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地球真拳カミカゼ ~ま、まさか!?→そのまさかよ!!~  作者: 関 涼太郎
第六話『卑劣な罠! 毒ガス電流地雷原重力デスマッチ!』
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4 秘密兵器発動! 圧殺!超重力フィールド!

 チャキチャキの美少女JK、神風(かみかぜ)ルリがデカパイ女軍人コロシーナ大佐に詰め寄ったその頃!

 殺人リング上では恐るべき光景が広がっていた!



 ◆



(リング上を移動すれば地雷、そして毒ガス!

 奴らに接近することは困難! ……だが!!)


 神風トオルが右拳に地球パワーを集中!

 (ちん)・肉まん、ヤーレン・ソーレン目がけ猛然と駆け出す!

 おお、自ら地雷と毒ガスの餌食になろうというのか!?

 答えは否!

 見よ! トラップ発動せず!

 それもそのはず、トオルが駆けるのは地球ローリングにて転がったルート!

 そう! ()()()()()()()()()()


「アイヤー!?」


 トオルが狙うは陳・肉まん!

 拳を固く握り――!


「地球パンチ!!」


 ゴシャアアアアアアアアアアアアア!!!


「んがあああああああああああああ!?」


 トオルの悪魔的パンチがヤーレン・ソーレンの右肩を粉砕!

 ヤーレンは弾き飛ばされリング上を派手に転がる!

 しかし地雷は作動せず!


「危なかったアル! だが、隙ありアル!!」


 陳・肉まんは非情にも隣にいたヤーレン・ソーレンを身代わりにし、巧みに攻撃を回避!

 攻撃後の隙を狙い、トオルに殺人中国拳法を叩き込まんとす!

 だが、しかし!


「――――ッ!?」


 トオルと目が合う陳・肉まん!

 瞬時に全身の血が引いていく!

 おお、なんたる恐怖映像か!

 トオルの両目は青く輝き、地球パワー粒子がスパーク!

 この技は――地球真拳の奥義、地球光線!

 そう、()()()()()()()! ()()()()()()


「地球うううううううううううう――――!!」

「~~~~ッッ!!??」


 陳・肉まんは既に仕掛ける体勢!

 回避する時間はない!

 地球光線は地球がビーム速度で秒間一万二千回衝突するエネルギー量!

 直撃を受ければ一撃で勝負は決まる!


「光せえええええええええええ――――!!??」


 ビタンッッッ!!!


 おお、一体どうしたことか!?

 トオルが地球光線を発射せんとした次の瞬間!

 地面にベッタリとへばりついてしまったではないか!

 まるで……上から超重量物に押し潰されるがごとく!


「う……動けん!?」

「ホッホッホ! 危なかったアル……!」


 地球光線は不発!

 陳・肉まんは素早くその場から離れる!


「な、なんだこれは……! ま、まさか!?」

「HAHAHAHAHA! そのまさかデース!」


 VIPルームでハンバーガーをかじるハンサムケツアゴ!

 プレジデント・ピザフライがニヤリと笑う!

 そう! これは地球代表ファイター、神風トオルを亡き者にせんとする卑劣な秘密兵器!

 毒ガス! 地雷! 電流に続く――()()()である!


「どうしたアル地球真拳! 腹でも痛くなったアルか!」

「おのれ……卑怯な!」


 超重力フィールドに入らぬよう、トオルを遠巻きに眺める陳・肉まん!

 ヤーレンはフトコロから取り出したズワイガニを殻ごと(むさぼ)り食い、ウォッカ瓶を飲み干す!

 地球パンチで粉砕された腕が復活!

 戦線に復帰!


「陳・肉まん! よくも俺を盾に……!」

「今はそんなこと言ってる場合じゃないアル!

 攻撃のチャンスアルのことヨ!!」

「ちい……覚えてろよ!!」


 二人がフトコロから火炎瓶を取り出す!


「「赤き革命(ダブルレッド・)乾杯酒(フレイム)!!」」


 ポイ! ポイ! ポイ! ポイ!

 ガチャン! ガチャン! ガチャン! ガチャン!

 ゴアアアアアアアアアアアアアアアアアア!!!


「ぐああああああああああああああああ!?」


 動けぬトオルに悪魔的火炎瓶攻撃!

 コロシアムに悲痛な叫び声が響き渡る!

 観客がワーワー!



 ◆



「兄上!?」


 リングにへばりつき炎に焼かれる兄、神風トオル!

 妹のルリが歯を食いしばり拳を握る!


(あの状態……兄上を狙い局地的に超重力フィールドを発生させている!

