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いきなりクライマックス

作者: ぼっきー

期待値を極限まで下げてお読みいただくと、幾分面白く感じるかと思われます

?:「随分力を上げたようだな。もうこの森には敵はいないか…」


ミミマ:「だれ!?」


?:「我が名はダクロス!!同士と共に人類を滅ぼしこの世界を支配する予定の者だ!! 」


ミ:(…予定?)


ダ:「フフフ…怖じ気付いている様だな…?

無理もない。貴様は見たこともなければ聞いたこともないだろう存在を今、目の当たりにしているのです

そしてそれを教えて貰うことも無いまま死ぬのです!」


ミ:「そうは…させない!

最悪教えてもらってから死ぬ!!

出来れば勝って広めてあげたい!?」


ダ:「威勢だけは誉めてあげます

しかし、貴様程度の力ではどう足掻いても崇高なる神の如し存在のこの私には…ってちょっと待て!!」


ミミマは話し終わるのを待たずしてとりあえず様子見で飛び道具を放ってみます


ミミマの放ったそれは的を外し木を数本ブチ抜きつつ遠くに飛んでいきました

ミ:「チッ…外した」(・ε・` )

ダ:「この馬鹿!!危なかっただろうが!!こういう時はとりあえず話を聞くんだよ!!」

ミ:「だって…無駄に長かったし、目瞑ってたから…」


ダ:「…まあ、良い。それに私は確信した!今程度の攻撃ではやはり私の相手にはならない

それどころか貴様は私を怒らせたことで更に寿命…

またかぁ!?」


今度のは先程の2倍はあります

しかも球体状の"球"加減がより増し、ツルッとしていて洗練された感がパないです

あと、バチバチいっててカッコいいです


ミ:「ありがとうございます」


今度こそ決まったかと思ったが世間はそんなに甘くありません

第1ここで決まってしまっても、

ヤッタ♪感がありません

このまま帰っても気持ちよく眠れませんし、それでは健康によくありません


ミ:「お肌のハリは体の健康から」


ダ:「さっきからワケわかんねぇことばっか良いやがって…

もう良い!一思いに殺してやる…」



ミ:(*・・)σ


ダ:(;´д`)

「なんだ…」


ミ:「あなたは私には勝てない…絶対に!!」


ミミマは何かをダクロスに向けて放り投げた


ダ:「これは…リング!?貴様どういうつもりだ…」


ミ:「それはフェイク…本物のリングはここにある」


ダ:「なっ…!?まさかキサマ生身であれだけの攻撃をしていたと言うのか?」


ミ:「そう。このリングは適正者の能力を引き出す為の道具。言わば能力増強装置。私は今からそのリングを嵌める…それがどういう意味かわかる?」


ダ:「う…ん。なんとなく…」


ミ:「一発目では確かにあなたの言った通り倒せなかったと思う。焦りが見られなかったから…

でも二発目の時は違ってた

喋りながらちゃんと様子を伺って、いざ攻撃がくれば必死に避けた

つまりその時点でも十分痛手を負わせるくらいの威力はあった

だけど…」


ダ:「オイ…何でそんな詳細に説明するんだ?

きっと、こういうことだろう…

無益な殺生はしたくない。こんな悪いやつにだって命がある。命は尊いものだ。それは誰に対しても等しく美しい

だから、脅して逃がしてやろうと…ってあれ!?」


リングによって解放された力は凄まじく身体能力が大幅に強化され、飛び道具を繰り出すモーションすらダクロスには確認できなかった。加えてそれ自体の威力も先程とは比べ物にならなかった


ので…


ダ:「うぎぃやぁぁあーーー!!がおおぉぉぉお・・・・・!!」


被弾した


ミ:「終わったよ母さん…」


無事に悪者を退治し、不倫の後に家を出ていった母に向けて言いました



そしてミミマはこう思います


「今日もまた、枕を高くしてぐっすり眠れる…」



色々試験的な試みをしてみました


お読みいただきありがとうございました(*´ー`*)

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