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約束、やぶります。  作者: 夢羽
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 突然、妊娠して戻ってこようとした私に、おばあちゃんとおじいちゃんはすこぶる怒った。怒ったけど、受け入れてくれると言った。



 条件は、子供を産んでから戻ってくること。



 離島に、産院は無い。



 17歳、3日かけて子供を産んだ。



 翔稀はハーフで、とにかく色素が薄い人だった。髪も金髪に近い茶色だったし、目もグレーっぽい色をしていた。



 そんな彼にそっくりな、赤ちゃんが生まれた。



 彼の字を、一文字貰って、瑞稀と名付けた。




 いつまで経っても、涙が止まらなかった。

 抱きしめたら、愛おしかった。

 テレビの中で笑う彼に、伝えたかった。



 でも、彼には彼女がいる。

 私も、お金を貰って別れてしまった。

 事務所と約束を交わして、サインしてしまった。



 新しい、煌びやかな生活を送ってる彼に、伝えていいことではなかった。




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