1/8
プロローグ ー全ての始まりー
9月中旬、まだまだ暑い中僕は大学初の夏休みの終わりを感じていた。俺、藤見彩斗は今年大学に通うために上京し一人暮らしをしている。今から百均で買った大量の物資を片手に持ちながら帰るところだが…。重い荷物が災いしたのか、少しバランスを崩してしまう。すると、向こうから歩いてきた少しガタイのいい男の肩に当たってしまった。
「あ…すんません」
振り返って謝罪をする。逆に考えると謝らない方が良かったのかもしれない。振り返った先に見えたものは…カツラが取れハゲ化している男が、殺意の篭った目で見つめていた。




