12柱の終末少女をキャライラストともに紹介
◆終末少女とは?
廃棄世界を破壊するために世界樹から生み出された、特定のモチーフを元に少女の形で作られた終末装置。つまり神=デウスエクスマキナである。
世界樹の内に数多存在する世界、その中でも腐り果てて悪影響を及ぼす世界を切除することこそがその存在意義となっている。つまり、壊死部を切除する外科医でありゴミ処理係とも呼べる。本来は生物の存在する世界に入ることはない(魔物は生物ではない)。
本体は終末機構『エッダの箱舟』の奥深く安置された魔術書、ゆえに神の正体は記述されたデータであり魔術式そのものでもあるとも言える。人間の身体は魔力で生み出した分身に過ぎないため、純度の高い魔鉱石を用いればいくらでも復活・修復が可能。 そのようにして世界樹を安定させるためのシステムでしかなかった。
◆12柱の終末少女
世界を滅ぼす権能を持つ主人を中核に、それをサポートする11柱の神が作られた。メインシステムとサブシステムの関係だが、メインの方から解放すればサブでもメインシステムの権限を扱うことが可能。なのでアルカナが主人たるルナの身体の自由を奪ってアレコレすることも可能だったりする。
基本的に終末少女は機械に似た存在であるため、意思があるように見えてもそれはデータとして組み込まれた行動パターンをなぞっているに過ぎない。何万年と同じことを繰り返すことに異議を持つことはない。
・主人公(箱舟の主):ルナ・アーカイブス
モデルは終焉、破壊できることは操れることでもあるため全ての力の上位互換と呼べる設計思想になっている。異能はすべてを破壊し、世界を焼却する『ワールドブレイカー』。人格がインストールされ、人を見通したような目をするロリ(バ美肉)になった。幼さの中に悪魔的な蠱惑さを内包する外見。
美しく残酷な神だが、その中身はネトゲをやってたら異世界転生してしまったおっさんに過ぎない。なお、ボッチだったから現実に戻る気はない。それどころか逆に現実を思わせるようなものには拒否反応を示してしまう。ズボンなんて特別な時にしか履かないし、アリスかアルカナが傍にいないときは情緒不安定になる。
コイツを倒したければ精神攻撃しかないが、基本的に斜に構えて世界を見ているため「君がそう思うんならそうなんだろう、君の中ではな」と論破してくるため非常に厄介。また、使う武術は方舟で作成した『月読流』。これはスパコンを遥かに超える演算力でシミュレーションした、〈完全無欠の武術〉。シミュレーションは「蝶の羽ばたきが台風を産む」と言われるほど安定しない理論値をはじき出すが、ルナは”体調の良し悪し”も”成長”も関係ない終末少女の肉体を使うという理不尽で上限を実現した。
・ロリな方のヒロイン:アリス・アーカイブス
モデルはキメラ。いつもぬいぐるみを抱いているが、実はこれが変身して怪獣になる。異能は魂魄(魂と身体)のうち魄(体)を担当する『ドールズ・ウォー』。臆病でルナの服のすそを掴んでないとどこにもいけないような、かよわく儚い女の子。であるが、その実はルナ以外のなにものにも興味を持っていない。
遠目からはぬいぐるみを抱いた幼女に見えるが、世界に興味を持っていないためどこまでも残酷になれる(はたから見れば)二面性を持っている。一人称はアリスで、幼い話し方をする。ルナに従い、ルナを愛することにしか興味がないため人間と関わり合いになることは基本ない。他の終末少女と格は同じだが、ゲームではずっと秘書に任命されていたためNo2の地位を自負している。
・お姉さんの方のヒロイン:アルカナ・アーカイブス
モデルは吸血鬼。豊かな胸を持ち、ルナの顔をそこにうずめることが好き。異能は6つのエレメントのうち水を操る『ブラッドレディ』。それよりなによりも膝の上に乗っけることに命をかけている。また、主人公の体液をなめるのが大好きな変態でもある。その口の中には牙を隠し持っているが、彼女も神の一柱であるため血を吸う必要は実はない。
いつもルナの汗とかよだれとか、それか間接キスのことしか考えていない。一人称がわしで、厨言葉を使って話す。実はルナの錬金術知識の大本はこの子。薬物や魔術工学の造詣が深く、不変であるはずの終末少女にナニと言わないが生やせるほど。自分が二番さんなのはわかっているため、必死にルナのことをサポートして捨てられないように頑張っている。そして自分が一番ルナのことを分かっていると思っている。なお、ルナもそう思っているので両想い。
・二部で参加した戦闘狂:コロナ・アーカイブス
モデルはドラゴン。異能は6つのエレメントのうち火を支配する『ドラゴニックオーラ』。黙っていれば、いいところのお嬢様に見えるくらい外面はいい。ただし少し話せば、勝気な笑みを浮かべるけんかっ早いだけの考えなしだと分かる。
ルナと組み手をするうちに自我に目覚め、誰構わず試合を挑む道場破りのような性格になった。実は強力な遠距離攻撃手段を持っている(ステータスとしてはそちらに特化)が、近接が好きなので負けても拳で挑むことをやめない。身体能力を相手と同等まで下げるので、相手が武術の開祖クラスだと普通に負けてしまうことが多い。一人称は私で、乱暴な言葉使いをする。お馬鹿な上に思ったことをすぐ口にするので、よくプレイアデスに嗜められている。
