ニートな女神と初めてのクエスト
次回はまた神界でのアストレアの生活をピックアップします。
ゴブリン。それは人型のモンスターでそれなりに大きい。
大きいといっても人間でいう小学校高学年の男子くらいの身長だけど。
私は初めて遭遇したその人型のモンスターを見てこのように思った。
「……可愛いな」
そう、可愛いのである。
ゴブリンは基本的にどのようなゲームの中でもある程度ブサイクというか、あまり愛嬌のある姿をしているものではないことが多いのだがこのゲームに登場するゴブリンは違った。
黄色いがくりくりの目をして、口を半開きにして時々あくびとかしてる。
見れば見るほど愛らしい容姿をしているのだ。
「あいつ、まだこっちに気づいてないのかな?」
私の方からはしっかりとモンスターであるゴブリンの姿と名前、HPケージを確認できている。
でも向こうはまるで私に気づいていないようで一向に襲い掛かってこない。
「いけるかな?」
私は剣をかまえると駆け出して行ってすかさずゴブリンを斬り裂いた。
「ゴブゥ~!」
するとゴブリンはとくに抵抗することもなく一撃で倒され、そして可愛らしい断末魔を上げた後で光の粒子となって砕け散った。倒せたのだ、あっさりと。
『倒したモンスター』
ゴブリン×1
獲得経験値:5ポイント 獲得ゴールド:10G
次のレベルまで残り165ポイント
「うん、まあそれはいいんだけど。なんだろうか、このちょっとした罪悪感は。せめて、せめてもっと悪そうな顔をしていたら良かったのに。この、まるで無抵抗の子供を殺してしまったかのような。嫌な感じが……は、まさかこれは罠か!?」
私はすぐにこれが何かの罠である可能性に気づき周囲を警戒したが、特に何かが起こりそうな気配はない。辺りは平和そのものでありこれまでと何ら変わらぬ平原の風景がそこにはあった。
「……考えすぎかな。でも、今回は新しいスキルも手に入らなかったし、ゴブリン、何もドロップしなかったな。アイテムを落とさない敵もいるのか……ん?」
と、私がゴブリンがいた場所をよく見てみるとアイテムは落ちていたようだ。
それは何やら茶色い袋のようなもので、触れるとたしかにアイテムだったようだ。
「銅貨袋か。ああ、お店で売ってお金に変えるだけのアイテム。よし、これでお金がためられるぞ」
私はそのことに少しだけ喜び、そうしてまた平原を歩き出す。
レベルも上がってきたことだしそろそろ別のフィールドに移動しても大丈夫だろうかと考えていた矢先に、またゴブリンと遭遇した。数は1体。だけども先ほどのゴブリンとは1点だけ違う箇所があって。
「木でできたこん棒みたいなの持ってるな。ああ、あれは絶対にあれで襲い掛かって……来たぁ!」
そのゴブリンは私に気づくといきなり接近してきて手にしたこん棒で殴りつけてきた。
私はそれをとっさに盾で防いだがそれでもダメージを4ほど受けてしまったので素で受けてたらもっと受けていたことだろう。
あいつは見た目どおり力というか、攻撃力が高いようだ。
半面動きはゆっくりなので反撃はたやすく決まったけれど、こいつさっきのゴブリンとは違う個体という扱いなのか。でもまあ倒せはしたからいいか。
『倒したモンスター』
ゴブリンメイス×1
獲得経験値:6ポイント 獲得ゴールド:12G
次のレベルまで残り159ポイント
「やっぱり、別のモンスター扱いなんだ。メイスって、こん棒のことかな。あ、ドロップしてる」
ゴブリンメイスのドロップアイテムは木のこん棒で一応武器だったけど。
