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NICO & VAN ~最愛の主様を得たモフモフのほのぼの日常譚~  作者: 美音 コトハ
第四章 ペルソナ
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0314.霞んでしまうのは?

今話から主人公の視点に戻っています。

「――と、まぁ、こんな感じだ」


 ほぉーと頷いていると、カハルちゃんが抗議している。


「そんな方法で起こしたの? もうっ、ダーク、嘘ついちゃ駄目なのよ」

「そうだろう、酷いだろう。心臓が止まるかと思ったんだ」


 セイさんが渡すものかとカハルちゃんを抱き締める。この様子だと一生結婚出来ないんじゃ……。いや、カハルちゃんが結婚する気ゼロだった。


「カハルちゃんがシン様を思い出せるようになったのはいつ?」


「赤ちゃんになっちゃって『世界』に預けられている時だよ。ヴァンちゃん達が依頼を受けて来てくれる少し前だね」


 つい最近なんだなぁ。という事は、シン様がこの世界に戻ったのも同じような時期って事か。依頼をくれたのはシン様だもんね。


 シン様が裏切者なら、今も皆と仲良くなんてしていられないだろうから、きっと亡くなってしまって復活に時間が掛かっていたのだろう。なにせ神様だもんね。居なくなってしまったら大変だ。


 今回はシン様が戻って来るのが遅かったみたいだけど、ダーク様やヒョウキ様達も同じ年齢じゃないから、人によって戻る時期にはバラツキがあるって事だよね。あれ? そうするとセイさんの年齢がおかしいよね?


「セイさん、なんでダーク様より年下なんですか?」


「今世生まれた時に青年の姿だったから数えようがないんだ。だが、カハルの二つ上というのは変わらないから、カハルの年齢を元に年を決めたんだ」


「ああ、そういう事なんですか。そう言えば、シン様も数えるのが大変だから、途中で止めちゃったって言っていました」


 千年以上生きていたら分からなくて当然という気がする。僕なんてこの年で時々間違えるもんね!


「セイのへたれっぷりも俺の苦労も分かって貰えたようだな。ああ、すっきりした。さて、帰るか」


 一方のセイさんは全然すっきりじゃなさそうだ。


「幻滅したか?」


「しませんよ。大好きな人が何回も目の前で亡くなっちゃうなんて、気がおかしくもなりますよ。僕なら三回目位で引きこもる自信があります」


 結局、セイさんは見捨てる事なんて出来なかったのだ。自分自身を封印している間だって、夢の中で自分を責め続けていたに違いない。


 迷う事だって無駄じゃない。その時間があったからこそ、今の状況を引き寄せられたのだと僕は思う。怯えながらも立ち上がる人を、僕は絶対に馬鹿にしたりなんかしない。


「そう。セイさん良く頑張ったしダーク様も頑張った。それと、カハルちゃんは平等にってクマちゃんが言ってた。ダーク様が独り占めは駄目」


 ヴァンちゃんも結婚に反対のようだ。僕は会わせて貰えて、カハルちゃんが幸せならいいと思うけど。


「ヴァンも反対なのか? 俺ほど幸せに出来る男は他にいないぞ」


 カハルちゃんは気持ち良さげに眠っているので、ダーク様の素晴らしいお言葉はスルーだ。本当に寝ているのだろうか? と思うほどに良いタイミングで寝ている。


「お前のように揶揄ってばかりの男はカハルには向かないんだ。もっと穏やかで優しくて頼りがいがあって強くて包容力があって――」


 まだ続くらしい。どれだけ求めるんですか、セイさん。そんな人居ないと思いますよ?


「そんな男が居る訳ないだろう。なぁ、ヴァン?」

「ミナモ様が強くなったら今の条件にぴったりかも」


 途端に黙りこくったお二人。確かに完璧超人のミナモ様に限りなく近い条件だ。でも、普通の人間だから、カハルちゃんレベルの強さを求めているとしたら無理だな。


「新たなライバルが現れるとは……。今後は動向に注意するか」

「そうだな。近寄らせない方がいいか?」


 結託し始めた。やっぱり仲良しだな、このお二人。そんなお二人に目を覚ましたカハルちゃんが呆れた目を向ける。


「変な相談しないの。私は今まで通り、お父さんやセイや皆と仲良く暮らすの。結婚する気はゼロなの。この話題はおしまーい。はい、お家に帰りますよー」


 カハルちゃんが強制的に全員を飛ばす。


 ひゅおぉーっ、掴まるものを下さーーーいっ! と心の中で大絶叫している僕の目に飛び込んで来たピンク色の空間は、見間違いかと思うほど一瞬で消えた。ちゃんと地面に足が着いたのを確認した僕とヴァンちゃんは、「異次元怖いよ~っ」と震えながら抱き合う。


