつもの私の装備であった。


 私が住んでいるボロアパート『はしくれ荘』には全部で10の部屋がある。

 2階建てであり1階に5部屋ずつ。私は2階のちょうど真ん中にある203号室に住んでいる。

 204号室の住人については以前にも紹介しただろうヤヌスだ。

 ヤヌスは私よりも2つばかり年上であり真面目で勤勉でとにかく優しいやつなのだが基本的に部屋にはおらず日中は神界にある家具を作っている工房にいることが多い。

 たまに部屋にいる時も寝ていることが多い。


 ちなみに余談ではあるがこのアパートの名前『はしくれ荘』には、これでも神のはしくれなんですよというような神が集まる場所という意味合いでつけられたらしいと今代大家さんが話していた。

 そしてそれは見事に的中しておりこのアパートに住んでいる神たちは皆マイナーである。

 マイナーというのはつまり、下界の人間たちの認知度が低いということだ。

 認知度が低いということはつまり目立たず、人気もないということでありその理由としては性格に問題がある……いや、変わり者ということがあげられる。

 まともなのは私とヤヌスくらいのものだと思う。


「あらん、アストレアちゃんお買い物?」

「う……ああ、ミナカタさん。ええ、ちょっとお昼ご飯でも食べに行こうかと」

「そう。いつも元気そうで何よりね。うちの店の若い子たちにも見習わせたいわ」

「あ、あははははは」

「あ、そうだ。アストレアちゃんもうちの店で働いてみない?、たしか仕事を探して……」

「い、い、い、いえ。結構ですから!」


 私がアパートの階段を下り切った時にちょうど105号室から出てきたのはミナカタさんだ。

 本名はタケミナカタと言っていたが長いので皆はミナカタさんと呼んでいる。

 ミナカタさんは神界にあるとあるキャバクラのオーナーをしている人で、私はよく店で働かないかと誘われるのだが断固として拒否している。

 ミナカタさんは一応「水」を司る神らしい。そう「水」。

 決して「水商売」を司る神ではないのだがミナカタさんの勤め先のお店では他の店にはない特別な体験ができるということで有名である。

 実際に何が行われているのかは行ったことのあるものしかわからず、しかし行ったことがある人は皆声をそろえてこう答える。


「とにかくすごかった」と。


 その話を聞いてからというのも私はますますミナカタさんの誘いは断るようになった。

 本人はまあ、ちょっとあれな部分を除いてはいたって普通の人なのだけど。

 でも私はたとえ世界に勤め先がそこだけになったとしてもミナカタさんのお店で働く気にはなれない、私にだって越えられない一線というのはある。あってもいい、はずでしょう?


