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拳と杖  作者: ゆーりっど
1/6

《1話》花畑で…。

「フィストぉ〜。こっちのお花が綺麗だにゃん」


ご機嫌なワンドの声に、俺はヤレヤレとため息を吐いた。



「幸せの四つ葉は探さなくていいのか?」


「にゃ!探すけど…でも、お花が綺麗にゃん♪」



花畑の誘惑が勝ったか、ワンドは色とりどりの花の中へとダイブする。


「やれやれ」


俺はその辺に腰を下ろして、ため息を吐いた。


仕方なしに、満足してくれるのを待つことにした。



蝶々を追いかけたり、花をくわえてみたり、ワンドが動き回るのを目を細めて眺めた。


子供というのは、遊び道具が無くても、ああも楽しそうに遊べるものか。



ふと、俺はワンドと出会った時のことを思い出した。

まぁ、成り行き上ワンドを拾ったようなものだがな。


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