幼馴染が浮気してるのみちゃったから乗り込んじゃう?もちろん乗り込むに決まってる‼︎てか、そしたらまさかの…
幼馴染でもあり、彼氏でもある那津夜は、めっっちゃかっこいい。
なんなら身長も高いし、良い感じのからだつきもしてて、とても自慢の彼氏なの。
だけどね…モテるから心配。
那津夜が、どれだけわたしを大切にしているのかは、もちろん知っている。
でもねー…やっぱり心配なんだよね。
そもそも学校も違うから、なおさら不安でしかない。
どれだけ大切にされていても、不安は不安。
そんな那津夜は、わたしの不安をなくそうと、いつもわたしを気にかけてくれていて、こまめに連絡をくれるし、とにかく大好きだよって、言葉にしなくても伝わるくらいだ。
じゃあ、そんなに不安がる必要ないじゃん?って友達は、いう。
しかし…
那津夜の学校の友達ってのが、またみなさんかわいいわけよ。
この前写真みせてもらったんだけどさ、やっぱりおとなびててかわいいのよ。
だから、わたしもかわいい彼女になりたくて、おしゃれとか頑張るわけ。
しかし‼︎そしたらお金かかるじゃない?
だから、バイトをするのよね。
そうすると、すれ違い日とかもあってさ…
今週バイト入っちゃった…ってなって、デートがお流れってことも度々だ。
大富豪の娘にでも、うまれたかったわ。
でも、やっぱりわたしは大富豪じゃないから、バイトするしかない。
お金は、必要だし…
そもそも、もうすぐ那津夜の学校で文化祭がある。
美味しいものがたくさんあるって聞いたから、なおさらバイトしなきゃだ。
那津夜は、文化祭の準備があるから、わたしはバイトに勤しんだ。
そんなある日、バイトが休みになったから、いつもより早く帰宅した。
那津夜は、まだ文化祭の準備かなぁ?って、カーテンを開けてそっと那津夜の部屋をみようかなって思ったら…
え…
那津夜が…那津夜が髪の長い女子と手を繋いでいる…。
那津夜は、すぐさま手を振り払っていた。
でも、その女子が今度は那津夜に抱きついてるじゃん…
な、なにしてるの⁉︎
てか、那津夜…
いやがってるくせに、なんで家にあげたの?
外ではダメだよ?部屋でたっぷりイチャイチャしようね?ってこと?
…
やだ!
わたしは、思わず那津夜に電話をした。
「今、なにしてる?」
って。
そしたら、友達と文化祭の準備だよってかえしてきた。
うそつき…
女子とイチャイチャしてるくせにっ‼︎
居ても立っても居られなくて、思わず乗り込んだ。
「那津夜‼︎」
部屋のドアを思いっきりあけると…
「おお、都香砂じゃん!どうした?」
と、慌てる様子もなくいつも通りの那津夜。
あ…
え…
てか…
お友達さん…
…
まさにお友達さんが、脱皮中でしたね…
…
女子が男子に変身するところを、まさに今…目撃してしまいました。
髪の毛…ウィッグだったんだ…
「あっ、あの…ごめんなさい。わたし…」
「もしかして、オレたちがうちに入るとこみた?」
「や…あの、うん…ごめんなさい。お友達もごめんなさい。」
「いえ、ぼくは全然…こちらこそですので」
「オレも…ごめんな。びっくりしたよな」
「うん、したよ…でも、疑うなんてわたしは、彼女失格だよ」
「彼女さん、こちらこそ…ごめんなさい。まぁでも、本物みたいってことで、文化祭は大成功になりそうだね。楽しみにしててよ?彼女さん、那津夜の女装は、もっとかわいいから気絶しちゃうかもね」
「おい、やめろって…」
「えっ?那津夜も女装するんだ⁉︎えー、楽しみ〜」
…
那津夜は、恥ずかしそうに頭を抱えた。
そして、文化祭当日
那津夜は、女装してても爆モテだった。
でも、那津夜は笑顔でわたしに駆け寄り、
「きてくれてありがとう」
と抱きしめてくれた。
「みんなみてるよ…」
「うん、だからあえて抱きしめてる」
「そっか、ありがと」
「ううん、てかなんならキスもしたいけど?」
「それは、後でね♡」
「わかった♡」
「大好きだよ、那津夜♡」
「オレも大好き♡」
ギュ〜♡
那津夜は、いつも安心をくれる。
おしまい♡




