すもう部 オン・ザ・ウォーター
このタイトルを思いついたのが、はじまりでした。
揚げ足をとりにくるやつらに
くつ裏を見せるのはいけないぜ
はりつけたガムの味にまで けちを並べてくる
だけど 裸足を踏みしめ
地面をこすって歩いてくる彼らには
まるで歯が立たない
そのなめらかさは きっと 水のうえすら
すり足で渡ってみせることだろう
すもう部 オン・ザ・ウォーター
軸足を刈りにくるやつらは
ひざこぞう 尖らせて迎え討つ
ジーンズに穴はあくものの 効果覿面だね
だけど ふとももさらして
どっしり腰を低くするなら 根のはえた
まるで巨木のよう
しかし それでいて きっと 水のうえでは
アメンボも顔負けさせる足はこび
すもう部 オン・ザ・ウォーター