キャラ紹介&イラスト―冒険者チーム【光明】編―
冒険者チーム【光明】の概要
ルナに目を付けられてしまったA級の冒険者パーティ。ルナの箱舟が墜落した場所の近くで【災厄】に襲われ、好奇心に首を突っ込んだのが関係の始まりだった。彼らは【災厄】と戦い退けたはいいものの、武器と鎧がボロボロになって著しく戦力が落ちた。だからルナは強力なアーティファクトを手に入れられるよう、敵と舞台を用意するマッチポンプなどしたりした。その後も装備を手に入れたりなどしてS級に上がった。
その後もちょくちょく会う友人関係にまで落ち着いていた。のだが、ルナが色々やることで巻き込まれる羽目となることが多い。総じてルナが適当やっていることの犠牲者であるが、ルナの思い通りに舞って人類を助けられたので彼ら本人はルナに感謝している。ちなみに彼らは薄々ルナの本性を分かっている。
【煌刀】式子規九竺
冒険者チーム【光明】のリーダーで双剣使いの魔法剣士。
考えなしに突き進む猪突猛進男だが、その裏はサブリーダーである霊への絶対の信頼の裏打ちがあってこそ。イケイケゴーゴーの男であるが、仲間の静止はちゃんと聞ける小集団においては理想のリーダー。ちょっと頭の弱いところも、間抜けなわけではないので親しみやすさに繋がっている。
チームを光明と名づけたのは、幼馴染の二人を前に引っ張って行くと言う決意の顕れ。そして魔物と毒の灰に支配されて暗く沈んだ世界中の雰囲気をぶっ飛ばしてやろうと言うダブルミーニング。上へ上へと上がっていく中で付いてこれない者はふるい落されて世界でも有数の強力なパーティへと成長した。自分に(このチーム基準では)才能がないことには気付いている。
【冥月】空皿虚炉
冒険者チーム光明の魔法使いにしてルナの友達枠。火力として、または補助としてチームの力を一段上げる欠かせないメンバーだが、前線で戦えないため仲間に引け目を感じている。九竺の幼馴染で、九竺のことを好いているが向こうは気付いていない。幼少期から強力な魔法を扱えたため、大人を含めて周囲からは怖がられたという過去がある。だが、そこで九竺が虚炉を村から連れ出して冒険者にした。実は九竺は虚炉が前を向いて過ごせるようにと頑張っていたのが実を結んでの高位パーティである。
よって、光明というパーティは彼女の存在あってこそなのだが、本人は無自覚。強力な魔法で強い魔物を倒せば強くなれる、それを繰り返して全員で力を着けていった。なお、他にも仲間に入れていた冒険者が居たが強い敵を倒せば更に強い敵に挑むループの中でドロップアウトしていった。
【星影】九嵐霊
冒険者チーム光明のサブリーダーにして頭のキレる拳士。猪突猛進の九竺をよくサポートしている。
影のある三枚目と言えば聞こえがいいが、要は九竺の暴走に胃を痛める冴えない男である。九竺とは幼馴染。ただしその実力は顔とは関係なく高く、また頭のキレが良いため敵の弱点を見破ったり策を食い破る起点となることもある。
実は虚炉のことが好き……だったら歪つな三角関係だったのだが、彼は普通の女の子が好きである。よく組合に居る受付の女の子に恋しているが、声をかける勇気が出ないのでいつも関係を築けずに終わる悲しさ。実際のところは彼は金も名誉もあるから人気物件ではある。ただし結婚した高名な冒険者は引退して後進の育成につくパターンなので二の足を踏んでいるところもある。
【錬鉄】輪燐輪廻
冒険者チーム光明の切り込み隊長で侍、日本刀を使う。一撃必殺に全てを賭け、必ずや敵を殺すための流派である虚心流の使い手。
彼は自らの技量を高めることにしか興味のない典型的な武人である。光明に所属したのは、道場破りをしていたときに道端で偶然九竺に出会って通り魔的に刃を向けたが負けたため。その時に九竺が圧倒できたのはレベルによるステータス差によるもの。殺して魔力を取り込むには人でも魔物でも関係ないが、やはり魔物を殺す方が質・量ともに効率が良い。彼は世界を救うためではなく、ただただ自分が強くなるために戦っている。
【影なし】咲裂絵奈利
冒険者チーム光明の斥候担当。交渉スキルと合わせて冒険者には必須の技能を持つが、戦闘能力としては仲間に一段劣る。
戦闘力に関して劣等感を抱くなど、心に影を抱えているがそれを表には出さず明るく振舞っている。なお、自分の異名だけ格好良くないことを地味に気にしている面もある。九竺には新進気鋭の冒険者パーティということで自分から声をかけた。なお他にも入りたい人間は居たが活動範囲を外へ広げるにあたり、そんな無謀に付いていける者が居なくなった。彼女が居なければチームは空中分解する、縁の下の力持ちさん。
Tips:この世界での冒険者の扱い
・将来性:この世界の文明を動かす機関のもとは倒した魔物が落とす魔石であるため、何があろうとなくならない職業。なのだが、クズ石を集めてもタカが知れている。
・地位:まさにピンキリ。
S級に至れば、城を持つことさえ容易なほどに金と名誉は手に入る。そこまで来れば誰からも尊敬され、羨まれること間違いなしの成功者である。また、ランクを上げた後ならば後進の育成と称して戦わなくても問題ない。
その一段下のA級でも十分成功者で、人外の域に手をかけた者がそこに至れる。ただし、このレベルであれば魔石を稼ぐのが必須なので遠征をする必要があるだろう。それに、貯金を忘れたまま老いて寂しい老後を送る者は地味に多い。
そして、下の方を見ればまさに底がないという有様。魔物がそいつを食ってる間に撃ち殺すための肉壁でも、冒険者の資格は持っているのである。また、危険性のない仕事を斡旋するのは別の派遣会社であるため、命を危険に晒さなければ今日の食事代すら稼ぐことができない。それなりに裕福な場所から冒険者になれば銃を持てるが、それすらなく犬に食い殺される冒険者は非常に多い。見れる夢はあるが、難民や棄民だとD級以下。