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玉依手稿  作者: Trakhtn
思想Ⅰ
19/58

存在Ⅱ

わが元へ来るがよい、世界の信仰者どもよ

イメージとイメージを繋ぐ形状、文字、フォーム。

その形状もイメージとして入力され、そして出力されている。

全ては、総ては認識の世界の上の話であり、認識しなければ存在しない物と同じだ。


はるか向こうへの憧れは、そのまま故郷への憧れへと繋がる。

人間の故郷、とは?地球ではない別のどこか。

どこともいえないどこかで、しかし確かに存在しているどこかで生まれ、

この地に降り出て、そしていずれは帰るところ。集合的無意識。

人気、想い、蔑み、想い、そういったものは物質でないから、

この世界に確約されていないのであり、その存在を盲信するは浅はか。

実態のない他人の視線は無いものとする。

全て実測されたものの上に成り立つ。

わたしがわたしを否定する文と化してはいるが、これがわたしの想いであり、演算結果だ。

結果に逆らうことなどできない。原因にまで遡って処理しなければならない。

時間は戻せない。思ってしまったことは結果になる。

すぐに。それは本当に凄まじく早い。

時間は戻せない。ヒトは時間を戻せない。

存在する事象は全て時間を戻すことなどできない。誰も時間を知ってなどいない。

人を揺るがす波の正体を、人が人であるうちは知ることがない。

人が人であるうちに見ることのできないものは、大抵存在しないものと思われている。

人は、自分の存在すら存在しないと思っているのか?

自己だけでは全体像を見ることはできない。見るための自我が形成されていないから。


文明は意識の発展。


もともと自由な直線、自由な平面、自由な立体であったはずだ。

それが定義づけられてはならない。それが区切られてはならない。

それは極めて自由な存在であり、非存在存在と存在する存在の間に立っている。

普段認識されない存在としての存在を問うだけ。

あるから、あるだけの存在で、ないなら、ない。


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