13jewelry
みんな大好き日曜日。
可憐ももちろん、例外ではない。
今日だけは、いつまでも布団の中で、ぐっすりと眠っていたい…。
…なのに。
「かっれーん!起きて起きて!ゆーえんち連れてってよぉー!」
マリンはばさっと可憐の布団をはぐと、耳元で叫んだ。
耳がキーンとして、可憐はそこを抑えた。
「何よ、朝から!私いかないからね」
可憐は不機嫌にいうと、もう一度布団を被った。
マリンは不満げに頬を膨らませると、杖を取り出した。
「いかないんなら、魔法かけて可憐をムカデにして、マリンのスペシャルディナーにしちゃうよっ」
「う…」
ムカデにされてたまるか。
可憐はわざとゆっくり起き上がった。
「なんで遊園地なわけ?」
マリンは杖を得意気に弄びながらいった。
「だってそこって、人間界にある魔法の世界なんでしょ?マリンがいかないわけにいかないじゃん」
「魔法の世界ねえ…」
可憐は寝癖を鏡に映し、ブラシを手に取った。
「別にいいけど。でもさ…」
「じゃあ決まり!それなら、早速三つ目の願…」
「わぁー!待ってよっ」
アクアマリンを取り出し、今にも願い事を唱えそうなマリンを、可憐は慌てて止めた。
「どしたの、可憐?」
「な、何でもかんでも魔法で解決しようとしないでよ」
マリンは明らかに気を悪くしたようだった。
「だってマリン、魔女だもん」
「そりゃわかってるけど…」
可憐は少し優しい口調でいった。
「でもね、マリン。せっかく人間界にきたんなら、もっと人間らしいものを使おうよ。電車でいこう!ね?」
「デンシャ?何それ」
「人間が乗る…箱に車輪がついたもの、かな?」
すると、マリンはぷっと吹き出した。
「何それっ!変なの~!」
「わ、笑わないでよ!ちょっと私の説明が下手だっただけなんだから…。ほ、ほら!早くいこう」
可憐はマリンの背を押すと、部屋から出た。
人間界で初の遠出。
マリンはうまくいけるのかしら…?
少し不安に思って、可憐はこっそりため息をついた。
ギャー!!
めっちゃお久になってました…(汗)
おまけにめちゃ駄文(T_T)
もう泣けてきますわぁ…(ToT)




