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『あの日の夜[BOYS SIDE]』

旅行日の二日目。

俊一からは語られなかった夜に起こった問題とは?


※読まなくても差し使えありませんが、

「苦難を支えるモノ」を既読である事推奨です。


ご了承ください。



『あの日の夜 [boys side]』



【※今回は3人称視点です】








ある夏の日の夜。


疲労が溜まっているのだろうか、部屋に入ってきた二人の青年の顔には疲れの表情が見られる。






「だぁ〜かぁ〜ら!!

 一日目だけって言っただろっ」


「そんな、約束覚えてないもん。

 ね、一緒の部屋にしよ?」


「ガキかお前はっ!!」




・・・・失礼、もう一人いたようだ。


部屋の入り口にて、金髪の女性と言い合いをしている青年は手を捕まれており、中々入室することが出来ない。


「よくあれだけ元気があるものだな・・・」


障害もなく楽々と入室できた二人の内、一人が椅子に座って、雑誌を手に取りそう言った。


「はは、俊一、助けてやったら?」


もう一人の青年も、向かい側の椅子に座って、俊一と呼んだ青年に尋ねる。


「断る、今日の一件で流石の俺も疲れたからな。

 涼、お前が行くのが適切だろう」


「まさか、俺が行ったら殺されるって。

 あの人、知樹の事となると手がつけらんないっていうか・・・ま、お手上げだな〜〜」

 