「――みんなお帰り。二人は何でブルブルしているの? 怖い魔物でも居た?」

「掴まっていないのに飛んだんです! 異次元ポチャンの恐怖が……」

「恐ろしい……」


 カハルちゃんがしまったという顔で僕達の元へ走って来る。


「ご、ごめんね。変な話題が続いたから思わず……」


 よしよしと僕とヴァンちゃんの頬や頭を撫でてくれる。はぁ、癒される~。


「変な話題? ニコちゃん、僕にも教えて」


 えっ、なぜ僕を指名するんですか⁉ あう~、皆から圧力が来るよぉ~(泣)。


「言わないとご飯抜きにしちゃうよ」


 あまりの衝撃にシン様のズボンを思わずガシッと掴み、涙目で見上げて懇願する。


「言います、言いますから! どうかご勘弁を、僕にご飯を下さい~」


 そんな僕に喋るなと鋭い視線が向けられるが、結論はすぐに出た。シン様が一番怖い。という事で、ペロッと白状しました。


「――へぇ、カハルをお嫁さんにねぇ。この小さい姿のままでもいいの?」

「ん? 構わんが。抱っこして移動するのに良いサイズだろ」

「ふーん……。ダークならいいよ」

「シン⁉ 何を言っているんだ! 駄目に決まっているだろ!」


「だって、セイ、考えてごらんよ。これほどカハルを正確に理解していて、カハルが懐いている、それなりにまともな男ってダークしか居ないよ」


 ヒョウキ様は……無いな。ホノオ様は……お子ちゃまだな。フォレスト様とシン様はお父さんだし、セイさんはお兄さんでしょ。……あれ、本当だ。ダーク様しか居ないや。でも、今後どうなるかは誰にも分からないよね。


「それはそうかもしれないが……」

「まぁ、その前にカハルが結婚する気がないから意味ないけどね。あはははっ」


 爽やかに笑って、カハルちゃんを抱っこして歩いて行くシン様。


「……上げて落とす?」


 ヴァンちゃんの呟きにダーク様がガックリと項垂れた。が、頑張れ、ダーク様。希望はたぶんきっとある筈……。


◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇


「カエン、いらっしゃい」

「シン様、お邪魔致します」

「そんなに畏まらないで。ゆっくりしていってね」


 ホノオ様に連れられてカエン様がやって来た。青白い顔をしていて心配になってしまう。


「ねぇねぇ、ヴァンちゃん。十九時の約束じゃなかったっけ? 今、十八時だよね?」


「ホノオ様が待ちきれなかったらしい」


 こそこそとヴァンちゃんと話す。来るチャンスが毎回潰れていたから、気持ちが抑えられなかったようだ。


「ごめんね、うちは椅子が無くて。クッションを置いて壁に寄り掛かってくれるかな」


「お気になさらないで下さい。このようなスタイルの家もあるのですね。大変興味深い。これは何ですかな? 灰の様ですが」


「それは囲炉裏って言うんだよ。ヴァンちゃん達、色々と教えてあげてね。僕はご飯の用意をしてきちゃうから」


 仲良くなる時間が一時間も増えて、シン様にも託されたので張り切っちゃいますよ!