でも私、こん棒というかハンマー系をまだ装備できないんだよね。それに装備できるようになったとしても多分この武器弱いと思うし、これは売るか。
そうして今回も新たなスキルは得られなかったことから、ゴブリンにはとくにそういったスキルとかはないということがわかった。まだ他のゴブリンから何かスキルがもらえる可能性もゼロではないけど。
それからしばらくまた戦闘を繰り返していると今度はウルフが同時に3体出てきたり、ウルフとゴブリンがセットで出てきたりするようにもなった。
ちなみにこん棒をもっていないただのゴブリンの攻撃方法は普通に殴り掛かってくるだけで避けるのも簡単だったし、ゴブリンメイスのこん棒攻撃もすぐに見切れるようになった。
「うわ、今度は猪まで出てきたよ」
そしてレベルが5になったことで新しく出現するようになったモンスターはまだいたようで。
そのモンスターは大きな猪のような姿をしていた。名前はワイルドボア、つまりは猪のことだ。
しかしこの猪が意外と強かった。
まずウルフよりも速く突進攻撃をしてくるのだが攻撃力が高い。
おそらくゴブリンメイスよりも力は上であり、盾で受け止めようとしたら体ごと後ろに弾き飛ばされて一気に8ダメージも受けてしまった。
さらに耐久も高く、おまけにHPも高いと来た。倒すのに今の私でも4回の攻撃が必要になるほどに。
「でも多分この猪、このフィールドだと最強のモンスターだろう」
昨日コルトから聞いた話によれば、1つのフィールドに出現するモンスターの種類は多くても10種類程度で、序盤なら5、6種類程度だと。
ワイルドボアはこのフィールドで5番目に遭遇したモンスターで能力も高いからきっとそうに違いないと思った。
『倒したモンスター』
ワイルドボア×1
獲得経験値:10ポイント 獲得ゴールド:20G
次のレベルまで残り87ポイント
「おお、強い敵だけあって経験値やお金も良いな。……倒すの大変だったけど」
そしてさらに嬉しいことにワイルドボアからはスキルももらえた。
『新しいスキルを入手しました』
スキル:突進
「ん、突進?」
〇突進
発動すると前方に10メートル突進攻撃を繰り出す。与えるダメージは自身のVITの値によって決まる。敵のVITの値が自身のVITの値より高かった場合や、木や壁などのオブジェクトにぶつかった場合はこちらがダメージを受ける。
消費MP:3 再使用可能までの時間:10秒
「おお、これは初めての攻撃スキル。技ではないか」
これまでのスキルと違って、(微小)だとかⅠとか書かれてないから多分これ単体のスキルなんだろうけども。でも嬉しかった。
なのでさっそく次の戦闘で使ってみることにしたのだがこれが意外と使いにくかった。
攻撃系のスキルや魔法などは、その魔法名やスキル名だけを口にすれば自動で発動されるのだけど、私がゴブリン相手に突進と叫んだら私の体は一気に10メートル前に放り出された。
「うわぁぁぁぁ~!!!!」
「ゴブゥ~!」
そして見事に衝突しその衝撃でゴブリンは粉砕。おまけに私の心も打ち砕かれた。
このスキルは間違ってももう2度と使わないと、そう心に決めた私だった。
――それから約2時間後――
私のレベルはさらに2つ上がって7になったけれど。レベルが5よりも上になってからは特にモンスターや戦闘に関して変化はなかった。
1個だけ気づいたのはワイルドボアは遭遇率が極めて低いということくらい。
およそ10回に1回くらいしか出てこないし必ず1体だけでしか出てこない。
ああ、ワイルドボアからは何故か豚肉というアイテムがドロップしたのだが突っ込まないでおいた。
