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新生日本帝国  作者: 霧
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作戦会議です!

関ケ原


西軍陣営




「さて、ついに来たか」


俺の目線の先で徳川 家康率いる東軍が陣地を築いていた。

だいたい戦力は互角かな?


「失礼します!龍剣殿、敵の数はおよそ40万、我々とほぼ互角です!」


そういったのは毛利家の大名毛利 輝元である。


「わかった。直ちに作戦会議を始める!武将全員を招集せよ!」


「はっ!承知しました!」


数分後


「龍剣殿、お待たせしました」


そういって毛利 輝元の後ろには、宇喜多家、前田家、真田家、豊臣家、上杉家、石田家、織田家、佐竹家の大名や重人などがついてきていた。


「よし!これより作戦会議を始める!敵は現在南宮山で陣地を築いている。敵の数はおよそ40万だ!これは我々と同規模の戦力だが敵はこちらに攻めてこないだろう」


「確かに・・・我々には野戦砲と言うものがありますからね~」


そう!第二次関ケ原の戦いで徳川家を恐怖に陥れた秘密兵器の1つが野戦砲である。えっ?この時代の技術力では無理だろって?もちろん知っている。だからベルちゃんや俺の力で召喚しようとしたら『そんなチート能力使えません』って言われた。仕方がないので野戦砲を作るための工場や製鉄所などを作るために資源を召喚し、建設した。(ちなみにこれらは世界初の製鉄所と重工場になった。)あっ!実は蒸気機関も世界で初めて開発に成功したのでほとんどが機械で生産している。


「そう…それに、現在我々の野戦砲の運用方法は、迎撃か城を攻める時だ。もし、彼らが我々の野戦砲の性能を熟知していると仮定したら…」


「なるほど・・・向こうはこちらに攻めてこないと・・・しかし龍剣殿、その野戦砲の射程圏内に敵側がいたら意味ないのでは?」


「つまり野戦砲をそこまで持っていくということか?」


「はい、そういうことです」


「敵が平野や城にいたらそれは可能だが、残念ながら敵の位置は山の中だ。しかも敵の総大将である徳川がいる基地しかわからない。反対に言えばそれ以外は山の木で隠れている。そんなところに野戦砲を持っていくのはありえないのだよ」


「なるほど・・・承知しました・・・」


「だが、不幸中の幸いなのかわからないが、一番敵側に近い野戦砲が射程圏内に敵陣地が入っているそうだ。しかもその配置している周りには敵はいないし強力な防衛陣地を築いたそうだ。そこまでなら持っていくことを許可する」


「あっ・・・ありがとございます!」


「うむ・・・さて、つまり今回はこちらから攻めることになるのだが・・・作戦は・・・・・・・・・」


俺の作戦に周りがざわついた。しかし、俺が詳しく説明すると全員納得した。


「この作戦でいくぞ!」


「「「「「おう!!!」」」」」


「それでは作戦が始まるまでの間それぞれ準備を行ってくれ!」


「「「「「承知!!!」」」」」



さぁ~東軍の武将たちよ、覚悟はできているかな?


ちなみに龍剣のその笑みを見たものは、みなこぞってこう言った。


『悪魔が降臨した』と・・・・

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