「はーい。カエン様、この囲炉裏は暖まる事も出来ますし、お料理も出来ちゃうんですよ」


「ほぉ、それは便利だね。このお家の屋根も初めて見るものだったよ」

「茅葺き屋根って言うらしいです。植物で出来ているんですよ」

「それは凄いね。これは何だい?」


 カエン様は初めてのものだらけで興奮しているのか、非常に楽しそうで次々と質問してくる。その膝にカハルちゃんがちょこんと座る。


「おや、創造主様。お目覚めですか?」

「うん、カエンのお膝を貸してね。それとカハルって呼んでね」

「ははは、いくらでもお貸ししましょう、カハル殿」

「殿も駄目なの。ニコちゃん、お手本を見せてあげて」


「了解であります。こちらにおわしますは『カハルちゃん』です。さぁ、僕に続いて下さいね~。カハルちゃーん」


「カハル、ちゃん。ははは、なにやら照れますな。ニコちゃん、教えてくれてありがとう」


「いえいえ、どういたしまして」


 僕の知っている王様の中で一番王様らしいから、褒められるとありがたいやら恥ずかしいやらだ。因みにヒョウキ様に対してこんな気持ちになった事は一度も無い。


 望み通り呼んで貰ってご機嫌なカハルちゃんは、お腹にもたれ掛かってカエン様の両腕を自分に巻き付ける。もしかしたら、癒しの力で回復させてあげるつもりなのかも。


「えへへ、完成」


「嬉しいですね。娘が居たらこんな感じなのでしょうか。ホノオはじっとしていないから抱っこするのも一苦労でした」


「ちょっ、親父、変な事を言うなよ!」


「変なものか。事実というのだよ。ご飯の時にフォークは投げるわ、遊んでいれば積み木を投げるわ、壁にクレヨンで壮大な絵を描くわで、一時も気が休まる暇が無いのだから」


 ホノオ様の耳が赤い。わんぱくだったんですね~。


「セイさんはどのようなお子さんだったのでしょうか?」


 お茶を持って来てくれたシン様にカエン様が質問している。


「セイは大人しくて手の掛からない子だったよ。でも、歩き始めの時に大分遠くまで行ってしまって焦った記憶があるよ」


「そうですか。ホノオは大きな声を出すので、どこに行ってもすぐに見付けられましたよ」


 あー、そっか。大人しい子だと騒がずに消えるから分からないんだ。セイさんて物静かな人だもんね。


「私は?」


「カハル? カハルもあまり手が掛からない子だったよ。でも、時々すごい泣くから困り果てていたよ。理由が分からないんだよねぇ。でもね、セイがあやすとすぐに泣き止むから凄く助かっていたんだよ」