いや、お前豚じゃなくて猪だろうどう見ても、と言いたいんだけどね。
そしてついにこの時がやってきたのだ。
スライムを倒し続けて100体目。すでに75体目を倒した辺りで水魔法耐性は(中)から(大)になっていたが、100体目のスライムを倒した時にスキルの名前が変わった。
『スキルが成長しました』
水魔法耐性(大)→水魔法無効
〇水魔法無効
水属性の魔法攻撃によって受けるダメージを100%減少させる。
「ふははははは。継続は力なり、努力はやがて実を結ぶのだよ。ふふふ」
これで私は水属性の魔法攻撃を受けてもダメージは0にできる。
水属性の魔法攻撃とやらをまだ受けたことはないので真偽の方は定かではないが。
〇俊敏Ⅴ
AGIが25%上昇する
そして俊敏の方も数字がⅤまで成長した。
こちらの方はスライムのようにウルフ1体たおせば1%上昇するのではなく、30体倒すごとにスキルのレベルが1つ上がる仕組みらしい。
最初の1体目を倒した時に俊敏Ⅰのスキルを入手して、そこからスキルレベルはウルフを累計して30体倒した時にⅡに上がり、60体倒した時にⅢに上がったからね。
つまり私はもうウルフを累計120体ほど倒したということになるわけだが。
ちなみにスキルレベルは基本的に最高でⅩ(10)まで上がるそうで、この調子で行くとウルフを累計して270体倒したところで俊敏のスキルのレベルがⅩに上がるということなんだろうけど。
「んー、まあドロップアイテムもお金もたまったから街に帰るか。それで次からは別のフィールドに行ってみようかな。……そこにもウルフは出てくれるといいんだけど」
私はスキルの確認を終えるとるんるん気分で平原を歩き街までの道を行く。
どうでもいいけどこの平原、さすがに何もなさすぎるだろう。地面と草以外本当に何もないぞ。
せめて木の一本でも生えていればいいのに。
でもまあそれも一番初心者用のフィールドだし仕方ないか。
私がそんなことを考えながら道を歩いていると突然女の子の悲鳴のようなものが聞こえた。
私がそれに驚きつつも急いで悲鳴が聞こえた方へと走っていくと、そこにはウルフに襲われようとしている女の子の姿があった。
女の子の方は、まあ一目でゲームキャラだとわかった。服とかが普通の街の住人とかが着ているやつだったから。ウルフの方も見た感じただのウルフっぽかったけど。
『クエスト001:オオカミと少女』
このクエストを受注しますか? はいorいいえ
「ん、なんだこれ。クエストって、依頼かな。……ああ、えっとつまりあの女の子を助けるかどうかっていうやつ?……うん、やるよ。普通に助けるでしょこれ」
私は突然目の前に現れたその画面の、はいの方を選択したらクエスト開始の表示に変わった。
そして私の視界の端になにやらカウントダウンのような時間表示が現れた。
時間は5分から1秒ずつ減っている。これは制限時間だろう。
「だれか助けてぇ~!」
「グルルルルル、ワウ!」
そうして私の目の前でさきほどまで膠着状態だった女の子とウルフにも動きが。
ウルフが今にも襲い掛かろうとしている。そして女の子とウルフの頭の上にさっきまでは見えなかったHPケージがはっきりと見える。
ようは制限時間内にあのウルフを倒さないと女の子が襲われて死んじゃう的なやつだろうか。
「まあ、じゃあやるけど」
私がウルフの方に近づき一撃で仕留めると、そこで視界の端にあった時計のカウントが止まった。
だけども表示そのものは消えていない。まだ、何かあるのだろうか?
