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ゴロン王は怒っていた

ああ、忙しいなー。

 ゴロン王は怒っていた。「全くもって軟弱なブレイカーしかいないものだな」

 前線では敗走するものが多いというではないか。死んでもいいから戦い続けろ。


 ミゼール妃は「貴方いくら戦闘用に産み出されたブレイカーとは言え生きてる事には変わりません」弔いたくとも魔族に連れ去られそれはそれは残虐な方法で殺されるものもいると聞いております。天使ではないと言え命は惜しいのですよ。


 ゴロン王は言った。ミゼールよ。我々は絶対敗北する訳にはいかないのだ。人間界から送り付けられるたましいを隔離しなければその者達は現世で生者にどんな仕打ちをするかわからん。人は罪を罪と思わぬ愚か者。

正しい者ばかりではないのだ。それでも寿命を全うした者は天国に住まわせておるのだ。


 儂は地獄というものを幼少の頃父に連れられ「暗黒の井戸」と呼ばれる地獄へ通ずる穴から見た事があるがそれはそれは恐ろしい所だった。


 「貴方その話するの好きですわね」

 「だってホントに怖かったんだもん」

 ねぇミゼール膝枕してーって何だこいつは 気持ち悪い……。


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