 やはり……リングのコントロールをなんとかしないと……!)


 ギラン!


 ルリの瞳が決断的に輝く!


「オホホホホホ! これで貴様の兄も終わりだな!

 当然、我らは超重力フィールドなど発生させていないが……」

「うるさいわねオバサン! 今に見てなさい!!」

「オバ……!?」


 コロシーナのおそロシアん美女顔に血管が浮き上がる!

 メキメキと音を立て、ついにコメカミ付近の血管がブチ切れる!


「誰がオバサンか! 私はまだ三十代!

 まだまだ十分若いわああああああああああああ!!!」


 怒り狂ったコロシーナが殺人ムチを振るう!


 ピシャアン! ピシャアン! ピシャアン!


 JKスカートをひらめかせ、神風ルリは殺人ムチを回避!


「当たるもんですか! やっぱりオバサンね!」

「キイイイイイイイイイイイ!!」


 ピシャアン! ピシャアン! ピシャアン!


「アーッ!?」


 JKスカートをひらめかせ、神風ルリは殺人ムチを回避!

 ムチはそばにいた地球ファイト実行委員会職員、ホシ・カキオに命中!


「おのれチョコマカと!」

「ムチの軌道を見切るなど容易! 私は若いから!」

「キイイイイイイイイイイイ!!」


 ピシャアン! ピシャアン! ピシャアン!


「アーッ!?」


 JKスカートをひらめかせ、神風ルリは殺人ムチを回避!

 ムチはそばにいた地球ファイト実行委員会職員、オカ・オカカに命中!


「ええい、チョコザイな!」

「その言葉遣いがすでにオバサン!」

「キイイイイイイイイイイイ!!」


 ピシャアン! ピシャアン! ピシャアン!


「アーッ!?」


 JKスカートをひらめかせ、神風ルリは殺人ムチを回避!

 ムチはそばにいた蟷螂拳(とうろうけん)マスター、(まん)・テイスに命中!


「キケケー! 何するアルか!?」

「うるさい! ありがたく思いなさい!」


 ピシャアン! ピシャアン! ピシャアン!


「アーッ!?」「アーッ!?」「アーッ!?」


 JKスカートをひらめかせ、神風ルリは殺人ムチを回避!

 ムチはそばにいたホシ、オカ、万・テイスに命中!


「まったく、オバサンに付き合っていられないわ!」


 神風ルリは殺人ムチをかいくぐり、闘技フィールド出口へ駆け出す!

 だがその途中、ルリの手を掴みブレーキさせる者あり!


「ウメコちゃん!?」

「ルリ……一言言っておくわ」

「今急いでるんだけど!? いわゆる火急なんだけど!?」

「大切なことよ……! 聞きなさい!」


 謎のポニーテール美少女JK、月宮殿(げっきゅうでん)ウメコがメガネの位置を直す。

 ゆっくりと深呼吸をしたのち――


「……三十代はまだオバサンじゃないわ」

「はあ!?」

「若くはないけれど、オバサンじゃないの! まだイケるの!」


 ()()()()()()()()()()()()()熱弁するウメコ!

 その手を振りほどく神風ルリ!


「どこへ行くつもり!?」

「兄上が苦しんでいる今、何もせず立ち尽くすは神風家の恥!

 なれば今こそ! 私がお助けするとき!

 動けぬ兄上に代わり、外道畜生共の企みを打ち砕く!!」

「……!」


 おお、可憐なる女子高生でありながら、その眼は決意に満ちる!

 神風ルリは再び疾風のごとく高速ダッシュ!

 その背中を見送るウメコ!


「いかん、ルリ一人では!」

「私が行くわ。あなたはここで試合の様子を見ていて頂戴」

「……承知した。何かあれば通信する!」


 後を追おうとするゴウショウをウメコが止める。

 トオルを始末するため、もはや何でもありのデスマッチ。

 セコンドテント内のコロシーナや万・テイスが乱入するとも限らない。

 戦力を残し、不測の事態に備える必要があるのだ!


「いつの間にか……頼もしくなったのね、ルリ……!」


 小さく笑い、ウメコもまた駆け出す!

 その表情は()()()()()()()()()()()()()()

 ルリとウメコが目指すは――コロシアム地下、殺人リングのコントロールルーム!

 一刻も早く超重力フィールドを消滅させなければ、トオルの命はない!


「待っていて兄上! 必ず! 私が!

 おおお助けいたしまするうううううううううううううううい!!」



あけましておめでとうございます(^-^)今年もよろしくお願いいたします(^-^)

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