「あ、あの」
「ん?」
「た、たすけてくれてありがとうございます。あの、それでもし良かったらなんですけど私を始まりの街まで連れて行ってくれませんか?」
「え、ああ。うんいいけど」
「ありがとうございます」
女の子がそう言うとまた時計のカウントが進み始めた。
つまりこの女の子を時間内に街まで送り返せばいいと、楽勝じゃないか。
と思っていたら甘かった。街まで本当にあともう少しというところで戦闘になってしまった。
敵は最悪なことにウルフが3体。女の子は私の少し後方に待機状態でいるけどいまだにHPケージが見えているということはこれ絶対に襲われるな。
そして戦闘が始まり案の定というか、私が2体のウルフを相手取っている間に残ったウルフが私を無視して女の子の方へと襲い掛かる。
「きゃああ!!」
「まったくもう。仕方ないな、使うか。……突進!」
私はウルフとの間の距離を10メートル詰めたがぶつかるにはいたらず、そして私はまさに今爪で女の子に飛びかかろうとしていたところで背後から私に切られて倒れた。
女の子の方は驚いていたけど大丈夫。無傷だった。
「ああ、別にぶつからなくてもいいのか。単純に一気に10メートルだけ移動したい時に使ってもいいんだよね。そっかそっか」
私は改めてこの突進のスキルの有用性に気づくと同時にこのスキルをくれた猪に感謝した。
いや正直このスキル持ってなかったら女の子殺られてたと思うし。
「おっと時間があるんだった。さあ、行こうか」
「は、はい」
そしてなんとか時間までに始まりの街の門までたどり着いた。
街の中に入ると門の前で女の子が突然かけだしてそこで待っていた母親っぽい女の人に抱き着いた。
そして私の目の前に開かれた画面にはクエストクリアの文字が。
「あの、この子の母親なんですけどこの子を助けていただいて本当にありがとうございました。これ、少ないのですがお礼です。どうぞ受け取って下さい」
そしてやっぱり女の子の母親だった人からお決まりの言葉を聞かされた。
画面表示にはクエストクリア報酬として100Gと出ていたけどあれだけのことで100Gももらってしまうのは逆に申し訳ない気持ちになった。
「いえ、あのこんなには」
「ほら、あなたもちゃんとお礼を言いなさい」
「うん。ありがとうお姉ちゃん」
「……ああ、いえ。まあ当然のことをしたまでですよ。はははは」
何だろうこれは。いいシーンのはずなのにちょっと納得がいかない。
まあゲームの中だし、お礼を断るなんて選択あるわけもないけど。
だけど、まあいいことしたわけだしこれはこれでいっか。うん。
「それじゃあ私たちはこれで」
「バイバイ、お姉ちゃん!」
「あー、うん。バイバイ!」
と、私はつい相手がゲームの中のキャラだということを忘れて手を振りながら母親に手を引かれて歩き去っていく女の子に手を振り返して見送った。
それを見ていた門の近くにいた他のプレイヤーにくすくすと笑われた気がするけど気にしない。
「んー、まあなんていうか。やっぱり神様だし人間助けなきゃだし。でもそれっていったい誰が決めたのかね。……はぁ、疲れた。これからどうしようかね」
私はしばらく考えた後でまた街中を歩いてさっき訪れたあの武器屋さんのところに来た。
そして中に入るとなんとそこに先客がいた。見慣れない、男の人?
「うわ、高い。おじいさんちょっとまけてくれませんか?」
「ほっほっほ。わしの店は値引きはしておらんぞ」
「うへぇ。仕方ない。別の店に行きます」
「そうか。ではまたな」
「はい。でもいつかお金を貯めたら買いに来ますから!」
その男は小柄で、ともすると少年のようにも見えたがちゃんとした鎧を着ていたし何よりも背中に自分の背丈ほどある馬鹿デカい剣を背負っていた。あれが多分、大剣ってやつなんだろう。
カウンター越しでおじいさんと何やら値段交渉してたみたいだったけどどうやら断られたようなので別の店に行くということらしい。
私はそれまでずっと入口のところに立っていたのだけどその男の子が店を出て行こうと振り向いたときにお互いに目が合った。
「あ……」
そうして訪れた沈黙の時間。私は今の発言の意図がくみ取れずに首をかしげた。
なんだろう、「あ」って。
「えと、ごめんなさい気づかなくて。もしかして、ずっとここで待ってました?」
「ずっとって言うか、ちょっと?」
「あ、えっと。それじゃあ、失礼します」
「はぁ……」
男の子はなんかちょっと照れたような感じで慌てて店を出て行ったようだけど何かしたかな、私。
まあいなくなったことだし私は私で用事を済ませるか。
「いらっしゃい。おや、お嬢さんは今朝も来た人だね?」
「え、覚えてるんだ。すごいね、おじいさん」
このゲーム変なところでリアリティーがあるようだが何よりも人の、ああつまりゲームの中だけのキャラクター一人一人の反応や会話が凝っている。
本当に、ゲームの中にいるってことを忘れそうになるくらい自然だった。
下界の人間たちもついに創造神の真似事まで始めたのかとちょっと感心したし、素直にすごいと思った。
「武器を売りに来ました。木のこん棒を15本」
「ほほう。それなら450Gになるがそれで良いかの?」
「あ、はい。それで全然」
ていうかこのおじいさんさっきと対応違いすぎじゃね?
