超短編小説 【朝は四本足、昼は二本足、昼は三本足、これってなーんだ?】
掲載日:2017/12/13
椿は私に告白したときと同じ真剣なマヌケ面でテレビのなぞなぞに向き合っていた。
「答え云う?」
「待って。知ってる。ネで始まるよね?」
「違うって。ヒ」
迫るCM明けの正解発表。残り少ない時間を椿は必死に考える。そして。
「ネトペヒペレ、かな?」
「なによそれ、バカ?」
そのとき、番組は再開し、ナレーションの可愛らしい声が聞こえてきた。
【正解は――ヌントゥンゼレテレ、でした!】
「あ、そっちか」
「……っ?????」
よく見て。夜じゃない。




