第24話「たのしいお泊まり会(その2)」
「だからさ、スマブラはDLCの性能をぶっ壊してpay-to-winを成立させた時点で格ゲーとしては二流未満なんだって」
「初っ端からクッソ過激な爆弾発言止めなよ黑谷ちゃん」
「テルミット反応」
「激しく燃えるもの言った」
晩ご飯も食べ終わり、部屋で桃鉄100年をブン回す俺達。
何故か偶然たまたま、唐突な巨大台風接近により明日は臨時休校になって祝日込みで実質的な四連休が成立し、それに伴って父さんも向こうにもう一日長居するとのこと。
黑谷ちゃんはどの面下げて「ラッキーだね、白山くん」なんて言ってたのだろうか。
「別にいいじゃん、そんなこと」
「アメ、お風呂沸いたわよ。ちゃっちゃと入っちゃいなさいな」
ドア越しに声を掛けた黑谷ちゃんのお母さんに、彼女は「はーい」と軽く返事する。
そして一旦中断、ついでにアイスとおやつも取りに行こうということで俺達はパジャマを持って部屋を出た。
「っていうか、やっぱり白山くんはジェラピケ着てるんだ」
「そりゃね。っていうか黑谷ちゃんがTシャツ1枚族なの意外」
「そう?ジェラピケ着てると思った?」
「ううん、裸族だと思ってた」
「じゃ一緒になる?裸族」
「ノータイムでそれが出てくるの怖いよ」
リフォームしてるのか、少し広い脱衣所で制服を脱ぎ、黑谷ちゃんのお母さんの好意に甘えて洗濯籠に放り込む。
そして浴室の引き戸を開けると、そこにはうちのと比べて倍以上の広い浴槽、それも肩にお湯かけてくれるやつとジャグジー機能付きの豪華なやつが鎮座していた。
「え、すご……」
「なんかママがここは譲らなかったんだよね。「せっかくお金あるんだからお風呂とベッドはお金かけた方が良い」って」
「多分ファインプレーだよそれ」
椅子に座りながらそんなことを言う俺の背中を黑谷ちゃんは丁寧に、ねっとりとした手付きで洗っていく。
だいぶセクハラだが、さっき歯磨きをさせてもらったがために俺に何か言う権利は一切残されていない。
まあ俺的には差し引き大儲けだから何も問題はないんだけど。
「すごいよね、白山くん。歯を見せられただけであんなマゾいメス顔晒すんだもん。被食願望とかあるの?」
「……黙秘権を行使します」
「ふふっ、そっか。白山くん、ホント良かったね。日本に遵法精神があって」
「……待って、何するつもりだったの?」
「ん〜、まあレーティングがR-18Gになるだけかな」
「カニバリズム踊らないでよ」
そして黑谷ちゃんはシンエヴァのマリみたいなことを言いながら俺の髪を洗い、俺も交代して黑谷ちゃんの髪を流す。
長くて若干ウェーブの掛かった水色の髪は細っこい身体つきも相まってここだけ切り取るとほぼほぼ儚げお嬢様。
「手術痕とかつけようか?」なんて不謹慎に黑谷ちゃんは笑っていた。
「さ、でもここからがメインコンテンツかな」
「メインコンテンツ?」
「うん、白山くんのデカメロンが水面に浮くのを眺めるっていう重要なイベントだよ。……あ、でもこればっかりは独占したいんだ。みんなごめんね?」
「え?黑谷ちゃん、何しようとして