そう言って手をヒラヒラさせ、涼と呼ばれた青年は再び玄関の方を見た。








「ほ〜ら〜早くっ」


「あ〜もう・・・・零奈からも何か言ってくれっ。

 聖奈さんも何か―――――」


知樹と呼ばれた青年の足止めをしている女性の後ろにももう二人の女性が居るようだ。


「―――――ってあれ?」


「あの二人はもう部屋行っちゃったよ」


訂正、二人の女性が『居た』ようだ。


「何ィィ!!」


「怪我人に助けを求めるなんて・・・そんなダメな子には罰を与えなきゃね。

 ほら、一緒に来なさいっ!」


女性は引っ張る手によりいっそう力を込め、知樹を引っ張る。


「急に年上ぶるなっ」


「実際年上だも〜ん」


「くっ・・・こうなったら・・・」







知樹は諦めたのか、抵抗するのを止めた。






「ん?ようやく一緒に寝てくれる気に・・・・・っ!!」


『ガバッ!!』と知樹は女性を抱きしめた。


「きゃ・・・そ、そんなトモッ・・・急に・・」


流石の強気だった女性もこの行動に驚いているようだった。


「・・・ごめん、俺が間違ってた」


そう優しく女性の耳元で囁く。

そして、自らの顔を女性の正面へ持っていき優しく微笑む。


「さぁ・・・行きましょう、二人だけの夜へ」


「うん・・・・・・」


女性はウットリとした表情でゆっくり頷くと、二人は玄関から離れて行った。








「おい、俊一・・・・」


唖然とした表情で涼が俊一に言う。


「どうした?」


俊一は雑誌を読みながら、適当に返事をする。


「知樹のキャラが変になったぞ」


「新手の逃避方法か何かだろう・・・・。

 アイツの考えてる事は大体分かる」


そう言って俊一はチラッと玄関を見る。






すると、『バーン』と勢いよく玄関が開く。

部屋に入ってきたのは知樹だ。


知樹は入室するやいなや、同じ勢いでドアを閉め『カチャ』と部屋の鍵を閉めた。









「はぁ・・・はぁ・・・・よっしゃぁぁ・・・振り切ったぁ!」










「「ガキかよ」」







部屋に入って来た知樹に対し、俊一と涼は声を揃えて言うのであった。








「ったく・・・ただでさえ疲れてるってのに・・・」


知樹がため息を吐きながら、二人の所へ歩み寄り、椅子が余ってないのに気づいたのか、そのまま床に座り込んだ。


「もてる男は辛いねぇ」


涼が笑いながらそう言った。


「ある一人の外国人限定だけどな」


知樹は涼の皮肉に、落ち着いて切り返す。

怒るのにも疲れてしまった、といった感じだ。


「・・・その、外国人に勝利した喜びに酔いしれたい所悪いが――――」


俊一が読んでいた雑誌を机に置いて、口を開いた。


「―――――俺たちはレストランで食事をしてきた訳だ」


「それがどうかしたのか・・・?」


知樹は、俊一の言動から、少なからず悪い知らせである事を悟ったのか、より調子を悪くして尋ねる。


「短刀直入に言おう―――――」



知樹はゴクリと唾を飲み込む。

そして、俊一が口を開けた。





「―――風呂はどうするつもりだ?」





「あ・・・・・・」


知樹は固まるも、すぐに戸惑いを否定するように首を横に振って言う。


「いやいや、部屋の中にも浴室があるはず・・・・」


「この部屋の事なのだが、確か今シャワーが壊れてて、浴室に限って水が出ないらしい。」






知樹二度目の停止。




「あははは・・・・」


涼は一人ケラケラと笑っていた。


「良し、では行くしかないな」


俊一は椅子から立ち上がりそう言った。


「行くって・・・まさか」


知樹は恐る恐る尋ねる。


「決まってんだろ」


「大浴場だ」


ニヤニヤしながら涼が言うと、それに続いて俊一がキッパリと言った。











『カチャリ』とドアノブが動き、ドアが開いた。


「よし、居ないな・・・・」


知樹は息を殺しながら部屋を出た。


「ふわぁ〜〜本当に今日は疲れた・・・」


「さっさと寝たいものだ」


知樹に続き、のんびりしながら俊一と涼は部屋を出る。


「お前らのんびりしすぎだろっ!!」


「問題は帰ってくる時だろ〜」


涼はそう言って、知樹を落ち着かせようとするもすぐに知樹は反発した。



「確かに問題は帰ってくる時に捕まるかどうかだ。

 でも、よく考えてみろ。

 隣の部屋の女性人より早くに浴場にいければだな・・・帰ってくる時は遭遇しないっ!

 だから、急げ」


「女性の入浴時間は長い、気にするな」


「その油断が命取りなんだって、さ、急げ!」


そう言って知樹は二人を後ろから押すのであった。









大浴場更衣室へ到着。






「よし、追いついてもいなければ、追いつかれてもいない・・・、正に完璧だ・・・。

 後はさっと風呂に入るだけだ」


ガッツポーズをしつつ、知樹は言った。


「・・・・それでは、入るとするか」


ヤレヤレといった感じで俊一が衣服を脱ぎだすと、ほかの二人もそれに続いた。






海と山に挟まれているこのホテル。

大浴場は立派な露天風呂で広さはもちろん、見ようものなら海を眺める事が出来る。




「ふぅ〜〜〜、いい湯加減だ。

 今日一日の疲れが一気に取れそうだぁ」


「親父かよ」


知樹の親父臭い一言にボソッと突っ込みを入れつつ湯に浸かる涼。


「・・・待て、静かにしろ」


すでに湯に浸かっていた俊一が口に人差し指を当てながらそう言った。


「「?」」


知樹と涼は、意味が分からないと思いつつも、すぐに黙り込んだ。



男湯と女湯の境には竹材の仕切りがある。

そして、そして仕切りの向こう側からは声が聞こえてくる。






「くしゅん・・・!!」


「どうしたの?

 ニーナ、風邪でもひいた?」


「ううん・・・大丈夫。

 ありがと、零奈」


「大丈夫ならいいんだけど・・・・」


「ごめんね・・・私が足滑らしたせいで・・・」


「違う!違う!関係ないよっ。

 本当に大丈夫だから!

 ほら、このとお・・・りっ!?」








『バシャーーン!!』という音が聞こえた。




「ううぅ〜〜〜〜・・・」


「「大丈夫!?」」


「う、うん、ちょっと滑っただけだから・・・あははは・・」











「・・・・・・先に入られた感じか?」


「ああ、そういう事になるな」


顔を顰める知樹に俊一は真顔でそう返した。


「どうする・・・」


「案ずるな、まだ向こうは気がついていないようだ。

 ここで取り乱してバレるのが一番まずいだろう」


「・・・・・・なぁ俊一。

 お前珍しく、さっきから何気に協力的なのが気になるんだけど」


「別に深い意味は無い。

 今よく考慮した結果的に、玄関で騒がれてはゆっくり眠れない、そう判断しただけだ。

 それに俺は常に協力的だと思うが?」


「・・・それならいいんだけどさ」




「待て・・・二人ともっ・・・」


今度は涼が、ただ事では無いような口調で二人に言う。


「ん?」


「少し静かにしてくれ。

 大事な所だから」


やけに静かだと思いきや、どうやら涼はずっと女性陣の会話を聞いていたようだ。


三人は聞こえてくる会話に耳を傾ける。

涼以外は、嫌でも聞こえてくる、という感じだが。










「昨日から思ってたんだけど、ニーナ先生ってさ・・・やっぱり大きいよね」


「少しだけだよ〜、聖奈も気にしない気にしないっ!!」


「でも・・・ニーナ先生に負けるなら納得いくわよ・・・年下の零奈ちゃんにも負けてる私って・・・」


「・・・き、きっともう少ししたら膨らむよっ、ね?零奈?」


「う、うん」


「説得力ないわよっ!!

