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嵐ヶ丘への客

突然の来訪者。

一体誰が。

黒天会との決着から数日が経ち普通の生活を送っていた。だが今日の嵐ヶ丘はそわそわしている。

バレンタインである。

朝から鷹鬼の前に見た事もないくらいのチョコが積み上げられていく。

最近の騒動で有名になったのもあるがなんせ鷹鬼はモテる。

目を丸くし多少驚いている様子だが静かに「…ありがとう。」と1人1人にお礼を言っていく。

俺の元にもチョコは届いたが「ありがとう。でも受け取れねえんだ。ごめんね。」と断る。

鷹鬼はあんな状況だ。

俺は期待しつつ辻と松浦を見た。

きっと「久里鬼のやつバレンタインチョコ断っててよぉ。」「きっとみささん一筋なんですね!」などとみさぴに言ってくれるはずだ。

するとあら不思議。それを聞いたマイエンジェルが「もう。少しは他の女の子にも優しくしてあげて?…でもそんな少し不器用なで真っ直ぐなとこが大好きだよ。ヨッシー。」

って絶対にそうなる。ふへぇ。幸せ。ヨッシーみさぴを抱きしめちゃう。

だが辻と松浦もチョコを貰い浮かれ散らかし全然こっち見てない。あぁもうバカ!

すると誰かが叫んだ。

「おい!誰かが正門のとこに来てるぞ!」

えっ。本当かい?もしかして…わざわざみさぴ学校までチョコを…?さぁ。嵐ヶ丘生徒の諸君。目に焼き付けな!マイエンジェルの可愛さ!そして輝きを!

俺はニコニコしながら正門の方を見る。

…?なんかでかくね?あぁ…あれリックだ。

「鷹鬼。リックとポッターが正門に来てる。」

「…リック?とりあえず行ってみるか。」

2人で正門へと向かう。

「おう。リックとポッター。どしたん?誰かにチョコでも渡しに来た?」

「ちげえよバカ。今日は正式に詫びを入れに来た。」

「…詫び?」

「鷹鬼。あの日の事本当にすまねえ。どう詫びればいいか分からんが頭を下げさせてくれ。」

リックが頭を下げる。

「手負いの状態で俺に勝つなんてお前はすげぇよ。本当に完敗だった。」

ポッターも頭を下げる。

「…終わった事だ。気にしちゃいねえよ。」

ねえ?みさぴかって期待させてそしてその期待を裏切った事の詫びは?ねぇ!

「そんな怖い顔すんなよ久里鬼。もう俺らはお前らと揉める気はねえ。仲間と思ってるしなんならお前らを尊敬もしている。」

リックは笑いながら言葉を続ける。

「お前らって強いし2人ともイケメンだし本当ズルいよな。」

えっ?イケメンて言った?リックしゅきぃズッ友。

「リック達も筋を通して男らしくてかっこいいぜ。リック達しゅき。」

「え?あ?しゅ…なんて?」

「しゅき!ズッ友!」

リックの手を取り固く握手する。

リックとポッターそして鷹鬼はドン引きして俺を見ていた。

今日からリック達もズッ友だょ?

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