8 心頭滅却! 覚醒!火炎瓶もまた涼し!(前編)
超重力フィールドに押し潰されながら火炎瓶に焼かれる神風トオル!
ヤキイモと化してはたまらんと、地球真拳を発動!
「地球真拳……地球水流ううううううううう!!!」
ジャババー!!!
合わせた手のひらから水を放出し、己を焼く炎を消火!
地獄から逃さぬと、陳・肉まんとヤーレン・ソーレンが火炎瓶を追加!
「「赤き革命乾杯酒!!」」
ガチャンガチャン! ゴアアアアアアアアアア!!!
燃え上がる神風トオル!
「地球真拳……地球水流ううううううううう!!!」
ジャババー!!!
合わせた手のひらから水を放出し、己を焼く炎を消火!
地獄から逃さぬと、陳・肉まんとヤーレン・ソーレンが火炎瓶を追加!
「「赤き革命乾杯酒!!」」
ガチャンガチャン! ゴアアアアアアアアアア!!!
燃え上がる神風トオル!
「地球真拳……地球水流ううううううううう!!!」
ジャババー!!!
合わせた手のひらから水を放出し、己を焼く炎を消火!
地獄から逃さぬと、陳・肉まんとヤーレン・ソーレンが火炎瓶を追加!
ガチャンガチャン! ゴアアアアアアアアアア!!!
ジャババー!!!
ガチャンガチャン! ゴアアアアアアアアアア!!!
ジャババー!!!
ガチャンガチャン! ゴアアアアアアアアアア!!!
ジャババー!!!
ガチャンガチャン! ゴアアアアアアアアアア!!!
ジャババー!!!
燃えては消え、消えては燃える!
おお、なんたる悪魔的殺人光景か!
だが見よ!
トオルはひそかに地球パワーをチャージ!
ここ一番の奇襲を仕掛ける!
「地球真拳奥義! 全方位地球光線!!」
「「ッッッ!!??」」
ズキュウウウウウウウウウウウウウンンンンン!
ズキュウウウウウウウウウウウウウンンンンン!
ズキュウウウウウウウウウウウウウンンンンン!
うつぶせに倒れるトオルの背中からイガグリのごとく地球光線が放たれる!
放射状に放たれた無数のビームは屈折し、軌道を変え陳・肉まんとヤーレン・ソーレンの元へ!
面制圧的広範囲攻撃は回避不可能!
勝負あったか!?
「否アル!」「否シーバ!」
陳・肉まんとヤーレン・ソーレンがリングに手をつく!
二人の戦闘オーラを集中させ、合体技を発動!
「「粛清の赤い壁!!!」」
なんと巨大な赤い障壁を召喚!
チュドオオオオオオオオオオオオオオンンンンン!!!
チュドオオオオオオオオオオオオオオンンンンン!!!
チュドオオオオオオオオオオオオオオンンンンン!!!
全方位地球光線は障壁を突破できず!
壁に着弾の痕を残すのみ!
奇襲失敗!
「あの程度の壁、十全な状態であれば容易に突破できたであろうが……!
光線に回す地球パワーが圧倒的に足りぬ!」
地球代表セコンドテント内でトオルを見守る師、ゴウショウ!
そう、一般庶民であればすでに消し炭と化すほどの炎!
潰されてペラペラのクレープ状態と化すほどの重力!
それらに耐えるため、地球パワーのほとんどを肉体防御に費やしているのである!
「だが……その防御力ももはや限界!」
「その通り!」
ピシャアアンン!!
殺人ムチを鳴らすコロシーナ大佐!
「奇襲に頼るということは……奴はもう限界!
ヤーレン! とどめを刺しな!!」
「イエッサースパシーバ!」
コロシーナの命令を受け、リング上に四つん這いとなるヤーレン!
一体何をしようというのか!?
「やるぞ陳・肉まん!」
「わかってるアル!」
陳・肉まんがヤーレン・ソーレンにジャンピング騎乗!
おお、この技は!
「「弾圧と浄化!!」」
ガキョオオオオオオオオオオオンンンンン!!!
メカニカルな音とともに、合体!
レッド・オーラが二人を包み、光の中で変形を開始!
「我らが手を組むとどうなるか!」
「ニポン人のお前に見せてやるアル!」
変形したオーラが実体化!
質量を持つ超エネルギー体と化す!
おお、その新たな姿とは!?
「貴様ら……ま、まさか!?」
「「そう! そのまさかアルシーバ!!」」
赤い光が弾け、現れたのは――おお、戦車だ!
二人は合体して赤い装甲戦闘車となったのだ!
一般庶民諸君にはできぬ達人の業である!
ギャリギャリギャリギャリ!
ウイイイイイイイイイイイイイイイイインンン!
無限軌道を不気味にうならせ、主砲を神風トオルへと向ける!
キュイイイイイイイイイイイイイイイイイ!!!
主砲がチャージ開始!
赤い戦車は実体弾ではなく、エネルギー弾を放つのである!
「「跡形もなく消し飛ばしてくれるアルシーバ!!」」
おお、身動きのとれぬトオルに戦車砲をぶち込もうというのか!?
なんたる非人道的行為か!
地獄の鬼も真っ青な悪魔的レッド存在である!
「「受けよ! 天安門バースト!!」」
キャガアアアアアアアアアアアアアアアンンン!!!
戦車砲発射!
悪魔的殺人エネルギー弾がトオルへ直行!
「――――ッ!?」
チュドオオオオオオオオオオオオオオンンンンン!!!
爆発!
悪魔的爆炎が立ち昇りカラアゲ雲を発生させる!
「ああっ! あの威力では!」
「たぶん……溶けて蒸発してしまっただろう……」
地球代表テント内で絶望するホシ、オカ両地球担当職員!
「オーホホホホホ! 見事よヤーレン!」
ピシャアアンン!! ピシャアアンン!! ピシャアアンン!!
「アーッ!? アーッ!? アーッ!?」
勝利を確信し殺人ムチを振りまくるコロシーナ・シネチェンコ!
ムチに打たれる万・テイス!
「「ガハホホホホ! あの世で強制労働するがいいアルシーバ!」」
爆笑する赤い戦車!
哀れ! 神風トオルは天安門バーストで粛清されてしまったのであろうか!?
「――否!」
ギラリン!
地球真拳師範代、神宮司ゴウショウが目を光らせる!
おお、見よ! 爆炎の中に立つ男の姿を!
炎に焼かれながらも雄々しく仁王立ちする――神風トオルの姿を!
「「な……なにい!?」」
「貴様らの悪だくみも……これまでだ!!」
「「なぜだ!? なぜ立ち上がれる!? ま、まさか!?」」
◆
「ええ、そのまさかよ!」
シン・巣鴨コロシアム地下!
試合の中継映像が映る巨大モニターの前に立つショートカット美少女JK!
そう、神風ルリである!
「そしてその隣にいるポニーテールメガネ超美少女は神風サクラ!
知的でクールでミステリアスでピチピチのお肌で……」
ルリはコントロールパネルを操作し、超重力フィールドを無効化!
天安門バーストが直撃する間一髪のところで神風トオルの拘束を解いたのだ!
「トラップのコントロールは完全に制圧!
兄上! 思う存分暴れてくだされ!!」
オスシが食べたいので、きっと今日食べます!!!!




