台南を歩こう
月刊ペースになりそうなこの旅行記。終わるのはいつの日か。
前回の最後にも書いたんですが、写真のリサイズとアップがめんどいんですよね。文は割と簡単にかけるんですが。
今回は台南観光地編その1です。
台湾の偉人、というか尊敬されている人といえば国父孫文と蒋介石。
台北では国父記念館をはじめとして孫文をたたえる場所は数多くあります。紙幣に書いている顔も孫文です。
台北の国父記念館
その中の孫文像。デカい。
此方は蒋介石を記念した中正記念館。写真ではわかりにくいですがデカ過ぎ。
門はオーガとか出てくるんですかってくらい大きい。
閑話休題
一方、台南では圧倒的に鄭成功が人気です。そこら中に碑とか廟とか銅像がありました。
街中の鄭成功廟
鄭成功については明の時代の英雄で、台湾でオランダを破ってオランダ軍を追い払った人ですね。
詳しいことはWIKIあたりで見てください。日本人のハーフらしいです。
台南観光スポットその一。赤崁樓は、元オランダの城郭で、鄭成功がオランダを打ち破りその後市政府にした場所だそうです。
市街のど真ん中にあるちんまりとした砦ですね。
全景
これはオランダ人の降伏を受け入れる鄭成功の像。
昔はオランダ人が跪いていたそうですが、感じ悪いということで少し変えられたそうな
鯉の餌販売機。コインを入れると餌が下の出口から出てきます。
近くの池には鯉がいっぱいいて餌をやるとわらわら集まってきます。
昔の城壁。今の建物は19世紀に再建されたのだそうで。
中に飾られた鄭成功図
内装とかその他。
中にはカフェがありました。
ちなみにこの周りには食堂や他の観光地も結構ありますので他と一緒に行くのが便利だと思います。
前回紹介した鴨肉丼や肉圓の店もここから歩いてすぐのところにあります。
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赤崁樓のすぐそばにある台南最大の恋愛成就の廟、大天后宮。
赤い糸伝説の月下老人という神様を祀ってます。シガナイ独身者なのでいちおうお参りしてきました。
台北でもそうでしたが、台湾のお寺は、最初に奉納品セットを買って順路をたどる形でお参りします
一つの寺の中にいくつもの神様が祀られていて、順番にその神様の前で線香をあげてお祈りをして、そのあとその前に置いてある炉に刺すというのを繰り返すのが多いようです。
台北も含めて三か所回りましたが、これは割と共通していました。
細かいところには差があって、途中でおみくじがあるとこととか、最後にお茶がふるまわれるところとかいろいろありましたけど。
ここでは黄色い紙のお札をくれます。出口に炉があってそれに放り込んで燃やすわけです。なんでも神様といかに燃やして届けるんだそうで。
黄色い札束。炉の前は熱い。日差しも暑い。
廟の中の写真はちょっと気が引けたので取りませんでした。
台湾のお寺は総じて派手派手しく、入り口にご利益のことを書いた電光掲示板がついてたりします。
別のお寺の前にいたトラック。
なぜかピカチュウが描かれ、スピーカーからはお経のようなものが流れる、大変カオスなかんじでした。
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次は買い物スポット、林百貨。
日本時代の百貨店をリニューアルしたものだそうです。
中はレトロな感じで1階には食品系の土産物やお茶が売ってます。
2階以降はファッション系の雑貨。
これは此処で買ったカバン。450元くらいかな。帆布バッグが名物らしいです。
ファッション雑貨を買う、お土産をそろえる、どっちでも使い勝手いいと思います。
僕はここでお茶とパイナップルケーキのお土産を買いました。
夜のほうがライトアップされていて綺麗ですね。
屋上には昔の神社の跡地があります。
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おまけ
台南まできてもこういうお店はありました。日本のサブカルの浸食力は異常
次は台南の観光地その二か、さらに南下して高雄にも行ったので、高雄編のどちらかを書きます
順序の問題なのでどちらから先でもいいんですけど。先にこっちが読みたいという方がおられましたら感想欄等で言ってください。