表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
7/11

神様と鬼ゴッコッ!!?

「ハ・ル・ちゃーーん」

 ハルちゃん言うな、馬鹿女神。


「ねぇ、ハルちゃん、どこぉ?」

 バッカ、そんなもんいうわけねーだろうが。

 それじゃあ、ゲームとして成り立たんでしょう?


「鬼さん、こっちら、手のなる方へーーっ」

 そりゃ違う遊びじゃねーか。



そもそも、何をしているかというと―――




―――――


 さかのぼること三十分前・・・


「ハルちゃん、ハルちゃんっ!!」

「ハルちゃんゆーなって・・・」

「ひまだぁー、あそぼーよー」

「そうか、暇かぁ。じゃぁ、庭のアリさんでも数えてなさい。」

「はーい、おかぁさんっ」


 神様、こいつを基本馬鹿に作ってくれててありが・・・・・


「あきたっ!!!!!!!!」

 五秒で飽きるなら、やる前から気づけ


「よしっ、ハルちゃん、鬼ごっこやろーー」

 いやですよー、どんなことになるかわかったもんじゃない


「じゃぁ、ハルちゃんはなべのふたね。」

「はいはい、ワケわからんゲームはまた今度にしましょうねー」

「あたしは、鬼やるからクギバットねっ」


―ドスン――


 轟音とともに、オレの真横のユカに穴が開いた。

 コレって、鬼ごっこだよね?

「女神さん?コレはどういうことかな?」


「鬼ごっこ−Lv.1勇者と魔物−ドラ○エヴァージョン」

 俺の体もつかなーーー。


「あの、女神さん?もっと消極的な遊びしません?」

「えぇぇ〜〜〜、セッカク調子よかったのにぃ」

 お前の調子など知らんっ!!


「このままじゃ床かボロボロになるからだめだ」

「じゃぁ、壁に向かってするからぁ」


 くそう、セにハラは変えられんっ

「ほら、かくれんぼとかのほうが面白いからっ!!!」


「しょ−がないな、じゃぁ、あたしが鬼で日本刀もって・・・」

「待て、ここは日本のルールに則ってしようっ!!!!!」

「えぇぇぇええぇっ」

「せっかく、和菓子かってあるのになぁ」

「日本LOVE!!!!」


 この、グラ○ニーが・・・・・・・・


――――――――


―――――


―――


 というわけで、今オレは自分の部屋のクローゼットの中に隠れてます。


「ハールーちゃーん、どこー」

 言うわけないじゃないですか・・・・


「あ、発見っ!!!!!ハルちゃん・・・・」

 なにっ?!!


「・・・・の携帯っ!!!!」

 んだよ、携帯かよ・・・・


「じゃぁ、この一番上の女の子に告白メールを・・・・」

「やめなさいっ!!!!」


「ハルたん、めっけーー」

 誰だよ、ハルたん。


「よし、じゃぁ、今度はあたしのルールで・・・・」

「和菓子オレだけでくっちまいますかなーーー」


「じゃぁ、おやつにしますかハル君っ!!!!!!!」

 必死な顔で訴えてくるんじゃねぇ、グ○トニーくん


 冷蔵庫からドラ焼きと、桜餅を出した。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