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クリスマス

えへへ。クリスマス。デート。幸せ。

今日はクリスマス。ジンゴォベルだ。

雰囲気も手伝い告白成功率が限りなく100パーセントに近くなる素晴らしい日だ。

ありがとうクリスマス。フォーエバークリスマス。

俺は勇気を振り絞りみさをクリスマスデートへと誘った。もちろん返事はOKだ。

そうだよね。まだ告ってないだけでほぼカップルだし。好きぴだし。愛方だし。

今日はいつも以上にしゅきしゅきビームしちゃうぞぉ!


「お待たせヨッシー!」

待ち合わせ場所に現れたみさ。

あぁ同じ時代に生まれたという奇跡よ。

地上に舞い降りた天使よ。いつもに増して可愛いじゃないか。ほんと輝いている。


「どうしたの?そんな見つめて。」

「いや…なんでもない。そんな事より今日は楽しもうぜっ!」

「うふふ。何か変なの。じゃあ行こう。」

俺の手をとり引っ張るみさ。あーもうこれはほぼ結納状態だろ。勝手にみさの兄さんを心のなかで義兄さんって呼んでるしこれは親戚付き合い開始だろ。

クリスマスマーケットには色々な店が出ている。

「これ一緒に飲もう!」

ホットチョコレートだ。甘いのしゅきい。

でもカッコつけたい。

「家では普段コーヒーしか飲んでねえからすごく甘く感じるな。」

「えー甘いの苦手?よくコーラ飲んでるし甘いの好きかと思ってた。」

やばい。不満そうだ。カッコつけミスった。

俺は起死回生の一手に出た。

「って鷹鬼なら言うだろうな。俺は甘いの好物だよぉうふふ。」

「良かった!じゃああっちに売ってるチュロスとかも食べよっ!」

んー何の違和感もなく誤魔化せた。いつも助けになってくれてありがとう。鷹鬼。さすがズッ友。


そうこうして歩いていると大きなツリーの前で足を止めた。

「綺麗…」みさが呟く。

「みさの方が何倍も綺麗だよ。」言っちゃった。

「えっ急に恥ずかしいじゃん。」照れるみさ。

あれっ?しゅきしゅきビーム今じゃね?最高の状態じゃね?いつ告るの?今でしょ!

「今思えば本屋で連絡先交換してからずっと一緒にいるよなぁ。」

「そうだね。なんだか長いような短いような。」

「色々怖い思いもさせたし心配もかけた。でもこれからも一緒にいてくれる?」

「当たり前じゃん!これからも一緒にいるよ。」

みさが手を握ってくる。

鼓動が早くなる。

大きな喧嘩の前でもこんなに鼓動が早くなった事なんてない。

心臓の音がみさに聞こえるんじゃないか。そう心配になるほど胸が高鳴る。

みさの目を見つめる。

「みさ。良かったら俺と付「やぁ。久里鬼くんとみさじゃないか。」」

「あっタカ兄!」

「タカ、タカ、次は何食べると?次は何食べると?」

あー将来の義兄さん予定のタカさん。すみません。今日はぶっ殺す。

「2人もここに来てたんだね。僕らもクリスマスムードに酔っちゃって立ち寄ってみたんだ。毎年の事だけど相変わらず人が多い。」

義兄さんは疲れたような表情をする。

疲れたなら今すぐ帰れ。マジ大事な時だから。

「さて休憩がてら食事でもしようかな。2人も一緒にどうだい?今日はクリスマスだしご馳走してあげるよ。」

「えっいいの?ありがとうタカ兄!行こうヨッシー!」

俺はこの日殺意と冷静の間で狂いそうになった。


參得亜が俺の殺しのリストに追加された日。

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