・二部で参加した苦労人:プレイアデス ・アーカイブス
モデルは星喰い=スターイーター 。異能は星辰を管理する『ゾディアック』。錫杖を手に、不敵な笑みを浮かべる少女。実は仲間も中二病言語を理解していなかったりするが、ルナだけは理解してくれるので懐いている。
一見すると不思議ちゃんだが、中身が意外と常識人であるためコロナの考え無しの猪突猛進には苦労させられている。ルナは終末少女には甘くて叱ってくれないから、結局この子が叱る羽目になる。すねて闇夜を見渡しているうちに感情を得た経緯がある。ざわめき程度の音がする静かな夜が好き。攻撃手段は主に大質量の星を落とすこと。いつもつるんでいるコロナのことは実は苦手だが、放っておくと胃が痛くなる気がするのでお目付け役をしている。
・二部で参加した変態枠:ミラ・アーカイブス
モデルはユニコーン。異能は6つのエレメントのうち風を起こす『ストームキャリアー』。主人を背に乗せたい系の変態幼女。額の上に小さな一本角が付いている。ユニコーンは処女厨なものだが、実はルナは非処女だったりする。アルカナが生やす薬を作れるから。
ルナの気を引きたくて、出来るだけ口調を幼い話し方に寄せようとしている。そうこうして構ってもらえるのが嬉しくてつい殴ったり乗られたりと、なぜかドMの方に行ってしまった幼女である。ルナでなくても仲間なら手を出してもらえると嬉しい。それ以外には人間にも魔物にも興味がないが、仲間のためなら苦労は厭わない。まあ、どれだけやったところでそれ以上の迷惑を普段からかけているのだが。
・お留守番枠その1:ケテル
モデルは天使、白い羽根を持っている。異能は6つのエレメントのうち光を担当する『エンゼルリング』。外見で並べた場合、最年長枠は頼りにならないコロナになるが、アルカナと並んで長女役。おっぱいの大きさも一番。
厳格と言う設定があるため、秒単位で規則正しい生活を送ることを心がけている。一人称は私。ルナを呼ぶときには主と言う。金色の瞳はいつも困ったように揺れている、少し頼りないお姉ちゃん。
・お留守番枠その2:リリム
モデルは魔法師。異能は6つのエレメントのうち地を支配する『クレイコフィン』。理系で生真面目そうな外見に反してめんどくさがりやである。ルナが外で遊んでいる時(本編の時)、ずっとベッドでだらだらしていた。
基本的にあまり表に出てこないが、ルナの頼みなら聞く。一人称は吾輩。偉そうな話し方をするが、他の終末少女を嫌っているわけではない。ルナを外の世界に連れていく生きているものが嫌い。もちろん魔物はもっと嫌い。昔にルナからもらった枕と布団が恋人。ただし、ルナの前だとちゃんと働く見栄っ張りでもある。
・お留守番枠その3:ザイン
モデルは堕天使で、背中に黒い羽根を生やしている。異能は影を統べる『メフィストフェレス』。ケテルをどうしようもないほど嫌っている設定があるが、感情は目覚めていないのでそれもポーズに過ぎない。眠そうな顔で、方舟のそこらへんをふらふらと飛びながら気ままに過ごしている。
会えばお世話してルナを堕落させようとするので、ルナは本編中だけ彼女のことを避けている。世界から世界へ移動する暇な時間、ルナは大体アリスの相手をしているか、アルカナに監禁されているか、ザインに軟禁されているかのどれか。一人称はあて。
・お留守番の子供枠その1:フェルミ
モデルは精霊。異能は魂魄(魂と身体)のうち魂を担当する『ソウルクラッカー』。幻想的な雰囲気といたずらっ子な気質を併せ持つメスガキ。ロリ達でもダントツに、コロナさえ超えかねないおっぱいを持っている。ルナに(性的に)挑発的な言動を繰り返すが、感情に目覚めているわけではなくそのムーブの意味を理解していない。
普段はリリムとお昼寝していることが多い。彼女に会いたいなら部屋を訪ねるべきだ。起こしてしまうと際限なく被害をまき散らす無差別攻撃系の女の子。破壊規模でいえば主人公に次ぐヤバさを持つ。要するにデメリットアタッカー。一人称はわらわで厠言葉。
・お留守番枠その2:ディラック
モデルは悪魔=バフォメットで、頭に羊の角が生えている女の子。異能は6つのエレメントでも異端の、空間を生み出す『カントリーロ-ド』。その角は石に近い感触だが、触るとくすぐったがる。魔法が得意で、不得意なことがあまりない万能型。
厄介ごとに首を突っ込み、場をかき乱す愉快犯的なメスガキ気質を持っている。悪いことをしても反省しない。絡み手を好み、力を誇示することは忌避している。密かに脳筋なコロナを嫌っている。でもツンデレだから皆に酷いことを言ってしまう。一人称はディー。
・お留守番枠その3:ティターニア
モデルは妖精、蝶の羽根付き幼女。異能は夢を統べる『フェアリールール』。魔法が得意で、接近戦が苦手と長所短所がはっきりと分かれている。また防御が低くHPも脆いが、それでも本編中にダメージを負うような敵はいない。
妖精の例に漏れずいたずら好き。ルナが相手なら叱られるのも含めて好きと困ったやつな、かまってちゃん。主人公には対応されること自体が好きと言う点ではミラと同じで、本気で頭をかかえられようとも貫き通す彼女を密かに羨ましく思っている。放置されると病んじゃう系の女の子。一人称はティタ。
※イラストはAiに描いていただいています。