予期していなかったこと
「露葵ー下りてきなー、晩御飯にするょー」
私は元気に返事する。
机に広げまくっている教科書とノート、プリントもろもろを手早く片して扇風機の電源を切った。
お腹がペコペコだったのと階下から漂ってくる香ばしい香りに誘われて階段を駆け降りる。
私には家族が4人いるんだ。
おかぁさんと、おとぉさんと、にぃちゃんが2人で、私は末っ子だけど長女。
そのにぃちゃんは双子。
長男は暁彦、二男が遙彦、
私は「アキにぃ」「ハルにぃ」って呼んでいる。
この2人は面白いくらい、性格が正反対。
アキにぃは、一言で言うと太陽。
とにかく明るくて、おしゃべり。
反対にハルにぃは、冷静沈着。
すごく論理的に考える。かといって物静かというわけでもない。
なんせ2人の喧嘩(じゃれあい?)は凄まじいのだ…。
でも今は家にいない。
全寮制の高校に2人とも進学したからだ。
でも暇さえあればそろって帰ってきて、騒がしくなる。
そういえば、両親のことをおとぉさんとおかぁさんって私たちは呼んでるけど、2人は自分たちのことを名前で呼び合う。
友達の家ではそんなことないらしい…。
おとぉさんは陽輔だから「スケさん」、おかぁさんは風胡だから「フウちゃん」なんだ。
2人はいつもらぶらぶで、おにぃちゃん達は「おしどり夫婦を通り越してる。ばかっぷるだ。」とか言ってた。
毎日が楽しい。
隣の家の双子で幼馴染の敏くんとチコとは「ちぐはぐな3人組」と担任の先生に言われるほど仲良し。
3人で近所の公立高校にいく予定になってる。進学校で公立高校の割には設備がしっかりしていて、かなり偏差値が高い…。
3人の中では1番私が成績…が悪い。というか2人が賢すぎる…。いつも学年の首席の座を取り合っている(こんな2人に私がくっついているからちぐはぐと言われちゃうのだ…)。
だけどみんなと一緒に行くと約束して、手伝ってもらいながら頑張っている。
2年生の2学期だけど進路の先生はよく考えて行きたいんなら頑張ってみなさいと、言ってくれた。
努力のおかげか1年生の時とは比べ物にならない位成績は上がった!
けど、おとぉさんと、おぁさんから、信じられない話を聞かされて、私の生活は一変した。
なんか…はじめちゃいました…
いやー夢で見たのを文章にしてみただけです…
どうしよう…続くかな…
文章おかしいかもしれない…
何せ今まで読むほう専門だったので…書き方判んない…
亀よりも何よりも遅い更新になると思いますが…生温かい目で見守ってってください…