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ファンキーマン

作者: とある記者

ファンキーマン



午前6時 ヒーローの朝は早い

階段を踏み外した 右足負傷

午前7時 支度してさあ出勤だ

笑顔を忘れないこと 僕のモットー


勝っても負けても切り捨てられて

言葉だけだと嘲笑う

それでもいいの悲しみは既に

僕の中に


そこに希望があるのならば

進み続けるだけさ

不安なんか平和に比べれば容易いもの

世界最弱の無名ヒーロー

その名もファンキーマン

魅了され

急かされて

世知辛い未来が見える



午後1時 待望のランチタイム

ああしまった!弁当を持ってきてない…

午後6時 帰宅してベッドへダイブ

机の弁当 横目で見て眠りにつく


正義のヒーローなんかじゃなくて

僕はただの人間なのに

あれよあれよと言われても何も

わからないよ


でも世界が幸せなのならば

前に進むだけさ

恐怖に足がすくんでもなんとかなるさ

宇宙大爆笑気取りヒーロー

その名もファンキーマン

もう一度

夢をみたい

ちやほやされて送る日々



だけどさみしい部分もあるの

こんな僕でも

いつだって一人で生きている

世界の平和のために


世界最弱の無名ヒーロー

その名もファンキーマン

暖かい愛を求め

今日も街を渡り歩く


最強で有名ヒーロー

そう呼ばれる日まで


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