閑話にすら満たなかった一コマ・その2
代償
「イカソーメンと蟹味噌、あとは……そうだな、刺し身の盛り合わせの特上を2つお願いします」
「お姉ちゃん、わたしカニ汁飲みたいな〜」
「分かった。じゃあそれも二つ。あとは……ぶどうジュースと生ビール。両方大で」
「かしこまりました。年齢確認だけさせていただいてよろしいですか?」
「あ、はい。免許証は……、……あ、古い方だこれ……」
「……もしかして」
「……ぶどうジュース、2つで」
◇◇◇
ロリ谷ちゃん
「なんか黑谷ちゃんが若返ってる……」
「……?おねえちゃん、だれ……?」
「えっと、わたしは……黑谷ちゃん……あ、アメちゃんの彼女……つまり、すっごく仲のいいお友達かな」
「じゃあ、あそんでくれるの?」
「うん、いいよ。何がいいかな?」
「アメ、ねむいから……おねえちゃんといっしょにおふろはいって、いっしょにねる……」
「お風呂?いいよ。わたしの背中洗ってくれる?」
「え……私出来れば前のほうが洗いたいかな」
「黑谷ちゃん?」
「あっやば」
◇◇◇
資金源
「完凸……完凸……餅も完凸……黑谷ちゃん、いくら突っ込んだの……?」
「三桁」
「お小遣い、そんなもらってるの……?」
「ううん、お小遣いは二桁ないよ」
「パチ?」
「ううん、これはパチじゃない」
「良かった……、……「これは」……?」
「……時々ね、100万馬券って出るんだ」
「アウトアウトアウトアウト!!!!」
◇◇◇
どっちも正解
「マネージャー、次の現場は?」
「はい、次は──」
「NoMAちゃん最近詰め込んでるよね〜、仕事」
「あれらしいよ、最近部活入ったから、その時間確保したいんだって」
「え〜、あの子出世頭じゃん。学校とかどうでもいいタイプって思ってた〜」
「ね。……まさか、実は学校とかじゃなくて好きな男でも出来たとか?」
「あはは〜!それあるかも〜!」
◇◇◇
物理的に
「黑谷ちゃん黑谷ちゃん」
「何?」
「黑谷ちゃんって全知全能じゃん?」
「そうだね。バリすごいよ」
「じゃあさ、黑谷ちゃんでも持てないくらい重い岩を作ることって出来る?」
「出来るよ。ほら」
「うわ岩出た……んじゃあさ、それ持てる?」
「え、無理に決まってるじゃん。これ、多分50kgくらいあるよ?」
「……あ、黑谷ちゃんが持てないってそういうことか……」
◇◇◇
母似
「ママ〜、また最近ブラキツいんだけど〜」
「あ、ミコも……結構……」
「ふふっ、2人とも成長期だもんね。いいよ、今度の週末で作りに行こっか。……どうかしたの?アメちゃん」
「いや……大きく育ったな〜、と」