いきなり馴れ馴れしくなったというか、こんな感じだったっけ?
あと、木のこん棒は1つ30Gなのか。それはいいことを聞いたぞ。
「他には何かあるかのう?」
「んー、装備は今朝変えたばっかばし、今日はもういいかな。またくるよ」
「おお、それじゃあまたなお嬢さん」
「あ、はい」
……いや、やっぱりこれなんかおかしくないか?
普通人ってこんな短期間にここまで変わるものなのだろうか?
それとも私が寝ぼけてる間に下界の人間たちの常識も変わったというのだろうか。
私は店を出た後でもひたすら考える。そして次に立ち寄った今朝と同じ道具屋さんでも……
「いらっしゃいませ。あ、お客さん本日2度目のご来店ですね。ふふふ、ありがとうございます」
おかしかった。どうかんがえてもおかしい。いや、おかしいのは私の方か?
これが、この世界でいう普通、なのだろうか?
「えっと、あの。これを売りたいんですけど」
「はい。銅貨袋を34個ですね。合計で3400Gになります」
「え、嘘!?」
「嘘ではございませんよ。3400Gです」
え、銅貨袋って1つで100Gなの。あのゴブリンが落として行ったやつ。
さっきのクエストの報酬と同じ額なんですけどー。
木のこん棒3つ分よりも高いみたいなんですけどー。
「あ、じゃあそれでお願いします」
「はい、かしこまりました」
「これで所持金なんぼになったんだっけ?……うわ、ものすごい増えてる」
私は所持金の額に満足すると道具屋を後にした。
そういえばスライムの雫(青)と獣の爪、豚肉などの素材アイテムがまだ売ってなかったな。
とくにスライムの雫に関してはすでに所持してる数が133個と、正直何に使うのかわからんアイテムをこんなにたくさん持っててもと思わなくもなかったが、まあ念のため一応持っておく。
と、今日は一旦ここでログアウトして現実世界でお昼ご飯……を誰かにおごってもらおう。
さて、今日は誰にたかりに行こうかな。
<モンスター辞典>
〇ゴブリン
RPGではお馴染みのモンスター。
緑色の皮膚をした人型のモンスターであることは他の多くのゲームと共通しているがこのゲームのゴブリンはなかなかに愛嬌のある顔をしており女性プレイヤーの中には可愛すぎて攻撃できないから何とかしてほしいという訴えを起こすプレイヤーもいたとかいないとか。
ドロップ:銅貨袋
〇ゴブリンメイス
こん棒を装備したゴブリンで普通のゴブリンよりも攻撃的で力が強い。
普通のゴブリンを見た後でこのモンスターに遭遇するとあまりにも攻撃的に変わったゴブリンの姿を見てトラウマに陥ったプレイヤーもいたとかいないとか。
ドロップ:木のこん棒
〇ワイルドボア
別名初心者殺しとも呼ばれるゲームの序盤で登場するにしては強いモンスター。
体力、力、耐久、敏捷の全てがすぐれているが攻撃はまっすぐに突っ込んでくるだけなので避けることは割と簡単であり、落ち着いて対応すればまず大丈夫。
猪の姿をしているのにも関わらず倒すとなぜ豚肉を落とすのかということについて、たびたびネット上で議論のネタになっている意外と有名な存在。
ドロップ:豚肉