 もうっ・・・何でなのよ〜〜」










「ふむふむ、やはり水着で判断したとおり・・・ニーナ先生は断トツ・・・と。

 零奈ちゃんと聖奈さんは水着じゃ分からなかったけど・・・・零奈ちゃんの方が大きい・・・。

 となると・・・まだ推測だけど・・・・ニーナ先生がEで零奈ちゃんがC、聖奈さんがBって所か」


涼は何やらブツブツ独り言を言っているようだ。

他の二人が白々しい目で見ているのにも気がつかず。


「涼・・・お前なぁ・・・・」


あきれた様子で知樹が言う。


「・・・涼、人様の姉のバストサイズを予想することは一向に構わん。

 が、『覗き』等、妙な行動は起こさない方が身の為だ、どうなっても良いというのなら止めはしないが」


「へ?あ・・あぁ。

 わ、分かってるって・・そんな事しないしない」


俊一にいきなり釘を打たれ、涼は慌てだした。

どうやら図星だったようだ。


「ったく・・・事の重大さを分かってくれよ・・」


涼の素振りを見て、呆れながら知樹は言った。


「はは・・・悪ぃ悪ぃ・・・。

 でもさ、普通気になるだろ?

 女の子のスタイルとかさ」


「時と場合によっちゃ俺も熱く語るかも知れないけどな・・・・じゃなくて!!

 まぁ、今はそれどころじゃないってことだ」


「確かになぁ・・・でも、もうバレても良くないか?

