地球最後の日
2020年東京!オリンピックが開かれた!だが時は真夏の炎天下、暑さ対策に設置されたスプリンクラーのシャワーが選手団を出迎える!
東京オリンピックの最大の目玉はやはりおっぱい選手権である(ただしロリに限る)!スケスケである!性犯罪者予備軍の不肖の拙者、連写につぐ連写(もちろん下の核ミサイルのボタンも連射である)!4Kでは足りぬこのつらさよ!そんなことを考えていると突然空が暗くなった。
ドーン!!!!!!!!!!!!!!!!
隕石だ!隕石がこの新国立競技場に落ちてきたのだ!逃げ惑う民衆!電子掲示板に巨大な顔が映る!
「こんにちは、東京の都知事です。なんとオリオン座の方向から大量の流星群が地球に向かってツアーを行っているそうです。総員衝撃に備えよ」ブツン
そのころ、地球から20天文単位地点では――
隕石A「ロリ居乳大会楽しみだな~~!」
隕石B「見に行くしかねえ!ふはは鼻血が止まらんわ!」ボタボタ
彼の流した鼻血は、俗にいうほうき星である。鼻血は宇宙を飛び回り、溶かされるときにひときわ輝くのである。この隕石たちが地球に衝突するまであと24時間である。
* * *
科学者たちは「隕石対策会議」という対策会議を開いた!もちろん場所はスウェーデンである。実は科学者の私も当然この会議に参加している。アメリカ人科学者が言う。
「いまアメリカではパニックになった民衆たちが次々に銃乱射事件を起こしています。全米のみならず神も泣いていらっしゃいます」
「ちょっと待て!その神とは誰のことだ!?」
イスラエル人科学者が反発する!まったく、隕石のパニックのせいでみんな気が違ってしまっているものだ……。かくいう不肖の拙者、普段から気が違っているので平気である。
そんなこんなで科学者みんながタンコブをこしらえたころに、どこからともなくこんな提案が上がった。
「超巨大な垂れ幕を作って地球から垂らし、隕石に帰ってもらおう!」
みんなは口々に賛成する!
「おお!!!それは素晴らしい!!」
「俺もそれ考えてたけど素晴らしい!!」
「全くお前ってやつは……素晴らしい!!」
かくして、「超巨大垂れ幕作って地球から垂らし計画」が始動したのだった……。
* * *
我々はすぐにこのことを全世界に発表した。ついでにギネスにも申し込んだ。世界中の製紙工場がフル稼働してもまだ足りず、トイレットペーパーやティッシュやマスクまで品薄になったが世界の危機なので関係ない。そんな全世界の協力ムードの中、不幸にも事件は起きるのだ。
エジプトでミイラを巻く包帯をはぎ取った科学者が未知の病気に感染したのだ……。その恐るべき症状は、「夜が明けるまで踊り明かす」ことであった!当然これでは垂れ幕づくりはできないので自宅休養になるが、あっという間に世界に感染が広がってしまい、もはや感染していないものは居ないほどになってしまった。隕石が衝突するまであと8時間のことである!絶体絶命の危機の中でみな踊り狂っていたが、そんなとき、どこからともなくこんな提案が上がった。
「常に太陽が出ている方角に移動していけばいいのでは?」
みんなは口々に賛成する!(イカ同文)
* * *
かくして、ついに垂れ幕は完成したのだった!!!その内容は「おっぱい選手権(ただしロリに限る)は中止です」であった。あとギネスにも登録された。これを地球から垂らすのだが、それにはロケットか何かで垂れ幕の下の部分を宇宙空間に飛ばすしかない。そこに現れたのはロケットの開発にかけては右に出る者のいない北朝鮮である!そこに隕石が現れた!
北朝鮮のロケットが発射される!!
「おっぱい選手権(ただしロリに限る)は中止です」ババーン!!!!!!!!!!!
* * *
「私の子供のころ、よく母は泥団子を作って食べさせてくれたものです……。うちの家庭は貧乏で、泥団子もなかなか買えなかったはずだというのに、です。そんな母に恩返ししようと、私はキラキラの金貨を握って都会行きの列車に乗り込もうとしたのです……。そんなとき、駅前の広告が目に入りました。
「地球で東京オリンピック開催!おっぱい選手権(ただしロリに限る)もあるよ!」
「は????行くしかないが?」と思った私はその金貨を使ってここまで来たっていうのに……!!!!!貴様ら!!!!!絶対に許さん!!!!!」
隕石は自分の衛星でもって地球を殴り始めた!
「これは私の出稼ぎを応援してくれた母親の分!」
「あとこれは自分の分!」
隕石の体当たり!地球はバラバラに砕けて衛星が7つに増えたそうな。もともとあった衛星が月なので、残りは火、水、木、金、土、日という名前が付けられたとさ。
めでたしめでたし