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巨大なる影

おみくじの"最凶"の効果が新学期早々

発揮される。

新学期が始まり慌ただしい1日が終わる。

その日の夕暮れ。俺達4人は屋上にいた。

「黒天会ねぇ…」タバコをふかしながら呟く。

「あぁ…リックが動くそう伝えろって昼に奴らが。」

辻が重苦しい空気の中言う。

「俺も一緒にいたけど何も出来なかった。ちくしょう。」

「…大丈夫だ松浦。次は避けられねえ。必ず来る。」

鷹鬼は短くそう言った。



ーー翌日。

生徒達がザワつく。大きな体つきの男が正門から入ってくる。それに呼応するように鷹鬼と俺も正門へと向かう。辻と松浦も後ろから俺らを追う。

正門へつくとそいつと対峙する。

「お前らが双天鬼…だな?」

この威圧感…こいつがリックか…!

「おーわざわざ学校までご苦労さん。喧嘩しにきたん?」

リックは横に首を振る。

「いや。俺は他のチーム達のように乗り込んで抗争なぞする気はない。強い者同士正面からぶつかり戦いたいだけだ。」

リックはニヤッと笑う。

「決闘の申し込みだ。俺ら黒天会の代表。お前ら嵐ヶ丘の代表。5人ずつ立てて勝負をしようじゃないか。」

「…代表戦か。」鷹鬼が鋭くリックを見たまま言う。

「そうだ。条件はどちらも一緒だ。勝った方が"上"負けた方が"下"シンプルで分かりやすいだろう?」

「上等じゃねえか。デカイの。正面からのぶつかり合い…俺は好きだぜ。」

「面白い奴だな豪鬼。お前も十分デカイくせに俺をデカイの呼ばわりか。時間と場所はまた伝える。代表者を選出して待ってろ。」

そう言うとリックは立ち去って行った。

何あのちょーデカイ奴。俺よりちょっとデカかった。

デカい奴あるあるだけど普段自分サイズ見かけないから自分くらいデカイ奴見たら怖いんだよ!そして黒天会の頭だぁ?武闘派だぁ?怖いでしかないだろ。それに代表戦?そんなの漫画でしか見た事ない。まぁなんつーか結局怖い。代表に選ばれませんように。

「…俺と久里鬼と辻と松浦で4人として…」

あぁ…ですよねえ。代表なっちゃうよねえ。

「久里鬼。本当に5対5でやんのか?」

ビクッ!あっきんに君。ビビってない振りしなきゃ。

「あぁ仕方ねえだろ。逃げ道なんかねえ。正面からやって正面から勝つしかねえだろ。」

「俺も…やるんだよな…」辻は固く拳を握る。

「…もう決まった事だ。避けれない。」鷹鬼が言う。

話し合いで平和に交渉できないかな?あんな丸太みたいな腕で殴られたら死ぬ自信ある。

あとシンプルにリックの見た目が怖い。

「…よろしくな!相棒!」

ビクッ!あっ鷹鬼。

「おう!やってやろうじゃねえか!」

避けられない戦いが今始まるーーー

5対5かぁ。こっちは俺と鷹鬼と松浦と辻。

あれ?1人足らなくね?話し合いで平和的解決の

余地ありじゃね?

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