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9、恩返し

転移三日目


今日はアーノルドとヨナの二人に何か恩返ししなければと思う。

そうと決まれば善は急げ、二人のもとに行こう。

二人の家は冒険者ギルドの反対方向だ。


「おはよう。」


 「兄ちゃん、おはよう。」


  「カイム兄ちゃん、おはよう。」


「今日は先日のお礼に来たのだが何かやることは無いか?」


 「今日は魔物を討伐に行くんだけど。」


  「わたしはお留守番なんだ。」


「討伐に付いて行こうか?」


 「討伐は組んでるパーティーがいるから大丈夫だよ。

  かわりにヨナについてもらってもいい?」


「心得た。」


  「カイム兄ちゃん一緒に薬草取りに行こうよ!!」


 「ちゃんと兄ちゃんの云うこと聞くんだぞ!」


  「わかってるよ。」


アーノルドと別れヨナと共に薬草を取りに行く。


「いつもはどうしてるんだ。」


  「一人だと街の使役魔物を見に行ってるの。」


「使役魔物とな、どんなのがいるんだい。」


  「色々な種類がいるよ。」


使役魔物について聞くと色んな種類が居ることを知る。

そう聞くと欲しくなるのが人の性。

この恩返しが終わると次は魔物を手懐けるのも良いかもしれない。

使役するにはいくつか条件があるらしい。

①力関係をハッキリさせる。

②使役を使う。

③子供の頃から育て上げる。

④その他

のどれかを満たせば良いらしい。


話しつつ【気配遮断】を使用し周囲に溶け込み魔物を避け薬草の群生地にたどり着く。

群生地では取り過ぎないようにするのが習わしである。

周囲を警戒し仲良く薬草を採る


お昼ごはんは二・三匹の角うさぎを二人で倒し食料にする。

ヨナは年齢の割に戦闘技能が高くアーノルドと一緒に行っても遜色しないほどある。


「ヨナは強いな。この辺の魔物なら余裕で相手取れるな。」


  「そんなことないよ。魔狼はまだ倒したことがないから。」


「そうか。

 魔狼は位置取りさえ気を付ければヨナとアーノルドが組めば大丈夫だと思うが。」


  「そうかなぁ?エヘヘヘ。」


きっとシスコンで過保護なのだろう。

ゲームと違って生命は一つだから仕方ないのかもしれない。


休憩中に昨夜聞いたスキル習得法を試してみる。


「ハァァァァァ」


気力を全身に込め存在感を放出する。


NEW・気力強化・威圧


今は魔物が居ないので【威圧】の効果はわからない。

後は今後の課題だな。


薬草採取もスキル習得も終わったので休憩は終わりだ。


「これが終わったら使役魔物を見に行こう。」


  「うん、がんばる。」


あれから何度か群生地を変えて採取したしそろそろ帰ろう。

帰りの道中は魔物を狩りながら帰ることにする。


ステータス

人種:蜥蜴人リザードマン(黄金種)

状態:ノーマル

Level:unknownアンノウン


名前:カイム


体力:S

魔力:C


筋力:A

耐久:SS

器用:B

敏捷:C

精神:D


《種族スキル》

水中適応・悪路適応・熱感知・頑強・強運


《スキル》

斧槍術・格闘術・身体向上・魔法[水・土]・解体・採取・薬草知識

索敵・気配遮断・魔力強化・自己再生・気力強化・威圧


《特殊スキル》

才能発現



★             ★ギルドランク

お金価値          SSS 英雄

銅貨   十円       SS  偉人

大銅貨  百円       S  名人

銀貨   千円       A  達人

大銀貨  一万円      B  玄人

金貨   十万円      C  熟練者 

大金貨  百万       D  一人前

泊金貨  一千万円     E  半人前

大泊金貨 一億円      F  見習い


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