 私は急いでその場を離れなければと思い走り出す。

 向かう先はよく行くパン屋さんである。


「いらっしゃいませ。あ、アストレアのお姉ちゃん」

「こ、こんにちは。ヘスティアちゃん、今日もあれ、もらえる?」

「うん。わかった。ちょっと待っててね」


 そのパン屋で働いているのは私よりも一回り以上も年下のヘスティアちゃんである。

 ヘスティアちゃんは「炉」つまりはかまどを司る神でありパンを焼くのが上手い。

 今はまだお父さんの仕事を手伝っているだけのようだが将来は立派にパン屋を継ぐに違いない。

 ヘスティアちゃんは厨房の奥へと入っていきしばらくするとそれを持ってきた。


「はい、お姉ちゃん。パンの耳だよ。でもお姉ちゃんが飼ってるウサギさんはすごく食いしん坊さんなんだね」

「は、ははははは。ま、まあね。あ、じゃあこれまたもらっていくね」

「うん。今度はちゃんとパンも買っていってね。最近は私の焼いたパンも売りに出してるの」

「そうなんだ。それは、まあそのうち買いに行くよ」

「うん」


 このやり取りだけで察してほしい。

 これ以上の説明は……できれば勘弁してもらいたい。

 ただ私が純真な少女に嘘をついていることに対して言い知れぬ罪悪感を抱いていることと、私の神としてのプライドがいかに低いのかということだけは理解してくれただろうか。


 さて、次である。次が本題であり今回のミッションの最大の難関である。

 ミッションとは言うまでもなく、お昼ご飯をおごってもらうことである。

 ああ、パン屋でもらったこのパンの耳は明日の朝食である。

 もちろん、私は部屋でウサギなど飼ってはいないのでそれが誰の朝食なのかはそれこそ言うまでもない。


 私が訪れたのは神界にあるとあるお屋敷の前。

 お屋敷といってもそこは大き目の一軒家という感じの家であり、そこには1人の神が住んでいることでも有名だった。

 その神の名前はトト。「知識」を司る神であり物知りのおじさんだった。

 今日のお昼ご飯はトトおじさんにおごってもらうことにしたのだ。

 私が玄関のチャイムを鳴らすとしばらくしてしわがれた老人の声で返答があった。


「はい、どちらさまでしょうか?」

「おじちゃん。私、アストレアです」

「おお、おお。アスちゃんか。待っていなさい、すぐに開ける」


 そうしてそこからガチャガチャという音が10回くらい聞こえた後でようやく玄関の扉が開かれた。


「いらっしゃい、よく来たね」

「うん。おじちゃんも相変わらずだね。また玄関の鍵を増やしたの?」

「ははは。何分心配性でな」


 出てきたのは白髪で白い口髭をたずさえたいかにも人の良さそうな神であった。

 トトおじさんは、近所の子供たちからは変な人扱いされているけど私は大好きだった。

 私がまだ神になりたてだったころは、神界にある一番大きな図書館の館長をつとめていてよく本を読みに行っていた私と話したことが出会いのきっかけである。

 トトおじさんは今はもう館長を引退して隠居生活を送っているが、それからも私はこうしてたびたび自宅を訪れてはご飯を食べさせてもらったりしている。

 その代わりとして身よりもなく寂しい思いをしているトトおじさんの話し相手になってあげたりしているのだけど。


「まあ入りなさい。お昼ごはんは何が食べたい?」

「なんでもいいよ。トトおじさんの作る料理は全部おいしいから」

「ははは。そうかそうか、ならオムライスにでもするかのう」


 トトおじさんは物知りで、本当になんでも知っている。

 語学、数学、科学、物理学などの学問から医学や農学などの専門的知識。

 さらには詩や音楽、絵画、彫刻などの芸術のことに料理や被服、洗濯などの家庭的なもの。

 果てに下界の人間たちの間の最近の流行などについても知っていたりする。

 およそ全知と言っても過言ではないほどの知識を有している。

 そしてそれらの知識を使い、役立てることも惜しまずよく最近では神界中の神からお悩み相談のようなことを受けているという話だった。

 性格はやや変わっていて、全部自分でやらないと気が済まない性格。

 よって料理も自分ひとりで作っているはずなのだがそれがプロ並みにうまい。

 もしもお店を開こうものなら絶対に神界一になれるほどの腕前があると私は思っている。


「おじさんは今何をしていたの?」

「今かい?、今は本を読んでいたところだよ。なにせそれぐらいしか趣味がなくてのう」


 トトおじさんのすごいところはまだある。

 おじさんは神界で一番の読書家としても知られていてなんでも1日に100冊の本を読んでいるのだとかいう話だったが、真実は定かではない。

 ただ家に書斎が4つあってその書斎がすべて本で埋め尽くされているところを見るにあながち嘘ではないような気もする。

 いったいいつ寝ているのか、食事や風呂などをちゃんとしているのだろうかと時折心配になったりもするけど本人はそれを聞かれるといつも笑ってごまかすので怪しいものだ。


「わしは自分が知らないことがあるのが我慢ならなくてな」

「うん」

「それに知識はいくらあっても邪魔にはならん。財産なのじゃよ」

「うん」


 というのは以前にした本人とのやりとりだったけどあながち間違いでもない。

 さすが「知識」を司ると言われる神だけあり貫禄も十分だった。


 そうして私はリビングに案内されてそこで1冊の小説を手渡された。

 時間つぶしにそれを読んでいるとやがて台所の方から私と自分の分のオムライスを皿にのせたトトおじさんがやってきてテーブルに置いた。ただ、それを食べるためのスプーンを忘れてきたけど。

 スプーンとお水の入ったコップを持ってきたトトおじさんもリビングのソファの上に座ると私たちはオムライスを食べ始めた。オムライスは言うまでもなく絶品だった。

 オムライスを食べ終えた後でトトおじさんは食器を1人で片づけた。

 トトおじさんに向かっては、何か手伝いましょうかとだけ言ってはいけない。それを言うと酷く怒るのである。


「わし1人でできるわい!」と。


 徹底的に他人の手を借りることをよしとしない、でも人と話すことは好きだというなんとも気難しいおじいさんだった。

 片づけを終えたおじさんがリビングに戻ってきたときに先ほど渡された小説の感想を聞いてきたので、私はおもしろかったよと答えた。するとおじさんはにっこりと微笑んだ。


「そうじゃろうそうじゃろう。アスちゃんの本の好みはもう知り尽くしておるからのう」

「うん。いつも凄いねトトおじさんは」

「ははは。なあにそれほどのことでもない」


 そうしておじさんはまたソファに腰かけると色々と話をしてくれた。

 その話はどれも面白くてためになるような話ばかりだったけどいいタイミングで止めないとそれこそ世界が終ってしまうまで話を続けそうなので私はきりのいいところで質問してみた。