 良きお兄さんは照れて言葉を発しない。ヴァンちゃんと一緒に肘でウリウリとつつく。この~、照れちゃって~。


「や、止めろ。二人共、悪い顔になっているぞ」

「えっへっへっへ。照れなくてもいいんですよ~」

「そう。照れるな、照れるな~」


 セイさんは諦めたのか、されるがままだ。そこに元気な声が響く。


「ただいまでキュ~。あ、お客さんが居たのキュ。こんばんはでキュ」

「こんばんは。君もこのお家に住んでいる子かい?」

「そうでキュ。クマはクマでキュ。よろしくなのキュ」

「え? ――ああ、そうか、クマちゃんと呼んでもいいかな?」


 ホノオ様がすかさず耳打ちしている。きっと名前がクマだと教えてあげたのだろう。一人称が『クマ』で種族も名前も『クマ』。混乱しますよね~。


「モキュ。おじちゃんのお名前を聞いてもいいでキュか?」

「私はカエンというのだよ。火の国で王をしていたんだ」

「キュ⁉ 偉い人キュ、えっと、ごめんなさ、ち、ちが、申し訳な――」

「大丈夫、普通に話しておくれ。おじちゃんでも構わないよ」


 慌てるクマちゃんをカハルちゃんが手招く。


「くまちん、お膝の居心地いいよ。来てみて」

「そんな事が出来るのは、にゃんちんだけなのキュ。お断りなのキュ」

「えー、くまちんが来てくれないとカエンが落ち込んじゃうよ。ねー?」

「ははは、私も是非クマちゃんを抱っこしたいですな」


 クマちゃんがピンチだ。オロオロと僕達の顔を見るので、抱き上げてお膝に乗っける。


「ニコちゃんの裏切者ー! なんで乗せるのキュ!」

「逃れられないものがこの世の中にはあるんです。大人しく座るのが一番良い解決法ですよ」


 だが、一人にはしないのだ。ヴァンちゃんと共にカエンさんの両脇にちょこんと座る。


「カエン、パラダイスだね。ホノオ、撮影してあげなよ」

「ああ。みんなこっち向け」


 みんなでピースしてニッコリだ。クマちゃんは開き直ったのか、カエン様の肩に仁王立ちしてピースしている。


「ふふふ、良いのが撮れたね。僕にも頂戴」

「ああ。親父、こういう風に撮りたいとかリクエストあるか?」

「そうだな……。ドラゴンと撮ってみたいな。こんなチャンスは二度となさそうだ」


 ドラちゃんが「え? 僕?」という感じで首を傾げる。


「ドラちゃん、来るでキュ。怖くないのキュよ」


 カエン様が「ドラ? あぁ……」と納得している。クマちゃんとドラちゃんの名前は大体こんな反応をされる。そう、種族ではなく個人名なんです。


 カハルちゃんが膝から下りて場所を譲る。


「思っていたよりも重いのだな。手触りは想像していたよりゴツゴツしていない気がする……」


 先程も思ったが、カエン様は好奇心旺盛だ。クマちゃんに通訳を頼みながら、羽根の厚みを見たり、シッポを眺めたり、引っくり返してお腹を見たりと忙しい。


 ドラちゃんも嫌ではないのか、カエン様に体重を預けてダラーンと仰向けのまま寝ている。


「こんなに警戒心の無いドラゴンは初めて見た……」


 ホノオ様の呆れた様な声にカハルちゃんがクスクス笑う。


「そうだよね。でも、こういう子が一人くらい居てもいいと思うよ。人間との懸け橋になりそうじゃない?」


「ああ、そうかもな。カハルのドラゴンか?」


「違うよ。くまちんの守護龍になった子だよ。くまちんが今世のドラゴンマスターになったから」


「はぁっ⁉ カハルじゃなくて?」

「うん。私の力が譲渡されたみたい。ほら、魂が赤い輝きになっているでしょう」

「いや、カハル、俺は魂の状態見られないから」

「あれ、そうだっけ? じゃあ、手を出して」


 ここにも恥ずかしがり屋が居た。「手くらいさっさと握りなさいよ~」と肘でツンツンしてやりたい。あっ、ヴァンちゃんがやってる。僕も混ざろう。


「ウリウリ」

「ウリウリ~」

「だーっ、分かった! 握ればいいんだろ⁉」


 ようやく握ったか。僕達が満足気に額の汗を拭う仕草をするのを、シン様が笑って見ている。


「――本当だ、赤い。へぇ~、面白いな。他の人も見てみるか」


 そして僕をじっと見るホノオ様。な、何ですか、何も隠していませんよ!


「あれ? 見えないぞ。何でだ?」


「ニコちゃんが拒否しているからだと思うよ。強い思いがあると見えにくくなるからね」


「カハルちゃんには見えているんですか?」


「うん。黄色味を帯びた柔らかで優しい光を発しているよ。見ていると、ニコちゃんの笑顔が自然と頭に浮かんでくる、そんな魂だよ」


 胸の辺りに入っているのかな? ペタペタと触ってみてもよく分からない。


「俺は?」

「ヴァンちゃんは青みを帯びた白く輝く魂。清廉って言葉がぴったりだね。キリッと恰好良い子だって魂を見ただけで分かるよ」


 何ですと⁉ 魂にカッコよさがあるの? じゃあ、僕もカッコイイことをしてみよう。お片付け途中の薔薇を一本お借りして両手に持ち、カハルちゃんの前に跪いて差し出す。


「ええと~、確か本の台詞は……あっ、そうだ! いきますよー。『フッ……薔薇の前では貴女も霞んでしまう』。どうです、良くなかったですか? カッコイイですよね!」


 モモ様の柔らかくて色気ある声を真似しながら言ってみた。怪訝そうな顔をしていた皆が一斉に噴き出す。


「ぶふっ。――っ、あはははっ」


 シン様が座布団をバシバシ叩きながら笑っている。めっちゃウケてますね……何で? 一人冷静なヴァンちゃんが、残念という感じで僕の肩を叩く。


「ニコ、台詞が間違っている。貴女が霞んじゃ駄目」


「えっ⁉ 僕、そんな失礼な事を言っていたの⁉ わーーーっ、カハルちゃん、ごめんなさい~」


「う、うん、気に……ふふっ、しないで。だ、大丈夫」


 良かった、怒ってはいないようだ。セイさんに抱き付きながら必死に笑うのを堪えている。いいんですよ、笑っても……。へ、へへへ、また失敗だよ、はぁ……。


「ははは、っは、はぁ、こ、こんなに笑ったのは久し振りだ。ニコちゃん、ありがとう」


 カエン様が目尻の涙を拭きながらお礼を言ってくれる。


「は、ははは、ありがとうございます……」


 笑わす為にやったんじゃないんですよ。カッコよさを追及した結果なんですよ。トホホ……。


「ごほっ、ごほ、はぁ……。ぶっ、くくくっ」


 シン様が苦しそうに咳込みながら台所に戻って行く。思い出し笑いですか? えぇ、えぇ、いいんです、たんと笑って下さいな(泣)。



セイが婿に求める条件が高すぎましたが、該当する人物が居ましたね。ミナモ凄すぎる(笑)。

ダークがシンのお許しを貰えちゃいました。意外な展開に心躍らせるダークですが、直後に地面に叩き付けられるような衝撃を味わいます。シン、酷い男やで。あれ、カハルが酷い?


次話は、大豆尽くしのお料理です。


お読み頂きありがとうございました。

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