オムライス
優花「私のお母さんね、ドジでね、前、オムライスを作るとき、塩と砂糖を間違えちゃったの。」
樹依莉「へえ、そうなんだ。」
優花「確かに、砂糖と塩はどちらも白いけど…」
樹依莉「見た目は、全然違うよね~」
優花「本当に、お母さん、主婦らしくないんだから(笑)」
樹依莉「味なんか、全然違うしねw」
優花「そうそう、そっちが一番問題!」
樹依莉「どんな味だったの?」
優花「しょっぱかったよ。」
樹依莉「そうなんだあ。」
優花「あんな、しょっぱい卵は初めてだよ。」
樹依莉「?」
優花「ほら、卵って、普通、甘いでしょ?」
樹依莉「??」
優花「もし、あんなにしょっぱい目玉焼きを作られたら、とても食べれたもんじゃないよ(笑)」
樹依莉「ちょっと待って!」
優花「どうしたの?」
樹依莉「オムライスって、チキンライスみたいなのを、卵でくるんだ奴だよね?」
優花「ええと、そういう感じのだよね。」
樹依莉「貴女の家、卵にいつも何を入れているの?」
優花「決まっているじゃない!砂糖だよ。あま~い目玉焼きが、私の好物なの。」
樹依莉「・・・・・・・ええと、念のために聞くけど、お母さん、何『を』何『と』間違えたの?」