「おじさん、話の途中で悪いんだけど。今日はおじさんに聞きたいことがあってきたんだ」

「おお、アスちゃんが質問とは珍しいな。なにが知りたいんじゃ。わしはなんでも知っているぞ。ああ、でも正義とは何かなんていう問いは勘弁してくれ。答えのない問いは嫌いなんじゃ」

「うん、それはもうわかってるよ。今日は別のことを聞きたいんだ」

「ほう、それはなんだい?」


 そう、以前にも1度だけ私は「知識」の神であるトトおじさんに「正義」ってなんですかと聞いてみたことがあったのだけど。

 それには明確な答えなどないのでわからないと言われてしまった。

 私は明確でなくてもいいので答えを聞かせてとせがんだのだが「知識」の神としては少しでも嘘や正確さに欠くようなことは人に言えないとして答えてはもらえなかった。

 だからそれ以来私はその質問をしないことにしたのだが、今日は別の質問があった。


「私が今やってるフルダイブ型のVRMMOゲームの、攻略法についてなんだけど」

「うむ。最近下界の人間たちがやっておるあれじゃな」

「うん。ゴッドワールド・オンラインっていうゲームなんだけど、知ってる?」

「もちろんだとも。わしはなんでも知っているぞ」


 さすが知識の神である。私もそれは正直知らないだろうと思っていたのだがまさか知っているとは。


「それで、なにが聞きたいんじゃ?、ボスの攻略法かレアアイテムの入手場所か、それともスキルについての悩みかのう」

「ちょっと待って。その質問の前に教えて。トトおじさんもそのゲームやってるの?」

「いや実際にやってはおらん。ただそのゲームの攻略本やゲームの攻略サイトなどをチェックしたりしておるのだよ。最近はネットサーフィンにもはまっておっての。下界で有名なあのウ●キペデ●アという情報サイトの編集作業もやっておる。あれは間違った情報も多いからな。知識の神としては見過ごせんのじゃよ」

「へ、へぇ。それはすごいね」


 そのサイトなら私も何度か見たことがある。

 アストレアの記事のところを開いてみたけれど嘘しか書いてなかったのを覚えている。

 私がやった覚えのまるでないことが神話として下界に伝わっていたということを知ったときは少々焦りもしたものだ。

 まあ、今はそんなに気にしていないけど。


「おっと話がそれたな。それで、具体的には何が知りたいんじゃ?」

「う、うん。実は私まだそのゲーム始めたばかりなんだけど。始まりの街の周辺の攻略と、あと魔法ってどこで覚えられるの?」

「ふむ。魔法か。アスちゃんのキャラは種族は何にした?」

「え、人間だけど」

「ふむ。では初期武器は?」

「片手剣にした」

「ああ、そうか。なら一番簡単な方法は巻物を使うことじゃな」

「巻物?」


 トトおじさんはそれから、魔法についてのことと序盤の攻略法、そして私がまだ知らなかったいくつかの情報を教えてくれた。

 どうやら魔法については、種族を人間にした場合は武器を杖にしなければ普通にゲームをやっていたら覚えることはできないらしい。

 人間以外の種族を選んでいればそんなこともなかったらしいのだけどそれはもう今さら言っても遅い。

 種族については後から変更する方法も実はあるらしいのだがそれはゲームの中盤以降にならないと無理だということだったので今は諦めることにする。

 ただし武器の変更は割と序盤の方で出来るようになるらしいのでそうなったら今度は杖を選んでやってみるのも悪くはないだろうか。


「まあ、今のアスちゃんのレベルだとそんなところかのう」

「うん。ありがとうトトおじさん。あ、最後にもう1つだけ聞いてもいい?」

「もちろんいいとも」

「モンスターって、倒したら絶対にアイテムをドロップするものなの?」

「いや、そんなことはないぞ。たとえばブルースライムでもアイテムを落とす確率は50%くらいじゃったと思うし他のモンスターはもっと低いはずじゃ」

「そ、そうなんだね。へぇ……」


 やっぱりそうなんだよね!?

