12、出発
勢いよく出発したが特に事件はない。
道中は【索敵】で敵が来ないかを探る。
目についた薬草は摘んでいこう。
出てきた角兎や大牙猪は《飛閃》で片を付ける。
隠れている分には無視しておこう。
魔狼は危ないので発見しだい斬首の刑だ。
《紫電一閃》と《八岐斬》を併用し倒していく。
森の入って数時間。
森の奥の方に行くと豹みたいな魔物いた。
この魔物は魔豹と呼ぼう。
体長1.8メートルぐらいある銀色の個体だ。
この魔豹が襲い掛かってきた。
「ミギャアアアアアア!!」
☆
斧槍の柄で攻撃を受け止める。
斧槍を振り魔豹を遠ざけ間合いを作る。
空いた間合いを詰め斧槍を横薙ぎに振る。
返す刀で斜めに振り上げる。
振り上げた斧槍を振り下ろす。
下ろした斧槍から突きを繰り出す。
《三突龍連》
魔豹は魔狼より強いらしい全然攻撃が当たらない。
お返しとばかりに魔豹は前足で引っ掻きをしてきた。
魔力を爪に纏わせての攻撃。
走り回りすれ違いの時に引っ掻き攻撃。
隙きを見せたら噛み付きをしてきた。
勿論魔力を纏ってだ。
斧槍で悉くを防御したが傷を負う。
間合いを取り牽制で魔法を使う。
土の塊を打ち出す。
《土龍弾》
《ミギャ!!》
なんと氷弾で迎撃してきたのだ。
お互いの魔弾が潰し合う。
隙きを作り出すため【威圧】をしてみる。
「ハァアア!!!」
「ミギャアアア!!!」
少し後ずさったぐらいで持ちこたえられた。
すかさず魔法で動きを止める。
《沼龍陣》
魔豹はその一撃を上に逃げ躱す。
躱した後、木を足場に縦横無尽に駆け巡る。
上から横から斜めからと引っ掻き攻撃を繰り出してきた。
その攻撃の合間に魔弾を繰り出してくる。
「ミギャアアア!!!」
《土龍壁》
魔弾の攻撃を土の壁で防ぐ。
この魔豹、良いな。
ならば当初の予定とは違うが・・・・
斧槍を仕舞い怪我をさせないように徒手空拳で往く。
捕まえて屈服させて使役しよう。
こちらの行動になにか感じたのか警戒する。
ピーカブースタイルでジリジリ間合いを詰める。
お互いの必殺の間合いに入った。
「ハァァァァァァ!!」
「ミギャァァアアア!!」
魔豹の噛み付きを受け止め頸を捕る。
足は身体にまとわりつかせ身体で抑えにかかる。
スリーパーホールドだ。
NEW・捕縛術
スキルも入り捕縛しやすくなった。
魔豹も藻掻いていた。
「ミギャアアア!!」
「離してたまるか。」
それから何分立ったのか。
魔豹は気絶した。
こちらは引っ掻きや噛み付きで傷を負ったが【自己再生】で回復中だ。
☆
さてここからだ使役するには。
頭に手を乗せ使役と念じてみた。
NEW・使役
スキルが手に入ったもう一度だ。
【使役】
一度起こしてみよう。
「ウミャァァァ」
こちらに向けていた敵意がなくなっている。
どうやら成功したようだ
★
ステータス
人種:蜥蜴人(黄金種)
状態:ノーマル
Level:unknown
名前:カイム
体力:S
魔力:C
筋力:A
耐久:SS
器用:B
敏捷:C
精神:D
《種族スキル》
水中適応・悪路適応・熱感知・頑強・強運
《スキル》
斧槍術・格闘術・身体向上・魔法[水・土]・解体・採取・薬草知識
索敵・気配遮断・魔力強化・自己再生・気力強化・威圧・騎乗・捕縛術
使役
《特殊スキル》
才能発現
使役魔物
魔豹
★ ★ギルドランク
お金価値 SSS 英雄
銅貨 十円 SS 偉人
大銅貨 百円 S 名人
銀貨 千円 A 達人
大銀貨 一万円 B 玄人
金貨 十万円 C 熟練者
大金貨 百万 D 一人前
泊金貨 一千万円 E 半人前
大泊金貨 一億円 F 見習い