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3,遭遇

あれから1時間は探したが、水が見つからない。

沢も無い。池も無い。湖も無い。


どうしようかと上を見上げると煙が立ち上っているじゃないか。

人がいるかもしれないので向かうことにする。

だが慎重に行こう。


こそっと近づいて木の裏から覗いて見ると二人の人?が居た。

自分とは違い頭に猫耳、お尻に猫しっぽの小柄な子供。

出ていって良いものか悩む。

ゲームだと蜥蜴人リザードマンは人種に分類されるが今の自分は魔物に分類されやしないかと不安だ。

だがこのままだといけないと思い話しかけながら出ていくことにした。


「こんにちは」


 「何者だ!!」


  「兄ちゃん、知らない人だよ!!」


前者が男の子で後者が女の子だ。


「自分は怪しいものではない。

 旅の者だが、近くに村か街はないかな?」

 

どうやら警戒されてしまったようだ。


 「旅の者だと怪しいな?

  盗賊じゃないよな。」


  「兄ちゃん、身なりがとても綺麗だよ。

   それに良い人そうだよ?。」


 「確かにヨナの言うとおり身なりが綺麗だよな。」


  「困ってそうだよ。」


 「そうだな。

  困ってる人は助けないとな!」


自己紹介は硬い口調の義に厚い感じでいこう。


「かたじけない。

 我が名はカイム!

 蜥蜴人リザードマンだ」

 

自分は自己紹介を述べ二人の名前を聞いてみた。


 「僕はアーノルドだ!

  僕も妹も猫獣人だよ」

  

  「わたしはヨナだよ!」

 

「二人はこんなところで野営の途中か?

 それなら一緒して良いか?」


  「うん!!良いよ!!」


「これウサギ肉だけどよかったら食べないか?

 イノシシもあるけど焼いてもらえるかい?」


自分は【宝物庫】から角ウサギと大牙イノシシの肉を取り出し、ヨナに手渡した。

ヨナは嬉しそうにウサギ肉を木串に刺し、火に焚べる。


 「カイムさんは旅の人って言ってたけど、

  何処から来たの?」


「かなり遠い所からきたんだよ。

 そしてちょっと森に入ったら迷子になって困っていたんだ。」


 「森に入って狩りでもしてたの?。」

  

「ウム。

 角ウサギと大牙イノシシを狩っておった。

 二人はこんな森で何をしていたのだ。」

 

 「僕たちは薬草採取だよ。」


  「もうすぐ村に帰るの。」


「それに同行しても?」


 「良いよ。」


「おぉ、ありがたい。

 村には名前はあるのかい?」


 「ランジュ村だよ」


色々な質問をしていたらいい具合にお肉が焼けらしいのでいただきます。

さてランジュ村に行く前の腹拵えだ。





ステータス

人種:蜥蜴人リザードマン(黄金種)

状態:ノーマル

Level:unknownアンノウン


名前:カイム


体力:S

魔力:C


筋力:A

耐久:SS

器用:B

敏捷:C

精神:D


《種族スキル》

水中適応・悪路適応・熱感知・頑強・強運


《スキル》

斧槍術・格闘術・身体向上・魔法[水・土]・解体


《特殊スキル》

才能発現

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