 ってことはつまり私の倒したモンスターが100%アイテムドロップするのって私の恩恵の効果なのだろうか。つまりは女神アストレアの。


「なにか欲しいドロップアイテムでもあるのかい?」

「いや、そういうわけじゃないよ」

「そうかい。おお、そうじゃ。それでアスちゃんはいったい誰の恩恵を授かったんだい?」

「う……そ、それは、秘密かな」

「ほう。あのゲームは古今東西のあらゆる神が恩恵を授けてくれる存在として登場するという売り文句じゃったからの。もしかすると探せばアスちゃんの恩恵を授かった、なんていう者もおるかもしれんぞ?」

「う、うん。そうだね」


 いるよ、トトおじさん。今おじさんの目の前にそのプレイヤーが。

 本当、それも天文学的に奇跡のような確率で引き当ててしまったのだ。

 ああ、そうか。これが下界の人間たちがたまに口にする神様の奇跡というやつなんだな。

 私は今までそれを信じてなかったんだけど信じるよ。うん、もう本当に。


 それから私はさらにいくつかのお役立ち情報をおじさんから聞かされた後でそれじゃあさっそく帰って言われた通りにやってみるよとおじさんに言うとおじさんは笑ってくれた。


「それじゃあねトトおじさん。もしまた何かわからなくなったら聞きに来てもいい?」

「ああ、もちろんだとも。今度は甘いお菓子でも用意して待っておるからな」

「うん、ありがとう。それじゃあね」

「おお、気をつけてな」


 私は玄関口まで見送りに来てくれたトトおじさんに手を振りながら帰りの挨拶をするとおじさんも手を振り返してくれた。

 さて、さっそく帰ってゲームの続きをプレイせねばなるまい。ふふふふ。


 ――(トトの視点)――


 わしは手を振りながら元気に挨拶をして帰っていくアスちゃんを見送った後で家の中に戻るとそこで1つ息を吐いた。

 まさかあのアスちゃんが手を振ってくれるようになるとは。

 少なくともこの前まではえらくもの静かで語りかけても返事などしないことの方が多かったのに。


「それもこれも、ゲームの影響じゃろうか。……ふふふ、それにしても久しぶりに見たわい。あの子もわしと出会ったばかりのころはあんな顔で笑っておったな。すっかり忘れておったわ」


 ゲームの話をしている時だけではない。

 今日玄関を開けて一目見た時からわしは気づいていた。

 雰囲気がだいぶ明るくなったし笑顔も見せるようになっていた。


「うーむ、下界の人間たちが生み出したゲームというのもなかなかやりおるな」


 わしは1人そう呟くと本でも読もうかと思い書斎の方へと向かった。

 わしの家にある4つ目の書斎、そこももうすぐ本でいっぱいになってしまう。

 近いうちにまた家を改修して5つ目の書斎を作らねばなるまい。

 きっとその頃にはアスちゃんもゲームの中で様々な経験をすることになるだろう。

 本人はごまかせたと思っているつもりだろうがわしにはわかっていた。

 アスちゃんが授かった恩恵が自分自身のものであるということを。

 そしてもちろんその恩恵の効果がとんでもないものであるということも。



<神様の紹介>

〇タケミナカタ

下界では日本神話に登場する神で「水」を司る。性別は不明だがおそらく女神。

神界ではとあるキャバクラのオーナーをしておりお店の方はなかなか繁盛してる模様。

ただ、本人はまだまだ満足していないようで神界一のお店になれるように頑張っている。

「水」を司る神の一面で隠し芸として水芸が得意という話だが実際にそれを見たことのある者はいないため半ば迷信とされている。


〇ヘスティア

下界ではギリシャ神話に登場する女神で「炉」を司る。

神界では父親と2人でパン屋を営んでいてすでに自分の焼いたパンが商品として店に並べられている。

性格は純真無垢であり人を疑うということを知らないためよくパン屋にくる客に冗談を言われてはからかわれている。少女の姿をしていて実際に年齢もかなり若い。

将来は父親の後をついで自分のパン屋をもっと繁盛させたいと考えている健気な神である。


〇トト

下界ではエジプト神話に登場する「知識」を司る男神でかなり高齢の神。

知識を収集すること、それを人に教えることを生きがいとしておりそれ故に物知り。

ありとあらゆる学問から芸術、日常的なことに関することまでおよそ知らないことはないと言われており少し前までは神界大図書館の館長、その前は大神殿の書記長も務めていた。

本を読むことが趣味であり読む本のジャンルも様々だが最近は下界の若者たちの間で流行っているらしいライトノベルが気にいったようでよく読んでいるらしい。

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