 またさっきみたいに逃げ出せば大丈夫だって」


それを聞いた知樹は顔を赤く染めた。

温泉での火照りもあるだろうが、先ほどの行動を思い出した事も理由の内であろう。


「ばっ・・・だ、誰があんな恥ずかしい事を二度もっ・・・。

 咄嗟に思いついてやっちゃったけどな、俺だってやってる最中に後悔しまくったんだからな。。。

 もう、恥ずかしくて本気で死にたいと思ったくらいだ」


「はは、確かになぁ・・・台詞は微妙だったけど、咄嗟に考えついた割に演技は良かったよ」


「あ〜〜〜・・・思い出したくないからもう止めようぜこの話。

 あれはもう忘れろ!!」


「へいへい」



「・・・・のんびりしてると、またあの演技をする羽目になるぞ・・・。

 早く体を洗った方が良いとは思うが?」


すでに湯船から出て、体を洗っている俊一が二人に呼びかける。


「おっと・・・そうだった、つい話し込んじまった」


知樹は急いで湯船から上がり、それに続いて涼も湯船から上がったのであった。










体を洗い終わり、3人は再び更衣室へと戻る。


「ふぅ・・・いい湯だったぁ〜」


満足気な表情でそう言いながら、涼は扇風機の前の椅子に腰を掛ける。


「確かにな。

 急いでなけりゃ、ここで牛乳でも飲みたいもんなんだけど・・・」


また一つ大きくため息をつく知樹。


「・・・ここで知樹が捕まれば、玄関前で五月蝿い事も無いんだろうがな」


「まて、俊一。

 仲間としてその発言はどうかと思うぞ」


俊一の言葉にすかさずツッコミを入れる知樹。

確かにそのような事があっては知樹にとってたまった物ではない。


「でぇ〜もさぁ〜。

 何で知樹が逃げるのかぁ、理解出来ないんだよね〜、俺には」


扇風機に当たり、気だるそうにタオルで体を拭きながら、涼が言う。


「何でだ?」


知樹の頭の上に?マークが浮かぶ。


その知樹の表情に呆れたように『はぁ・・』と一息ついて、涼は話しだす。


「それが分からないってのも不思議な話だよ。。。

 よ〜く考えてみろ、ニーナ先生は普通に美人でスタイルも良い。

 でさ、お前も別に嫌ってるわけじゃないんだろ?」


「まぁな・・・一緒にいる事に関しては全然気にしてないけど」


「だったら何処に拒絶する要素が含まれるよ?」


涼の言葉を聞いた知樹は、タオルで体を拭く手の動きを止めた。

そして、暫く考えた後、言った。



「・・・・何となく」



「何となくって・・・。

 お前は今、世の中のモテない男全員を敵に回したぞ」


拍子抜けした、と言った感じに涼がすかさずツッコむ。


「まぁ・・・・お前の言い分は分かるよ。

 でも、温泉の中で盗み聞きしながら、女性のバストサイズを予想する奴の勧めを信じる奴がいるかよ」


「あ、あれは・・・・そう!あれだ、男のロマンって奴だ!!」


「答えになってねぇよ・・・・。

 もういいからさっさと部屋戻るぞ〜〜、さっきまで会話聞こえたから、今戻れば見つかる事も無いだろ」






全員が衣服を着終えた所を見計らい、知樹はそう言って出口から外へ出た。


「っうぉ・・・・・・!」


ろ、同時に知樹は言葉になっていない声を上げた。


「あっ!やっぱり来てたんだぁ〜〜・・・ふふっ・・・作戦通りぃ〜〜」


知樹の目の前には、やはりというかなんと言うか、予想通りの人物が立っていた。


「ど、どうして・・・・・!!」


知樹には何故見つかってしまったのか理解できなかった。

先ほど自分自身で言ったとおり、会話は更衣室に戻る直前まで女性陣の会話は聞こえていたのだ。


万が一、同時に更衣室に入ったにしろ、女性の方が時間が掛かるのは周知の事実。

それに加え、急いでいる側と無い側ではさらに差が生じる為だ。


「その話は部屋に戻った後ゆっくり・・・ね?」


「いやだぁぁぁ〜〜〜〜!!」






知樹の断末魔が館内に木霊する頃。


残った男性二人はというと。



「あのさぁ・・・俊一?

 いまさらだけど・・・・」


涼が何かに気がついたように俊一に話しかける。


「ん?」


「隣から聞こえてきた会話の内容なんだけどな。

 前半と後半で妙に違和感があったんだけど・・・身に覚えがあったりする?」


涼のこの言葉、女性人の会話を一時も聞き逃さなかった男の成せる言葉だ。

もちろん読者側も聞いていないような会話も聞いていたため、このような違和感に気が付いた訳だが。


そして、俊一は少々考え込んだ後、スッパリこう言った。


「・・・お前にしては鋭いな。

 仕方ない、種明しをしてやろう。

 どうせ、知樹にもすぐにばれるだろうからな」





以下俊一の工作内容。

と言うかニーナへ知らせた作戦内容。




ニーナが知樹に逃げられると同時にニーナは急いで露天風呂へ。

(このときすでに他の二人は大浴場にいる。

 つまり、二人は部屋へ先に行ったと言うのは嘘)



あらかじめ録音しておいた会話の音声をニーナが露天風呂に持ち込んだまんま3人で入浴。



その後男性陣の中の俊一が会話に気が付かせる。

知樹は焦るも出てくる直前まで会話が聞こえた為、逆に油断。

(しかし、もちろん移動の際に聞こえた会話は音声データの物)



知樹あっさり確保。









「あっはっはっは・・・全員グルでそんな工作が進んでたとはねぇ・・・・。

 知樹もビックリだろうなぁ」


内容を聞き、爆笑する涼。


「でも、なるほどなぁ、そう言われると納得できるよ。

 俊一がやけに協力的だったり・・・。

 俺が女性陣の会話を聞いてる時に、不自然だと思われないように釘を刺されたり」


「ふっ・・・・」


「でもさ・・・その作戦って、この露天風呂の構造が分かってないと成り立たないよな?

 やけにホテルの内部にも詳しいし、どうやって調べたんだ?」


「ふっ・・・立派なホテルが、何処の馬の骨とも分からない奴らに

 一日前に予約とって泊めてくれるような真似すると思うか?」


そう言って、俊一は更衣室を出て行くのであった。


「・・・・・・俊一、お前って一体何者?」














時は過ぎ、知樹が拉致されてから30分後。


男性陣の部屋。



「涼・・・そういえばだ」


「どうしたぁ?」


「鍵閉めたか?」


「あ・・・・・・・・」


「・・・・・・・・・・」



(ドンッ!!!・・・バタン・・・カチャ!)


廊下から何者かが勢いよくドアから入室したと同時に鍵を閉める。

二人が玄関を見るとそこには・・・・。



「はぁ・・・はぁ・・・はぁ・・・俊一・・・・・・ちょっと来い」


顔を引きつらせながら、知樹の所へ向かう俊一。






「・・・・同一人物が二度も同じ手に引っかかるのは計算外・・・・だった」






(ドゴォォォォン!!!!)





その夜、館内に何かを殴ったような音が響き渡ったのであった。








終わり。



さぁ、如何でしたでしょうか。


前書きに書いたとおり、旅行日二日目。

あの事件が起こった日の夜の出来事ですね。


これを読んで俊一が語らなかった理由が分かると思います。

途中までは良かったものの、最後の最後で

苦い思い出になりましたからね。



読者様の中で「何で俊一はニーナ側だったの?」と疑問を抱く方がいると思いますが・・・・・。


理由は色々あるのですが、よく考えれば分かるかも知れません。

まぁ、少なくとも恋心を抱いている事は

ありませんね(笑)


次は[GERLS SIDE]ですが、

内容は全く今回と異なる予定です。


次回をお楽しみに。


ご意見・ご感想をお待ちしております!!





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