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狂極連合

久しぶりぃ!マジで!

「あーやっと学生の勤め終わりっ!」

夏休み明けの久しぶりの学校。

学校が終わり5人で帰路につく。

「学生の勤めって…お前1つも宿題してなかったじゃん。」

久しぶりなのに速攻でうるさいぞきんに君。

「次もまた進級が危ないんじゃないか?」

また意識飛ばしてやろうか辻君。

「いやーでもこうやって並んで歩くのってなんかいいっすね!」

いつも一緒にいるけどお前同学年に友達いないの?なんだかマジウケる。

「…普通の学生ってのもいいもんだな。」

相変わらずのクールだねズッ友。

談笑しながら皆で歩く。さてアンジュに行こうよとか言い出すか。


校門を出ようとしたその時──低い声が聞こえる。

「よぉ…。」

リックとポッターの2人が立っていた。

「…リックとポッター。どうした?」

鷹鬼が短く問う。


「すまねえ。少し時間くれ。」

リックがそう言うとただならぬ気配を感じ5人は着いていく。

人通りをまばらな小さな路地。

そこへ着くとリックが口を開く。

「ヘルズエンジェルが動いている。朱雀会。獅凰連合。ブラッディローズ。次々に取り込んで手中に収めている。」


あぁ久しぶりだからアンジュ行きたい。


「マジかよ!朱雀会は荒っぽい連中でまとまらねえって話だったのに!」きんに君が声を上げる。


みさぴは今日も可愛いんだろうなぁ。ふへぇ。


「やり方は単純だ。力でねじ伏せる。ヘルズエンジェルの勢いは留まる事を知らねえ。」

ポッターが補足的に教えてくれる。


ダーリン!好きだっちゃ!とか言わせてみようかな。


「このままだとヘルズエンジェルは近隣のチーム、学校を取り込み街全体を支配するだろう。」

リックは重苦しい声を出す。


中世ヨーロッパっぽく呼んだらミセリス。ミセリスいいねぇ。絶対貴族の娘的立ち位置だろうな。


「…狂極連合は?」マジウケが低い声で聞く。

「狂極連合は"正々堂々"ってのが主義だから無闇矢鱈に兵隊は増やさねぇ。だが──」

ポッターが言い切る前にリックが言葉を継ぐ。

「だがヘルズエンジェルとやり合うには狂極連合だけじゃちと足りねぇ。そこで次に狙うのはお前らだ。」


ぴっぴっぴーぴっぴっぴーみさぴっぴしゅき。


「…俺ら?」鷹鬼が眉をひそめる。

「あぁそうだ。狂極連合に双天鬼を取り込めばヘルズエンジェルとやり合える。」

「…もし従わなかったら?」鷹鬼の声に怒りが混じる。ポッターは目を細めながら言った。

「その時は──力でねじ伏せに来るだろうな。」


「…久里鬼…どう思う?」

「へぁ?えっあっ…。」

どうしよう何も聞いてなかった。

「えと…ど…どんなやつが相手でも潰すだけだ…。」

「…相変わらずだな相棒。お前の言うように喧嘩は避けられねぇ…だが無茶はすんなよ?」

危ねぇ!なんとかなった!

これから先抗争の波は避けて通れない。

確信に近いものを皆が感じていた。


狂極連合。

頭の"中谷"の名前はよく耳にするが…

一体どんなやつなんだろうか。

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