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教会だわぁ...

『...ここが...魔力、魔法検査する所?』



え、教会じゃーん。



僕はノーラに腕を引っ張られつれてこられたのは教会。



『おう!!ここらしいぞ!!』



へぇぇ...



『じゃ、ノーラ!!頑張って!!』



バコンッ



いっつぁ!?



『お前も行くんだよ!!』



『やだぁ!!ノーラちゃんったら冗談を!!』



『あ?何言ってんだ。お前。』



『ねぇ、さっきからあたり強くない!?』



ノーラったら...お父さんそんな子に育てたつもりありません!!



っと...茶番はおいといて...



『本当に行くの?』



『おう。』



『あ、即答...』



入るかー...



僕らは教会のドアを押した。



『すみませぇぇぇぇぇん!!!!!!!』



声をかけてもかえってこない。



『ノーラ!!誰もいないよ!!こんなでっかい教会なのに!!』



ノーラの方を向いてそういった。



『いや、居るよ。』



『え?』



そう言われ振り向いてみるとニコニコと笑いながらこちらを見ている神父?さんがいた。



『うぉ!?あ、す、すみません!!』



『あぁ、良いんだよ...所で君たちは何しに来たんだい?』



『俺らは魔力、魔法検査しに来たんだ!!』



とてつもないほど大きな声でノーラが言った。



『ほぉ...では、こちらに来るといい...』



神父?さんはこちらをジロリと見たあとまた微笑んでそう言った。



『ね、ねぇ、神父さんの名前はなんて言うの?』



おそるおそる聞いてみた。



『ん?あぁ、グレイスと言うよ。』



『グレイスさんはここに独りでいるのか?』



『え?何いってるのノーラ。』



"たくさんちっちゃい人がいるじゃん。"



『は?え、どこに??』



そう言いノーラは首を動かして探す。



『...まさかこの子は...』



グレイスさんは何か考えているようでぶつぶつと言っていた。



『ノーラ見えないの?今ノーラの肩に乗ってるよ?』



『まじで!?』



『うん。』



『なぁ、坊っちゃん...これが見えるか?』



そう言いグレイスさんは、ネックレスを見せた。



『う、うん...』



『!!では、何が見える!?』



『ね、ネックレス...』



『この子が...伝説の...』



え、何?え、怖いんだけど。グレイスさんってもしかして...厨二病??



って、魔力やら、魔法がある世界で厨二病もくそもあるかっての...

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