【書籍化決定】俺は、棍棒だけで魔王を倒す。〜棍棒勇者の冒険譚〜 ——『この勇者、イカれてる』最弱武器の“縛りプレイ”で異世界をぶっ壊す

あらゆるゲームを初見クリアできる高校生・拓海。
彼は「ぬるい難易度」を嫌い、自らに厳しい制約を課す“縛りプレイ”で快感を追求する天才ゲーマーだ。
そんな彼がある日、突然異世界に召喚される。そこは直前までプレイしていたフルダイブRPG「クエルクス・ワールド」と瓜二つの世界だった。
異世界の運命は、歴代勇者たちの失敗により窮地に追い込まれていた。
9人の歴代勇者を打ち倒し、そのスキルを吸収した“超チート魔王”が君臨しする絶望的な状況で、次の（最強）勇者として選ばれ召喚され拓海。

「魔王を倒すべく、最強のチート能力を授ける！」
「必要ない。棍棒で十分だ。」

神から提示されたチート能力を一蹴し、拓海が選んだのは――最弱武器「棍棒」縛りという狂気の挑戦だった。
だが、彼には誰も知らない武器があった。極限の集中力で周囲をスローモーション化する異能【時を統べるもの】、そしてゲームで鍛えた頭抜けた戦略眼だ。

敵から嘲笑され、仲間から呆れられながらも、棍棒勇者こと拓海は異能とスキルを駆使し、無理ゲーのような異世界を攻略していく。

果たして、“超縛りプレイ”で彼は最強魔王を討つことができるのか――？
笑いあり、涙あり、そして激熱バトル満載の異世界ファンタジー、ここに開幕！




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『縛りプレイ』とは？
ゲームをする際にアイテム使用禁止、セーブ禁止、片手操作など、自らに制限をかけた独自ルールを設けプレイすること。用意された難易度では物足りないゲーム刺激ドランカーが行き着くプレイスタイル。

主要な登場人物
［拓海］
チートを拒否し、棍棒縛りプレイで魔王討伐を目指す高校生。
死が迫り、集中するほどに高まる異能で異世界の常識を破壊する。

［魔道士アルティナ］
拓海をフォローするエルフで王国随一の天才魔道士。
誰もが二度見する絶世の美女だが、まったく生かせてない。

［美月］
広義隠密の家系に纏わる異能をもつ女子高生。
失踪した兄を追って異世界で戦うがコミュ障で天然。