2、異世界転生する為に〜ステータスを決めよう〜
亀の歩みなのに7人もブックマークしてくれてありがとうございます! 作者狂喜乱舞です!!
「よしっ! じゃあ、ステータスを確認してみて。名前はこっちの世界らしい物に変えておいたわ。勝手にごめんなさいね」
「名前別に好きじゃなかったしいいよ」
「そう」
ママの眉が少し下がってしまった。でも誰が付けたのか、どんな意味が込められているのかも知らない名前を愛せる訳がない。
「ステータスを確認したい時は『ステータスオープン』と心の中で唱えてね。誰かに見せたい時は、『ステータスオープン』と唱える時、この人は見てもいいよ、と思っていれば見せられるわ」
「分かった」
早速だけど試してみよう。
ステータスオープン。
そう心の中で唱えると、スマホの画面みたいなものが現れた。
~ステータス~
【名前】リティア・パル・アーティ
【種族】神族
【年齢】六歳
【職業】女神ティーアの愛娘
【魔力】80000/80000
【体力】65000/65000
【魔法】生活魔法・光魔法500・闇魔法500・土魔法500・風魔法500・水魔法500・火魔法500・炎魔法400・氷魔法400・植物魔法400・時空魔法500・神聖魔法500・無魔法500
【スキル】鑑定・無限収納・魔力察知・気配察知・物理攻撃無効500・魔法攻撃無効500・身体能力500・全言語理解能力(敵意なしに限る)・隠蔽・全武器適正能力・錬金術
【称号】女神ティーアの愛娘・女神ティーアの愛し子・女神ティーアの加護・転生者
「おお~すっごい…………気がする! ママありがとーー!」
「喜んでもらえて良かったわ。あと、魔法は詠唱ではなくイメージが大切なの。だからイメージをしっかりすれば、リティアの想像力なら詠唱なしでとても凄い威力の魔法を今すぐ使えるわ!」
「いやママ私の想像力なんて知らないよね」
「地球人の方が物語を嗜んでいるもの。今から行く世界人よりは想像力があるはずよ」
「たしかに?」
首を捻りつつ同意する。
「魔力の巡りを分かるようにしておいたから、本当に使おうと思えばすぐ凄い魔法が出せるのよ? うふふ、ママ頑張ったでしょう?」
何かを期待するようなママの目。
「うん! とっても嬉しい! ありがとう!!」
嬉しそうな慈愛の笑みをむけられる。合っていたようでよかった。
「それに、全部の魔法を使えるようにしといたから。あとね、無限収納に生きる上で必要な武器やら食料やら防具やら、必要そうなものをいれといたわ。もちろんお金もね」
ママが過保護過ぎる事について、誰かに相談したい。そして出会って間もないはずなのに親バカが過ぎる。気のせいだろうか。
作者の声「安心して! ちゃんとチートだよ! リティアが思ってるより向こうの世界人、想像力ないから!」